新Quokkatop

ダイハツ販売店のオリジナル軽キャンパーって、業界初かも?



先日(10月30日、31日)開催されたお台場キャンピングカーフェア2021にも展示されていた三島ダイハツの軽トラックキャンパー・クオッカを紹介します。

富士ヒノキをふんだんに使った暖かみのある内装。

積み木のような箱を組み合わせることで、イスにしたり、階段にしたり。

テーブルとともに車外に持ち出せばアウトドアダイニングセットになる技ありのしくみ。

そして、細かく豊富に設けられたオプション装備でカスタマイズしやすいのが特長。

便利さは欲しいけど、ごてごてした内装は要らない。

そんな方向けの新モデルについて詳しく見ていきましょう。

三島ダイハツ
タイプ:軽キャンパー
ベース車両: ダイハツのハイゼットトラック パネルバン
乗車定員:2名
就寝定員:2名
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,940mm
価格:2,198,900円(税込)~
公式サイト
https://www.mishimadaihatsu.com/camper/quokka/

コンセプト

クオッカ (Quokka)

社名から見て分かるように三島ダイハツは静岡県にあるダイハツ車の販売店。

創業は昭和24年ということですので、かなり長い歴史がありますね。

昭和48年にはダイハツ工業から地区販売店として認定されていますが、そこから数えても老舗と言えるでしょう。

三島ダイハツでは、もちろん主にダイハツの新車および中古車販売を行ってきましたが、平成22年にキャンピングカーの展示場を新設。

現在はRV ランドレクビィ、バンテック、フィールドランド、フロットモビール、ファンルーチェなどの著名ビルダーのキャンピングカーも販売しています。

クオッカ (Quokka) 2

そしてこの度、初めて三島ダイハツオリジナルのキャンピングカーとして新発売したのが本記事で紹介するクオッカ。

モデル名になっているクオッカというのは、オーストラリアのパース海岸からすぐの所にあるロットネスト島に生息する有袋類(カンガルーのようにおなかに袋がある哺乳類のこと)。

「いつも笑っているような愛くるしい顔の人気者。いつでも一緒に居てもらえる相棒になってほしいと思って名付けました」(三島ダイハツ公式サイトより抜粋)とのことです。

軽貨物4ナンバー登録。乗車定員2名、就寝定員2名となっています。

スルガ銀行キャンピングカーローン

外装

ダイハツ工業のディーラーである三島ダイハツが開発しただけに、クオッカのベース車となっているのはダイハツのハイゼットトラック パネルバン。

素のままでも重厚感があってカッコいいと思います。

アクリル二重窓

外装は、オプションでアクリル二重窓(網戸・シェード付き)にできるのとサイドのデカール(ステッカー&シール)によるデザイン処理だけで、大きな変更はないようです。

レイアウト

レイアウト

屋根、床、側壁、全てに富士ヒノキを貼ってあって山小屋のような雰囲気。

以下で紹介する家具類も富士ヒノキでできています。

進行方向に向かって左右に横向きのベンチシート。

ベンチシートの前には横長のテーブル。

運転席と助手席の後ろには収納スペース。

後述しますがここにはオプションの電子レンジがすっきり収まるようになっています。

そしてクオッカの大きな特長の一つと言えるのが、4つの「トランスフォーメーションボックス」

頑丈な木製の箱で、ベッドの一部にもなるし、持ち運び簡単なので、外に出してイスにもできます。

重ねれば、子どもでも乗り降りがしやすくなるエントランスステップ(階段)としても使えます。

ベッド展開

最初に見たとき、テーブルが室内の真ん中にドーンとあるので、「どうやって寝るの?」と思いました。

ですが、心配は無用。テーブルの脚が途中でスポッと取り外しができるようになっています。

外して低いテーブル状になった状態で左右のベンチシートの間に置くと、まっ平に。

そして、トランスフォーメーションボックスを並べると運転席と助手席のすぐ後ろまで、富士ヒノキのベッドに早変わり。

この上にエアマットなどお好みのマットを敷けばヒノキの香りに包まれてぐっすり就寝できるでしょう。

照明

LED照明

標準でエントランス上と天井の中央にLED照明を設置。

収納

収納

進行方向に向かって右側のベンチシートの下と、運転席後ろの頭上に吊り棚助手席後ろの収納ボックス、そしてトランスフォーメーションボックスの中にも荷物が積めます。

電装系

家庭用コンセント・USBソケット

標準で100Aのサブバッテリー、走行充電装置、家庭用コンセント・USBソケット、

集中パネル

居室でナビをコントロールできる集中パネルを装備。

電子レンジ、16Lの冷蔵庫

オプションで、ソーラーパネル(154W)、電子レンジ、16Lの冷蔵庫の設置とバッテリーをリチウムイオンバッテリーへ変更することができます。

次のページ⇨ 空調とオプション装備について紹介します!

空調

FFヒーター

これもオプションですが、FFヒーターが設置可能。

運転席と助手席の間と、左側ベンチシート下に温風吹き出し口が付けられるので、前後から車内全体を温められます。

オプション設定の装備

ここまでの各装備の紹介の項でもオプションが多かったのですが、そもそもこのクオッカ、標準装備は集中スイッチとサブバッテリー、LED照明、富士ヒノキの家具類のみ。

そこからお好みでカスタマイズするというスタイルです。

細かなニーズに応えられるように、オプション装備はとっても豊富。

先述したリチウムイオンバッテリーやソーラーパネル、電子レンジ冷蔵庫のほかにどんなものが用意されているかというと、

リチウムイオンバッテリー

バッテリー残量計、AC入力&AC充電器&室内コンセント(いわゆる外部電源設備)、外部電源なしで家電が使える1500Wサイン波インバーター。

遮光・断熱関連では、車内の断熱を強化する高断熱材パーフェクトバリア(床・天井・壁)、遮光カーテン(フロント・リアセット)。

オーディオ&ビジュアル機器のオプションも充実していて、11.6型フリップダウンモニター(カロッツェリア製)、吊り下げ式リアスピーカー、サイバーナビ・ネットワークスティック・フロントスピーカーのセット。

ナビを活用した安全装置として、バックカメラもあります。

以上のように、シンクやコンロ、給排水タンクといった炊事関連のオプションはないものの、車中泊仕様車としては十分以上の装備をそろえることができるようになっています。

シンプルにおしゃれに、車中泊も普段使いもこれ1台でこなせる!

クオッカの居室部分

クオッカの居室部分は、壁も天井も床も家具も全てリアルウッド。

掘りごたつのようになっていてとても和みます。

2~3泊の一人旅か二人旅なら、これでスペース的にも機能的にも十分ではないでしょうか。

普段はテーブルやトランスフォーメーションボックスを自宅に保管しておけば、荷物をたくさん積める日常使いのクルマとしても便利です。

オプションにはないようですが、全塗装して色替えするのもおもしろいと思いました。

運転はラクラクな軽がいい。

車中泊も普段使いも1台でこなしたい。

シンプルでおしゃれな雰囲気が好き。

そんな方におすすめです!