日本一周ライターが利用している無料車中泊スポット!穴場も紹介
目次
【車中泊350泊以上】道の駅での車中泊のポイント
最初に断っておきます。
道の駅では「どこまでが仮眠で、どこからが車中泊か?」の議論はこの記事ではしません。
線引きはなかなか難しいと思います。
車で旅をしている時、安全面を考慮するなら道の駅を車中泊スポットに選ぶのが一番だと思います。
街灯があるので明るく、トイレや水場もあり、警察車両が巡回しているところも多いです。
ただし、一部の道の駅では車中泊を禁止しているので注意が必要。
ほとんどの道の駅では「車中泊可」または「車中泊不可」の看板はありませんが、設置してある注意看板やホームページなどの情報は事前に確認しましょう。
車中泊を始めた頃、夜遅くにとある道の駅に到着。
注意事項の看板に気づかずに寝てしまい、翌朝目覚めてはじめて「駐車場での仮眠は可能ですが、宿泊を禁止します」と書いてある看板に気づいたことがありました。
宿泊を禁止している道の駅で朝まで寝てしまったことを後悔。
次からは事前にインターネットで「道の駅〇〇 車中泊」で過去の車中泊者の記事を検索して、現地の情報も手に入れるようにしました。
その後、禁止場所で車中泊をしたことはありません。
車中泊で道の駅を利用する時は、道の駅のルール厳守です。
【車中泊350泊以上】公園を利用した車中泊の方法
車中泊で一番多く利用しているのが道の駅、その次が公園です。
公園も道の駅と同様、「車中泊可」または「車中泊不可」を掲げている看板はあまり見たことがありません。
もちろん、「車中泊不可」の看板がないからといって、全ての公園が車中泊OKというわけではありません。
おすすめできないのは「民家が近いところ」。
民家が近い場所は通報される恐れがあります。
住民にしてみたら、長時間停車していて、窓から光が漏れている他県ナンバーは怪しく見えてしまいます。
逆におすすめなのは、24時間開放の大きな駐車場があり、人気が少ない森林公園や河川敷公園。
地域の住民に不審がられたり迷惑になったりする可能性が低く、利用しても大きな問題がないと思います。
最近の公園はトイレがきれいなところも増えてきて、大型車も入ってこないので、寝るには最高の環境です。
ただし、陽が落ちると人気がなく治安に不安が残るので、女性の一人旅にはおすすめできません。
【車中泊350泊以上】キャンプ場での車中泊のメリット
無料のキャンプ場があるのを知っていますか?
昨今のアウトドアブームで有料キャンプ場の快適度が上がっていますが、無料キャンプ場の中にもなかなかいいスポットがたくさんあります。
私は道の駅などの寝られそうな場所が見つからない時、無料のキャンプ場を検索。
近くにあれば利用しています。
キャンプ場は、車中泊の悩みの1つであるゴミの処理が簡単にできるのがありがたいです。
また、外で調理が可能になるので車内のにおいを気にせずに食材を選べます。
キャンプ場によっては事前に予約が必要なところや、車の乗り入れ不可のところもあるので注意してください。
マナーを守らない利用者が多いと、せっかくの無料キャンプ場が閉鎖されてしまうこともあります。
キャンプ場のマナーは必ず守って利用しましょう。
【車中泊350泊以上】コンビニなどの駐車場での車中泊は?
今まで利用したことがありませんでしたが、今回の旅で「コンビニエンスストア」と「漫画喫茶」の駐車場で1泊ずつ利用しました。
どちらもこれ以上の運転が困難なくらい疲れている時でした。
これが本当の「仮眠」ですね。
お店には「ちょっと寝かせてくださいね」と断りを入れています。
よく見るとコンビニでは数名のトラック運転手が寝ていますし、漫画喫茶では普通車で寝ている人もいました。
もしかしたら、コンビニでは商品を購入したし、漫画喫茶は利用したので快くいいよと返事をいただいたのかもしれません。
コンビニや喫茶店の駐車場の利用は本来一時的なものなので、時間帯やお店の方針によっても対応は違うと思います。
車中泊場所としてはおすすめしませんが、どうしても運転が辛い時や眠気に勝てない時は、お店の人に確認を取った上で利用を検討してみてください。
利用する時は、くれぐれも図々しくならないように朝のピーク前には出発しましょう。
【車中泊350泊以上】海と山での自然を満喫する車中泊
海と山は車中泊場所の穴場です。
海はオフシーズンの海岸線や漁港周辺、山は登山口駐車場が車中泊に向いています。
特に休日前は釣り人や登山者が前夜からたくさん来ているので安心です。
私も釣りをする日は前夜に入ります。登山の時も同様に前泊します。
登山口はだいたい駐車場があるのであまり問題ありませんが、海の場合は注意が必要です。
海岸沿いはやわらかい砂地のところがあるのでタイヤがはまらないように注意。
また、漁港周辺は漁師さんの邪魔にならない場所に駐車してください。
漁港は明確にこの場所がいいとは言い切れない部分があるので、慣れないうちは釣り人と同じ並びに駐車するのが無難。
大きい漁港の近くには公園があることも多いので、そちらを利用してもいいかもしれません。
車中泊はマナーを守って楽しく
最近はRVパークが増えてきました。
まだ一度も利用したことありませんが、都心部では車中泊スポットがないので利用を検討中です。
車中泊場所の選択肢が増えるのはうれしいですが、最近は車中泊のマナーが問題になることも多いので、規制が厳しくならなければいいなと思います。
車中泊旅は施設の理解があってこそできる娯楽。
今回は5つの場所を紹介しましたが、くれぐれも施設のルールに沿った行動をしてください。