トラキャンの洗車方法は?注意点やキャンピングカーとの違いを紹介!
我が家にトラキャンが納車されてから初めて洗車をしました。
トラキャンは、車体の長さ、高さ、独自の設備など、普通車とは違う部分が沢山あります。
今回は、我が家の場合のトラキャンの洗車方法、トラキャンの洗車の注意点、キャンピングカーの洗車とはまた違った、トラキャンならではの便利なところを紹介したいと思います。
目次
トラキャンの仕組み
トラキャンとは、ピックアップトラックの荷台に『シェル』と呼ばれる居住部分を積載するタイプのキャンピングカーのことです。
車体とシェルは、慣れてしまえば、ほんの10分もあれば脱着することができ、シェルを使用しないときは、シェルを外したまま駐車場に保管。車体のみ普段使いすることが出来ます。
洗車の準備
トラキャンの洗車グッズ
キャンピングカー専用のクリーナーなども販売されていますが、我が家の場合、用意するものは普通車とほぼ同じで、一般的な洗車グッズを使用しています。
スポンジ(ボディー用、タイヤ用)、ホース(シャワーヘッド付き)、バケツ、カーシャンプー、マイクロファイバークロス、脚立などです。
キャンピングカーは車高があるので、高いところに届く柄の長いブラシがあると洗車しやすいです。
シェルをトラック荷台から降ろす
トラキャンを洗車する際は、車体とシェルを離した状態で個々に洗車します。
車体から外したシェルは、出来るだけ低くなるようジャッキ(シェルを支えている4本の足)を下げます。
低くすることで、手が届きやすく作業がしやすいにはもちろん、車両を安定させて作業できます。
シェルを洗う
シェルを洗うときの注意点
車に限らず掃除の基本ですが、高いところから掃除していきます。
というわけで、まずはシェルの屋根から。
キャンピングカーの場合、屋根に汚れが残っていると、屋根の汚れが壁を伝ってバーコード汚れができてしまうので、しっかり洗っておきましょう。
我が家のシェルには、ラダー(はしご)が備えてあるので、ラクに屋根に登ることができます。
シェルの屋根は掃除用具を持って大人が一人乗っても大丈夫。ですが、屋根に乗ってはいけない車種もあるので事前に確認が必要です。
もし屋根に登るのが難しい場合は、足場や脚立に上り、柄の長いブラシで洗いましょう。
キャンピングカーはかなりの高さががあるので、落ちたら大ケガにつながります。洗剤で滑りやすくもなっているので、十分注意して作業してください。
また、換気口や天窓に体重をかけないよう注意しましょう。
次にシェルの側面を掃除していきます。
シェルの側面は普通車と違って、溝がたくさんありますし、ラダーも付いているので、細かく少しずつ磨いていきます。
側面もオーニング、網戸などが壊れないように丁寧に掃除します。カーシャンプーする時やシャワーで流す際は、車内に洗剤や水が入らないよう注意してください。
そして、シェルの中の居住スペースの掃除では、ハンディ掃除機が大活躍します。
ベッドは可動式のため、割と簡単にベッドマットレスを移動することができるので、使う度にマットレスを外して、下をハンディ掃除機で掃除。
マットレスには布団用のハンディ掃除機をかけています。
ギャレーや冷蔵庫も、使ったらその都度掃除をしているので、すごく汚れてしまったことはありません。
また、シェルは長く使用しなくなる時期もあるので、換気をこまめにし、こもりやすい匂いやほこりっぽさを無くすことを心がけています。
ピックアップトラックを洗う
洗車場所について
シェルと同じように、ピックアップトラックも自宅の駐車スペースで洗車できますが、今回は設備の整っている洗車場に行きました。
洗車場は高さ制限があるところがほとんどですので、ホームページなどで先にチェックしておくことをおすすめします。
我が家のピックアップトラックは、アメ車のダッジダコタ。シェルを外せば、高さ制限がある洗車場でも大体大丈夫です。
ちなみに大きな荷台付きのトラックの場合は、洗車機が使えないところが多いです。
ただ、荷台付きトラックの場合、荷台部分はやはり手洗いするほうが効率よくきれいに仕上がるので、洗車機が使えなくても問題ないと思っています。
荷台付きトラックを洗車する時の注意点
洗車場に向かう前に、自宅の駐車スペースで出来ることは済ませてから行きます。まずは荷台を掃き掃除。
室内に関しては、いすとフロアマットはハンディ掃除機できれいにします。
そして洗車場へ。洗車場では、普通の車と変わらない洗車方法でシャワー、カーシャンプー、ふき取りを行います。
トラキャンと言っても、シェルを外せば特に変わったことはありません。
洗車時のトラキャンのメリット
大きいキャンピングカーの洗車で一番悩むことは、やはり洗車場所をどうするかということではないでしょうか?
洗車場には高さ制限があったり、自宅の駐車スペースでは水をたくさん流せなかったり、広さが足りないなど困ることが多いかと思います。
トラキャンの場合、シェルを積んだ状態ではトラックの荷台とシェルの合体部分の隙間があるので、シェルを積載したまま洗車することはしません。
荷台付きトラックはほとんどの洗車機でNGですが、コイン洗車場では洗えるので、洗車場所に困ることはまずないということが最大のメリットです。
シェルに関しては、取り外した状態で、自宅スペースで掃除することができます。
シェルは大きな箱のようなもの。タイヤもないのでそこまで汚れることがありません。ですから、気になったときにこまめに手入れをしていれば十分です。
キャンピングカーの場合、洗車は1回で全て行わないときれいに仕上がらないと思います。しかし、トラキャンの洗車は車体とシェルをそれぞれ別に洗うことができるので、我が家には洗車に関してもトラキャンがぴったりだと思っています。
洗車は見た目をきれいに保つだけでなく、車を定期的にチェックするという意味でもとても大切なことだと思います。