【車中泊350泊経験者が教える!】雨の日でも車中泊を満喫!雨天の楽しみ方ガイド5選
目次
【雨の車中泊のいいところ】①雨だからこそ楽しめる観光スポットがある!
「雨だからこそ楽しめる観光スポット」…なんのこっちゃって感じですよね。
日常生活では、多少の雨でも時間が限られているので行きたいところへ行くと思います。
時間に余裕がある長期の車中泊旅だと、雨の日の過ごし方は悩ましいところ。
私は雨の予報が出ると真っ先に探すのが図書館です。
図書館といっても最近の図書館はカフェやシェアスペースを設けていたり、蔦屋書店が入っていて最新の本を読んで買うことができたりもします。
有名なところでは、富山のガラス美術館と併設する「富山市立図書館本館」や、佐賀の歴史博物館併設の「武雄市図書館」など。
ここはもう図書館の枠を超えて立派な観光地です。
せっかくの晴れの日に図書館でゆっくり過ごすのは真夏日以外考えられないので、雨の日だからこそ楽しめる観光スポットとして利用しています。
実際、上記図書館以外にも熊本の「宇城市立図書館」や高知の「雲の上の図書館」も利用しましたが素晴らしかったです。
どちらの図書館もスターバックスやカフェが入っていて、指定の場所でコーヒーを飲みながら本が読めます。
こんなに贅沢なことはありませんよね!
美術館も雨の日の観光スポットとして利用しますが、青森の「十和田市現代美術館」のように屋外展示も面白そうな場合は逆に雨の日は避けます。
趣味や興味によって、ご自身の雨の日スポットを探してみてください。
【雨の車中泊のいいところ】②屋外観光スポットが空いている!
雨の日に観光地に向かうと、やはり観光客は少ないです。
ツアーなどで行程が組まれている人は天気関係なく訪れますが、天気によって行く行かないを選択できる人は行かない方が多いでしょう。
写真は有名な北海道美瑛の「青い池」です。
「えっ!緑でしょ?」と思いますよね。
訪れた日は前日から雨。これは雨が上がった隙にシャッターを押した一枚です。
青い池を目指してきたのに残念と思うか、それともこういう表情もあるのかと思うかは、あなた次第。
私は後者で後日改めて訪れた時は、観光写真のような青さではありませんでしたが「まあまあ青い池」でした。
今では「青くない池」と「まあまあ青い池」は旅話のネタになっています。
また雨の日に襟裳岬に到着しましたが、雨と断崖絶壁と暗い海が雰囲気抜群。
普段なら観光客で多い人気の観光スポットもゆっくりみて回ることができます。
ぜひ予報が雨でも一度、出かけてみてください。私がおすすめするのは「池」と「岬」です。
池は天気が変われば濁ったり違う色になったりする時があり、岬は雨天時の方がより日本感が増し、味が出るというところでしょうか。
演歌が似合いそうな景色です。
【雨の車中泊のいいところ】雨天時の写真は普段見られない表情!
私が雨天時におすすめしたい写真スポットは神社とお寺です。
特に日本っぽいというか、和のものが雨に似合うと思います。
紫陽花園や桜舞う景色も、雨の日に撮影するといいかもしれません。
プロの写真家ではないので感じたことしか言えませんが、神社やお寺は雨天時でも暗さで雰囲気が三割増しな感じがします。
これが富士山や、雄大な景色が広がる北海道であれば、青空がいいに決まっていますが…。
梅雨時期も日本の季節の移ろいと考えれば一つのテーマになります。
写真は福岡県の宗像大社で撮りました。
傘をさしている人がうまく風景にマッチしていると思いませんか?
このように、いつもと違うテイストの写真が撮れるのが雨の面白いところです。
明るさ(露出)を抑え気味に撮ると雰囲気がグッと出て良い写真が撮れます。
ただ、傘をさしながら撮っているので少々面倒ではありますが…。
【雨の車中泊のいいところ】車中泊の安心度が上がりゆったり過ごせる!
雨の日の車中泊は、雨音以外の音があまり聞こえず静かな時間が過ごせます。
たまに道の駅や公園などが溜まり場になっていると口コミに書かれていますが、雨の日はさすがに外では集まらないようです。
雨の日はそういった口コミを無視することが多いです。
また雨の日は、道の駅や公園などに車中泊で訪れる人や少ない気がします。
地元の人も晴れの日ほど多くいません。
やはり雨の日は長期で旅に出ている人か、どうしてもその場所を利用せざるを得ない人しかいません。
確かに車中泊中に雨が降るといろいろと面倒が増えますが、利用者が少ない点は唯一うれしいところです。
では雨の日がよいのかと聞かれれば、もちろん晴れの日がいいですけどね!
【雨の車中泊のいいところ】雨が降ると涼しい!
雨の日は晴れの日よりは若干涼しくなります。
日差しもない上に、アスファルトや車が濡れて温度が下がります。
同じ20℃でも体感が違います。
やはり太陽の力というのはすごいですね。
陽が当たる場所は、気温プラス5℃くらいあるように感じます。
ただし雨が降ると湿度も上がるので、全てがいいわけではありません。
晩秋〜初春は寒さに拍車がかかるので雨はあまりプラスに作用しませんが、特に初夏や秋口などは恵の雨!
私だけかもしれませんが、梅雨前後の季節で雨予報だと車内が高熱になりにくいので、常温保存できるワインや焼酎を買います。
酒呑みだけが気にすることかもしれませんが、温度が上がりすぎるとワインは劣化しますし、焼酎もいざ飲もうとした時にぬる焼酎だと興醒めです。
基本的に雨は嫌いですが、たまにはいいところもあるのです。
まとめ
せっかくの旅なので、もちろん雨よりは晴れの方が過ごしやすいです。
ただし日本にいる以上、雨は避けられません。
雨から逃げ回ったとしても、必ず日本全国で雨なんて日もありますからね。
それなら少しでも上手に付き合う方法を考えた方がベター。
今回は私なりにポジティブな面や雨の日の過ごし方を紹介しました。
ぜひ、参考にしてみてください。