充実の標準装備を搭載する「リラックスワゴン インフィニティLCS」!かーいんてりあ高橋のインフィニティシリーズに新たなパッケージが登場
内装
レイアウト
インフィニティLCSでは前方にクーラーを搭載したコンソール、中央には車体左右に広がるロングソファーが配置されセンターにテーブルを構えるような設計となっています。
前向きに座れるのは運転席と助手席の2名だけなので、基本的には2人旅用を想定して製造されていますが、乗車定員自体は8名と客人を迎え入れての車旅も可能。
車体最後部にはシンク付きのギャレーが配置され、あまりスペースとして大きくはありませんが、ちょっとした作業を行うのには便利です。
ダイネット
ダイネットは横座り式のロングソファーでセンターテーブルを囲んで対座式となっています。
スペース的にも広く取られているので、車内でゆっくりくつろぎながら食事や会話を楽しむことができるでしょう。
車体左側のソファー下は収納スペース。手前側と奥側で分かれた2層式で、手前側は引き出し式、奥側はシートを跳ね上げて荷物の出し入れができるような仕様となっています。
車体右側のソファー下には電装系統(詳細は後述)の装備がまとめられているので、車内はスッキリと整頓された印象です。
ベッド
センターテーブルを取り外し、ロングソファーの背もたれのピースをシート間にはめ込んでいくと、1,800mm×1,700mmと家庭用のクイーンサイズ程度のベッドを展開することができます。
このサイズであれば、2人旅用としては十分な広さを確保できるので、ゆったりと眠りにつくことができるでしょう。
またベッド展開は面倒なイメージがありますが、インフィニティLCSの場合、取り外して動かす背もたれのピースも非常に軽量で難なく展開可能。
場合によっては、常にベッド展開状態で2人でゴロゴロしながら車内で過ごすのも楽しそうですよね。
ギャレー
車体後方の右側にはシンク付きのギャレーが設置されています。
コンソールの下部分に給排水タンクがあるので、リア側から水の取り替えができ使い勝手は良いでしょう。
そのほかIHコンロも標準装備となっていますが、常に設置しておくのはスペース的に難しく、シンクに蓋をしてその上で使用するといった方法は取らなければならないので、本格的な調理を行うのには少し心許ないかもしれません。
車体後方の左側には製氷機能付きの49L冷蔵庫がビルドインされたコンソールが設置され、その上に電子レンジを置けるようになっています。
従来のモデルでは冷蔵庫は車内前方にありましたが、ギャレーとの位置関係を考えると、後方に移動された今回のレイアウトの方が使い勝手はUPしていると思います。
空調
インフィニティLCSの大きな特徴として、バンコンタイプのキャンピングカーながら、クレクール3と呼ばれる本格的なクーラーを搭載している点が挙げられます。
このクーラーは理論値で消費電力が350Wとされ、標準装備の200Ahのリチウムイオンバッテリーであれば、使用環境によるところもありますが約8時間近い稼働が可能となっています。
これは給電効率の良いリチウムイオンバッテリーの良さを感じる点ですね。
ちなみに冬の車中泊に必須と言われることの多い、暖房機能FFヒーターも標準装備となっています。
電装系統
インフィニティLCSではCTEKによる走行充電、外部電源による充電、標準装備で100Wのソーラーパネル搭載と複数の充電機能を有しているほか、200Ahのリチウムイオンバッテリーに1500Wの正弦波インバーターも標準装備され、クーラーや電子レンジなどの電化製品を車内で実用的なレベルで使用できる充実の電気系統装備を誇ります。
さらにクーラーや電子レンジのほかテレビも標準装備され、国内で販売されているハイエースワイドミドルワゴンをベースとするバンコンタイプのキャンピングカーとしては、非常に充実した標準装備でありながら価格は584万円からとコストパフォーマンスも良好です。
まとめ
今回の記事ではかーいんてりあ高橋の「リラックスワゴン インフィニティLCS」について紹介しました。
インフィニティシリーズは元々充実した標準装備が魅力でしたが、そこにリチウムイオンバッテリー、クーラー、ソーラパネルなどの装備も加わり、ユーザーからするとかなりお買い得感のある一台となっています。
2人旅用のキャンピングカーをお探しの方で、宿泊を伴う本格的な車旅もショッピングセンターなどのお買い物など普段使いもしたいという方にはオススメのキャンピングカーとなっていますので、ぜひチェックしてみてください。