【レシピ公開】車旅のご飯は簡単においしく!
こんにちは。
リビングストーン5(LIVING STONE5)で気ままなキャンピングカーライフを送る、ささき夫婦です。
世界遺産やパワースポットめぐり、御朱印集めなどを時間を気にせず楽しみながら、充実した50代を過ごしています。
全国各地のおいしいグルメ、地元で愛されているグルメも満喫していますが、基本的に朝食は納豆ごはんと即席味噌汁。それ以外も、食事はほとんど家で食べるものと変わりません。
ただし、新鮮な地元食材をたっぷり使って、ちょっと贅沢な気分を味わっています。
そこで今回は、旅行中の食事について、ささき夫婦の妻がご紹介。
皆さまの車内での食事が、より楽しくなるヒントになれば幸いです。
目次
出かける前に自宅で準備するもの
スムーズに車内で調理するために、自宅で準備しているものがあります。
まず欠かせないのは、ごはん。
120gのごはんを一食ずつ、あらかじめ棒状に冷凍保存しておきます。
棒状にする理由は、車内の冷凍庫が縦17cm、横13cm、奥行き17cmと、とても小さいため。
他の食材も収納しやすいように、ごはんはできるだけコンパクトにしています。
次は、冷凍野菜。
自宅で冷凍しておいた、ねぎ、みょうが、ニラなどを車内に持ち込んでいます。
ご当地の厚揚げやお豆腐などにトッピングするのに、とても重宝します。
続いて、カット野菜。
葉物、キノコ類を組み合わせて、1食分のストックをいくつか作っておきます。
参考までに、組み合わせ例もご紹介します。
・キャベツ×まいたけ×赤パプリカ
・青梗菜×しいたけ
・白菜×ぶなしめじ
・まいたけ×ぶなしめじ×しいたけ×えのきだけ
レンジ対応の「アイラップ」に入れ、十分に空気を抜いて真空状態にしたら、野菜の鮮度をキープしやすいですよ。
サラダに欠かせないトマトも、一食分を食品用保存袋に入れておきます。同じように、ほうれん草、小松菜なども小分けに保存。
こちらも真空状態になるように袋を閉じておいてくださいね。
油とバターも重宝します。開封後も新鮮が保てるごま油とオリーブ油は必ずストック。
パンにのせたり、コクを出したりするのに便利なバターは、野菜、きのこなどと一緒にレンチンするだけで、あっという間におかずが一品できます。
調味料も必需品です。
醤油は、旅をしながら美味しいものを探しています。
今ハマッているのは、石川県七尾市の「鳥居醤油店」の濃口菱油。昨年はお醤油のために2度も足を運んだほど、惚れ込んでいます。
能登の大豆、小麦、塩を使い、木樽天然仕込みで2年間も熟成されたお醤油は、味、香りともに、一度口にしたらやめられません。お刺身でいただくと、さらに醤油の良さが引き立ちますよ。
とても人気で在庫に限りがあるので、1人につき「木樽天然仕込醤油」は150ml×2本、または500ml×1本しか購入できないほど!
以前訪れた際は、お店の方が「お醤油の数量制限をしていてご迷惑をおかけします」と、能登産の天然塩をプレゼントしてくださいました。店主の温かさまで感じられて、とてもうれしかったです。
チューブ調味料は、わさび、レモン、辛味、ネギ塩など、常に4~5種類は持ち運んでいます。
電子レンジで調理する場合は、常温保存可能な「ミツカンのこなべっち」などの液体調味料が便利。固形はなかなか溶けないのでおすすめしません。
ドレッシングは、万能な味ぽん、マヨネーズをストックしています。
料理に幅が出るのが、チーズ類。
スライスチーズ、6pチーズ、パルメザンチーズは、数種類持ち運んでいると便利です。
6pチーズは、クッキングペーパーにのせてから600wで1分ほどレンチンすると濃厚さが増すので、お酒のおともにピッタリのおつまみに。
それから、鳴門西PAで購入した「淡路島 淡路島オニオンスパイス」は、あまりの美味しさに感動したおすすめのスパイスです。
生野菜、温野菜、カルパッチョなどにかけるだけで、一気にお店の味になりますよ!
こちらは、常備しているスパイス達。
フードレーベル「おやじ秘伝 ガーリック味ソルト」は、全国チェーンKALDIで購入しました。
肉料理、魚料理に合うニンニクと黒胡椒入りの万能調味塩です。お肉をレンチンする前には必ず振っています。
わさび塩は、今年2月に静岡県に行った際に購入。白身魚にちょうど良い辛さです。
振りかけるとわさびの緑色が映えて、見た目にもキレイなアクセントになります。お惣菜の天ぷらでも、少しリッチな気分になれますよ。
旅行先のスーパーマーケットや道の駅の食材がおいしい!
各地の名所や観光地めぐりも楽しいですが、地元の食文化にふれられるスーパーめぐりも大好きです。
土地によって異なる商品やお惣菜に、ささき夫婦は興味津々。お店で食べるよりも安い値段で、地元の食材を味わえるのも魅力です。
お店を訪れる前には、ネットの評価、口コミなどを見て、店内の雰囲気や食品の鮮度、品揃えを確認。
車体が大きいので、駐車場の広さや道幅、建物の外観などもGoogle Mapのストリートビューで見るようにしています。
お肉・鮮魚コーナーでは、その土地で飼育された地元ブランドの牛肉、豚肉、鶏肉、そして地元で水揚げされた新鮮なお刺身をチェック。
地域の特産物を使った食べ物や、地元の方ご愛用の見たことがないソースやタレ、ドレッシングもたくさんあってワクワクします。
また、道の駅で購入する野菜、お肉、お魚も、新鮮でおいしいものばかり!
こちらの写真は、群馬県の道の駅「ららん藤岡」で購入したもの。
旅先の食材を味わえば、帰宅してからの思い出まで、少し贅沢になる気がします。
車内のクッキング方法
車内のクッキング方法もご紹介しますね。
ささき夫婦は、2020年6月5日現在で全国に157件ある「RVパーク」を愛用しています。
ご存じの方は多いと思いますが、RV協会が推進しているシステムで、誰でもゴミ処理、トイレ、電源、水道の施設を使えるのが大きなポイント(各場所によっては利用不可なことも)。
RVパークなら、自宅から持ち込む食材と現地で調達する食材を組み合わせて、快適に車内で調理ができますよ!
車内で使っている調理器具
果物ナイフ、Zwillingのキッチンはさみ、貝印カーブキッチンバサミ、100均のザルです。まな板は使っていません。
キャンピングカーや車内での調理に特におすすめしたいのは、貝印カーブキッチンバサミ。弓なりにカーブした形状とギザ刃が特徴です。
細刃がギザギザしているので、お肉もすべることなくトレイの中で切ることができます。アスパラや万能ネギなども、チョキチョキとまな板いらずでカンタンに切れますよ。
しかも脱着式なので洗浄しやすく、接合部分の汚れもキレイに洗うことが可能。車内で一番活躍しているハサミです。
車内で調理に向いている食器
連続してレンジを稼働すると庫内がかなり熱くなるので、レンジ加熱しても熱くなりにくい「電子レンジトレー」を使うのがおすすめ。100均でも手に入ります。
また、レンジ対応皿を3〜4枚用意すると、効率よく食事の準備ができますよ!
車内飯のレシピ
レンチン簡単肉巻き
●材料(2人分)
エリンギ:1パック
豚肉または牛肉のバラ肉:200g~300g
塩胡椒:ささき夫婦は「おやじ秘伝 ガーリック味ソルト」を使っています。
冷凍ねぎ:少々
●作り方
1) お肉に「おやじ秘伝 ガーリック味ソルト」を振ります。
2) お肉の枚数に合わせてエリンギを手でちぎります。
3) お肉にエリンギをのせ、くるくると巻きます。
4) レンジ対応皿に重ならないように並べ、ラップをふんわりかぶせて600Wで3分加熱します。様子を見ながらさらに2分から3分加熱してください。
5) 仕上げに黒胡椒を振りかけ、冷凍ネギを添えます。
●ポイント
お肉を巻く時、お箸を使うと手が汚れません。
厚揚げと白菜のレンチンうま煮
●材料(2人分)
厚揚げ豆腐:1個
白菜:200g
しいたけ:3個
ゆでた小松菜:50g
ツナ缶:1個
こなべっち:1袋
水:200cc
塩:少々
●作り方
1) 耐熱用袋に白菜、しいたけを入れ、塩を少し振ってから袋の上の方を軽く結びます。
2) 600Wで2分、レンジで加熱します。とても熱くなるので気をつけてください。
3) 厚揚げを「カーブキッチンバサミ」で6等分にします。
4) 容器に「こなべっち」1袋と水200ccを入れ、混ぜ合わせます。その後、容器2つにつゆを分けます。
5) 3)に1)2)とゆでた小松菜とツナを入れ、ラップをして600Wで2分、レンジで加熱します。様子を見ながら、さらに2分から3分加熱してください。
6) 仕上げに冷凍ネギを添えます。
レンジで温玉サラダ
●材料
レタスなど:適量
トマト:適量
卵:1個
水:50cc
●作り方
1) レタスを一口大にちぎります。
2) トマトを8等分に切ります。
3) 耐熱容器に卵を割り入れ、つまようじで黄身を刺します。水を入れ、ラップ無しで500Wで1分、レンジで弱加熱します。
4) 卵の水気を切って盛り付けます。
●ポイント
冷蔵庫の卵は常温に戻してください。水が少ないと爆発する恐れがあります。
山梨名物きんかんの鳥もつ煮うどん
●材料 2人分
きんかんの鳥もつ煮(スーパーのお惣菜)
こなべっち:1袋
うどん:2袋
水:200cc
●作り方
1) 容器に「こなべっち」1袋と水200ccを入れ、混ぜ合わせます。その後、容器2つにつゆを分けます。
2) 1)にきんかんの鳥もつ煮、うどんを容器に入れ、ラップをかけて600Wで3分、レンジで加熱します。かき混ぜて、さらに600Wで2分加熱します。
3) お好みで、唐辛子を振ります。
まとめ
ささき夫婦が旅先で実践している食事をご紹介いたしました。
地元のおいしいお店めぐりも楽しいですが、車内でご当地食材を調理していただくのも、また違った楽しみがありますよ。
現在は新型コロナウイルスの影響で自粛していますが、再び日本のおいしい食材に出会えるキャンピングカーライフを送れる日を待ち望んでいます。
この事態が収束した暁には、皆さまもぜひ、車内での調理に挑戦してみてくださいね!