軽キャンピングカーで対面シートを実現!価格は191万円から!メティオ Rakuneru LiLi HIJET CARGO ver.
目次
内装について
室内レイアウト
ラクネル・リリイの乗車定員は4名。
ベース車のハイゼットカーゴのセカンドシートはそのまま残されていて、ダイネット(リビング)モードにするときは折りたたんでベッド下に格納できるようになっています。
フラットにした運転席と助手席の後ろの本来は荷室にアルミのフレームを渡して、ソファにしたりベッド展開したりするしくみ。
車両後部、進行方向に向かって右側には電装類の操作パネルの付いたキャビネット(家具)。
左側後部にはオプションのポータブル冷蔵庫などが入れられる収納家具があります。
また、左右のキャビネットの間に天板を渡してテーブルとして使うことができるようにもなっています。
対面対座できるダイネット(リビング)
ラクネル・リリイの最大の特長は、車内のレイアウトを変更することで対面対座できるダイネット(リビング)スペースが作れることでしょう。
どのようにするかというと、まず運転席と助手席の背もたれを前に倒して、両シートの背面にベッドマットの一部を立てかけて後ろ向きの背もたれにします。
セカンドシートを床下に格納した上にアルミフレームを組んでその上に座面となるマットを置けば後ろ向きソファの出来上がりです。
中央に脱着式のテーブルを取り付けて、その後部の分割したベッドをソファ代わりにすれば大人2人が向き合って食事できるダイネットとなります。
軽量・頑丈なアルミフレームが支えるベッド
先ほど対面対座ダイネットがいちばんの特長と言いましたが、それに負けないくらいの特長がアルミのベッドフレーム。
軽量で強いアルミフレームは座っていても寝ていても安定感抜群です。
就寝定員は2名。
ベッド幅は後部のキャビネットがあるところで97cm、いちばん広いところでは120cmあります。
ベッドの縦の長さは運転席・助手席をいちばん前までスライドさせた場合、195cm!
これだけあればかなり長身の人でも余裕で脚を伸ばして寝られるのではないでしょうか。
運転席側に頭を置いた場合、足元の幅は足りないものの一般的なセミダブルベッド(195cm×120cm)と同じサイズの就寝スペースを軽自動車の室内で確保できているのは驚きです。
ちなみにフレームは細かく分割できるようになっていて、ダイネットのレイアウトの場合は真ん中のフレームが簡単に外せて座っているときに邪魔になりません。
電装類はオプション
ラクネル・リリイの車両本体価格は191万円(税込)~。
一例ですが、ダイハツのタントカスタムRSのメーカー希望小売価格は187万円(税込)~となっているので、しっかり車中泊仕様に架装が施されているラクネル・リリイはリーズナブルな価格設定と言えるでしょう。
その分、電装類はほぼオプション扱い。
サブバッテリー(AGM100Ah)、走行充電、冷蔵庫(18L) 、LED 照明、DC12V / USBコンセント、薄型 200W ソーラーパネル、1500W 正弦波インバーター、外部充電システム電源切り替え装置が選べます。
その他オプションも用意
上で紹介した電装類のほか、オプション装備としてルーフキャリア、シートカバー、就寝時に窓を覆うマルチシェード、カーナビのサブモニターテレビがあります。
また、LEDヘッドライトの装着や外装2トーンカラー仕上げなど、エクステリアのカスタマイズにも対応しているとのことです。
ハイゼットカーゴ以外にも対応!
今回はラクネル リリイのハイゼットカーゴVer.の紹介でしたが、アルミフレーム構造のラクネルシリーズはバン形状であればベース車を問わない架装が可能。
好みの新車を指定することができるほか、持ち込み架装にも対応できるとのこと。
ただ、ラクネルのビルダーであるメティオでは、自社工場を持ち、各種パーツも大量に在庫して即納体制に挑戦しているので、ハイゼットカーゴベースなら、納車までそれほど待たずに購入できるかもしれません。
興味のある人はぜひ一度メティオまでお問い合わせを!
Rakuneru LiLi HIJET CARGO ver.(ラクネル・リリイ ハイゼットカーゴバージョン)
ビルダー:メティオ
ベース車両:ハイゼットカーゴ・クルーズターボ
車両寸法:全長3,395 mm × 全幅1,475 mm × 全高1,890mm
乗車定員:4名
就寝定員:2名
ナンバー:小型貨物軽4ナンバー登録
価格:1,910,000円~(税込)