【Blow】 Cool Rider(ブロー クールライダー)
Blow Cool Rider
今回はアメリカンレトロな車をモチーフに、多種多様なボディキットを展開・販売するBlow(ブロー)から人気の軽キャン「Cool Rider(クールライダー)」を紹介する。
同社からは1950年代のフォードCOEをモチーフにした「ルートライダー」もでているが「クールライダー 」はGMC社製のバストラックヘッドとスクールバスをモチーフにしている。
鮮やかな黄色が目を引くボディキットで、スズキエブリイDA17 、マツダスクラムDG17 、ニッサンNV100DR17 の3種類に装着が可能だ。
内容はボンネットカウル、フェンダー、ライトベゼル、バンパー、グリルなどで構成する「フロントフェイスキット」とリアバンパー、ボトムバンパー、縞板パネルをセットにした「リアキット」で主に構成されている。
これにオプションでヘッドマークやダミーランプキットをつけることでより雰囲気のある車に仕上がっていく。
また、ボディキットのほか、新車コンプリートカーでの販売も可能である。
Cool Rider(クールライダー)
ビルダー:Blow
タイプ:軽キャン
ベース車両:スズキエブリイDA17、マツダスクラムDG17、ニッサンNV100DR17
価格:¥250,000〜(フロントキット)
乗車人数:4名
就寝人数:2名
外装
アメリカンで雰囲気たっぷり
上の写真はスズキエブリイがベースになっているが、もはやその面影はほとんどなく全く新しい車が出来上がったようだ。フェイスがゴツゴツとした特徴的な印象がレゴのようで可愛らしい。
カラーリングもアメリカのスクールバスのようにしているのでアメリカンレトロな雰囲気が好きな方にはたまらないのではないだろうか。
ルーフトップにあるヘッドマークは文字入れにも対応している。例えば、商業用に使う場合はショップ名を入れてもいいだろう。自分だけの一台に、より一層の愛着が湧きそうだ。
また、オプションのヘッドマーク横のダミーランプがスクールバスのテイストを強くしている。こちらはLEDの光るランプに変更することも可能。
ウインカーはヤンマーのショベルローダーのものが使われており、四角い形がこれまた個性的で可愛い。
リア
FRPのリアゲートパネルも面白い見た目になっている。一見すると小さな扉がついているように見えるが、実はこれはダミー。開き方はノーマル車と同様、扉全体が上に開くようになっている。このようなところにも遊び心が伺える。
内装
ディティールまで行き届いた美しさ
内装はベットキットを取り付けることでカスタマイズができる。外観が凝っている車でも内装は意外と普通であったり、そっけないなんてことはよくあるが「Cool Rider」は内装までしっかりとこだわりが行き届いている。扉の部分は車内まで黄色で美しく塗装され、ベージュのシートとウッド調の家具で統一された車内はこの車の雰囲気を全く壊していない。
運転席のシート部分もアメ車っぽくタックロールタイプが採用されている。運転席カバーの色は40種類以上から好きなものを選べるという幅の広さもすごい。ルームミラーもBlow特性のもので、アメリカンカスタム車を思わせるかっこいい形になっている。細かいところを見れば見るほどこの車にはまっていくだろう。
家具
車内は普段は4人乗りシートになっているが、就寝時はフルフラットベッドに展開が可能。展開は簡単で女性でも難なくベッドメイキングができそうだ。
車内後ろにはサイドキャビネットがあり、上下まで余すところなく収納スペースがある。また、ベッドマットの下も収納になっているが高さがあまりないので薄いものであれば収納することが可能だ。
テーブルはオプションでつけることができる。実はこの車にはリアゲートや車内などにテーブルを固定するレールがついており、このレールにテーブルを引っ掛けることで車内外にテーブルを設置できるようになっている。わざわざ外に大掛かりなテーブルセットを展開しなくても、手軽に自然の中で食事をできるのが嬉しい。
まとめ
アメリカンレトロな見た目がかっこよくも可愛らしくもある「Cool Rider」はいかがだったろうか。他にはない個性的なキャンピングカーで、メンテナンス性もよくキットを装着した時の走りやすさまできちんと配慮されている。オプションを足して自分好みのこだわりの一台を作り出すのも楽しいだろう。
Blowではキットの販売だけでなく、塗装やワンオフ加工、コンプリートカーの製作、販売など気軽に対応してくれるので、気になった方はぜひお店に足を運んでみてはいかがだろうか。