太陽光充電器「BALDR PIONEER 120Wソーラーパネル」をレビュー!ポータブル電源との相性は?
製品の見た目・デザイン
普段は4つに折りたたまれており、2箇所に留め具があるので運搬中に広がってしまうことはありません。
大きさは縦370mm×横520mmと、B3サイズのスケッチブックとほぼ同じ。
折りたたんだ状態ではかなりコンパクトで、持ち運び性に優れています。
重量は4.65kgで、実際に持ってみるとややズッシリした感覚が伝わってきます。
留め具はワンタッチで解除可能。硬すぎず緩すぎず、丁度いい留まり具合でした。
折りたたみ時の裏面には後述するマルチポートが格納されているポーチ部分と、2つある背面スタンドのうち1つがあります。
なお、この中に付属品はすっぽりと収まるので、持ち運ぶ際はこのケースだけで十分。
防水機能も備わっているので内部への浸水を気にする必要もありません。
展開すると意外と大きい
広げると全長は1,660mmにもなり、身長152cmの女性スタッフが持つとすっぽり隠れてしまうほど。
展開したものを室内においてみると、結構存在感があります。
ただ、記事後半で改めてお伝えしますが、屋外で使用した際はそこまで大きさは目立ちませんでした。
搭載ポートは3種類
本体の裏面にはUSB Type-A(一般的な規格)とType-Cに加え、3種類のアンダーソンコネクタ付アダプタが用意されています。
アンダーソンケーブルは簡単に言うと、ソーラーパネル用の延長ケーブルです。
アンダーソンケーブルに対応した端子もいくつか付属(以下画像参照)しているので、特別な用途がない限りは別途購入すべきものはありません。
付属しているケーブルは画像のとおり。
アンダーソン端子からMC-4ソーラーと各種DC端子(DC7909/DC5525/DC5521)への変換ケーブルです。
こちらは、例えばポータブル電源のような、USBよりも大容量の充電を必要とする場合に使用します。
アンダーソン端子ですが、ソーラーパネルを利用したことがない方の中にはつなぎ方が分かりづらいという声も。
接続方法は簡単で、赤と黒の端子をそれぞれ同じ色の端子に繋げばOK。
スライドしてはめるイメージでいくとうまく繋げることができます。
製品仕様(寸法・充電性能)
本体寸法
全長 | 収納時:520mm、展開時:1,660mm |
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幅 | 収納時:370mm、展開時:520mm |
厚さ | 収納時:55mm、展開時:25mm |
重量 | 4.65kg |
充電性能
定格出力 | 120W |
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転換効率 | 21.5%~23.5% |
DC出力 | 18V/6.6A (最大) |
USB-A出力 (QC3.0) | 5~12V、最大3.4A |
USB-C出力 | 5~12V、最大4.5A |
セル仕様 | 単結晶セル |
作動温度 | -20℃~65℃ |
屋外で性能を検証
以前レビューしたポータブル電源と組み合わせた使用感を、実際にアウトドアで使用してみました。
運ぶ際にかさばる感じは否めませんが、コンパクトに畳んだまま持ち運べるのでスペースは最低限に抑えられます。
当日は天気に恵まれず、曇り空が広がっていましたが、想定よりも充電速度は速めでした。
曇りでも満足行く性能を発揮。
最も発電に適している時間帯は11時から13時で、晴れていれば約80~90Wで充電できます。
本体記事とジッパー及び背面ポケットに格納されている端子には防水機能がついていないため注意が必要です。
屋内だと気にならなかったのですが、草の上にそのまま設置すると、背面のスタンドを安定させるのが少々大変でした。
解決策として、下にシートのように敷くものがあるとスムーズに設置できるでしょう。
本体の汚れも防ぐことができるので一石二鳥です。
レビュー記事はこちら▷ ポータブル電源「BALDR PIONEER500」をレビュー!期間限定の割引情報も
商品価格・公式サイト
BALDR PIONEER ソーラーパネル120Wの価格は26,800円。
公式サイトでの販売のほか、日本ではAmazonや楽天市場で正規販売を行っています。
公式サイトでは2021年10月11日~18日まで、秋のキャンプの特別イベントが開催中。
ソーラーパネルやポータブル電源含む全商品が20%オフになっているようです。
ソーラーパネルの購入を検討している方はぜひチェックしてみることをおすすめします。
ライター:MOBY編集部
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