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青天

車から虫を追い出す方法はある?耳元で「プ~ン」に「うわっ!」運転しながら捕まえにいくのは危険!“あのボタン”を活用※虫画像なし




運転中は虫を追い出そうにも手も足も出ない…どうする?


車内 虫 追い出す

©Odua Images/stock.adobe.com



運転に支障がない範囲で虫に手が届くのであれば素手、あるいはティッシュ等で対処することは可能ですが、狭く入り組んだ車内、さらにシートベルトが体を拘束しているため、思うように対処することは難しいことがほとんどです。

殺虫スプレーを車内に置く、という対策を行っている人もいますが、狭い車内で殺虫スプレーを噴射するのは人体への影響も考慮しなければなりませんし、夏場など暑い車内ではスプレー缶が爆発し、車両火災へつながるおそれがあるため、十分に注意する必要があります。

安全に虫を追い出す方法は、風の力を利用することです。

ほとんどの虫は体重が軽く風で飛ばすことができるため、車内に風の通る道を作りましょう。

運転席または助手席、どちらか片方の窓を開け、その対角にある後席の窓を前席よりも狭く開けると、後席の窓のほうが空気の圧力が高まり、風が後方へ流れやすくなります。

すべての窓を開けると出口が増えて虫を追い出しやすくなるように思えますが、風の流れを一方通行にしたほうがより効果的です。

さらに、エアコンの送風機能もあわせて使用します。

虫は風が入りにくいフロントガラス側へ行くこともよくありますが、これもエアコンの吹き出し口をフロントガラスのデフロスター側に設定し、風量を最大にすることで虫を風の通る道へ誘導できます。

危険な虫が入ってきたら…パニックにならず安全な場所に停車!


車内 虫 追い出す

©Jirat/stock.adobe.com



スズメバチのような、命にかかわる毒を持つ危険な虫が入ってきた場合、その大きさや羽音などによる恐怖から、狭い車内ではパニックに陥ってしまうおそれがあります。

パニックになりハンドルやアクセル操作を誤ってしまうと、刺されるよりも甚大な損害につながる場合もあるため、冷静な対応が必要です。

前述の風が通る道を作る対処をしてすぐに飛び去ってくれたら良いのですが、そうでない場合、運転しながら追い出そうとするかもしれません。

しかし、運転しながらすばやく、正確に追い出すのは難しく、それがかえって刺激となり攻撃されてしまうおそれがあるほか、運転操作自体もおろそかになります。

その瞬間にできることは前述の対処以外にないと考え、その対処を行いながら車を安全な場所へ停めるよう運転を続けましょう。

停車後、車の窓やドア、リアハッチを開けて、飛び去っていくのを待つのがもっとも早くて確実な方法です。

ライター:MOBY編集部
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