手軽にできる!季節に合わせた「車内インテリアの模様替え」アイデア



模様替えアイデア1.ベッドやシートのカバー(ファブリック)を交換する

車内のベッド

カンタン&手軽に模様替えをするなら、ベッドやシートのカバーを交換してしまうのがおすすめ。

車内で大きく場所を取っているベッドやシートなどのスペースに手を加えてしまうのが、車内の雰囲気を変えるのに1番効果があります。

たとえば、夏場はベッドカバーやシートカバーを薄手のものにしてみましょう。

可能であれば夏らしい涼しげなカラーを選ぶことで、さらに季節感がアップします。

車内のベッド

冬場は厚みのあるニット素材やキルト素材のものを。

色味も暖かみのある色合いをチョイスするだけで、冬らしいインテリアを演出することが可能です。

またベッドやシート同様、車内で広い面積を取っているテーブルも、テーブルクロスやランチョンマットで模様替えをしてみましょう。

普段テーブルクロスやランチョンマットは使っていないという方も、ハロウィンやクリスマス、お正月など季節ごとのイベントのときだけ良いので、ぜひ使用してみてください。

季節やイベントに合わせたカラーリングのランチョンマットやテーブルクロスを敷くだけで、車内の雰囲気ががらりと変わりますよ。

模様替えアイデア2.バッグなど小物を入れ替える

バッグ等の壁掛けフック

車内にかけているバッグや収納などは、季節ごとに違う素材のものに入れ替えることで模様替えが可能になります。

筆者は暖かい季節は車内の収納はすべてカゴ素材に入れ替えています。

季節感が出るだけでなく通気性も良くなりますので、湿気の溜まりやすい夏の車内には適しているように感じています。

バッグ等の壁掛けフック

秋冬は、暖かい色合いやもこもこふわふわとした厚手の素材をチョイスしてみましょう。

色と素材で暖かみを出すことで季節感を出すことができますし、寒い冬の車内であっても気分はとても暖かくなります。

肌触りもかなりよいので、収納してあるものを取り出したりしまったりする際、冷たさにヒヤッとおどろくこともありません。

模様替えアイデア3.床にマットを敷く、はずす等

キャンピングカーの内装

車内の床部分に、マットを敷くかどうかでも雰囲気はかなり違います。

床の色合いにもよりますが、マットを敷かずに床の色合いをそのまま出しておくと、すっきりとしたさわやかな印象になることが多いです。

なにも敷かない分、拭き掃除などを徹底しいつも清潔できれいな状態にしておくのがポイント。

床の上にモノを置きっぱなしにせず、床面が全て見えている状態にしておくと、車内がとても広く感じます。

車内用マット

マットを敷く場合は季節感のある柄や布地をチョイスしてみましょう。

春夏はさらっとした薄手のマットにし、色合いも季節に合わせたさわやかなものを選んでみましょう。

秋冬は毛足の長い厚手のマットを敷いておくと、季節感が出るだけでなく、車内で過ごす際に底冷えを防ぐ効果があります。

どちらも車内で滑って転んでしまうことがないよう、裏側に滑り止め加工の施されたものを選ぶのがポイントです。

季節ごとの模様替え、季節らしさを出す3つのポイント

紅葉

ここからは、車内の模様替えの際「季節らしさを出すために押さえておきたいポイント」を3つほどご紹介します。

どれも車内の模様替えだけではなく、自宅でも応用が可能です。以下の内容をチェックし、模様替えの際に取り入れてみてください。

ポイント1.季節に適したカラーをチョイスする

季節らしさを出すためには、その季節に合わせたカラーのファブリックや小物類を揃えてしまうのが1番カンタンです。

では「季節に合わせたカラー」とは、どういった色が考えられるでしょうか。

例えば、春は桜の花に色合わせた優しい色合いのピンク系や、菜の花の黄色など、温かみがありながらも春らしい、ふんわりとした色合いのカラーが適しています。

反対に夏になると、「寒色系」のカラー(水色や青などのブルー系やグレー・シルバーカラーなど)を選ぶことで、涼しげな印象に仕上げることが可能です。

秋・冬は暖かみを感じる「暖色系」(赤やオレンジ、黄色など)を。秋には紅葉をイメージした赤やオレンジに、濃いめの茶色をプラス。

のクリスマス前後にはクリスマスカラー(赤や濃いグリーン・ゴールド)をチョイスすると、さらに季節感がアップします。

ポイント2.素材の違いで季節感を演出する

車内に飾ったり、車内で使用するアイテムの素材の違いで、季節感を演出することもできます。

夏は透明なものやカゴバッグで涼しげに。

清潔感のあるツルツルとしたプラスチック素材も夏に最適です。

冬はふわふわ系や厚みのある布、ニットやキルト素材のベッドカバーや膝掛けなどを選ぶことで暖かみが出て、冬らしい印象にすることができます。

ポイント3.季節を感じるアイテムを散らす

車内を飾るアイテムは、季節を感じるものをチョイス。

春は桜や菜の花など春の草花のドライフラワーや、造花などを車内に散りばめて。

桜が描かれた絵やポストカード、写真などを飾ってもよいですね。

夏は観葉植物系のグリーン(フェイクでも可能)や貝殻等がおすすめ。

中が見える透明な保存容器に貝殻を入れて飾ってもOKです。

秋はもみじの葉を画用紙に貼ったものを額に入れて壁に飾ってみたり、松ぼっくりやどんぐりを拾ってきて紐でつなぎ、壁掛けを手作りしてみるのはどうでしょうか。

冬はクリスマスやお正月などのイベントに合わせたアイテムや、雪をイメージしたアイテムを。小さめのリースやクリスタルのオーナメント、ポインセチアの飾りなどをフックで吊り下げると、車内をちょっとおしゃれに演出できますよ。

工夫を重ねて季節感のある車内インテリアに

車内の様子

今回は、車内でも可能な模様替えのアイデアや、車内で季節らしさを演出するためのポイントをご紹介しました。

「車内での模様替え」というとできることが少ないように感じてしまいますが、工夫次第で季節感を出したり、気分が変わるインテリアにすることは可能です。

ぜひ今回の記事を参考に、季節に合わせた模様替えをしてみてくださいね。