「2024年は“観測史上1位の暑さ”に」駐車してた車の中が暑すぎる…車内の熱気を早く追い出すコツは?車好きでも知らない人多い“車内の冷まし方”
車内をいち早く冷やすなら“ドア”と“窓”と“エアコン”をうまく使おう
炎天下の中で駐車していた車の車内温度はときには50度を超えているため、いざ乗り込もうとドアを開けたら車内の熱気に襲われ、シートやハンドル、ダッシュボードの熱さにも耐えられず、車に乗り込むことを躊躇したという経験は多くの人が持っていることです。
しかし、車の外にいても暑いため、できれば早くエアコンがきいた車内で涼をとりたいところでしょう。
そのようなときは、ドアを開けてもすぐには乗り込まず、ドアをうちわのように開けたり閉めたりして、車内の熱気を外へ逃げ出しやすいようにしましょう。
ドアをすばやく動かすとヒンジなどを傷めるおそれがあるため、「いーち、にーい、さーん…」とゆっくりしたテンポで開ける、閉める、開ける…と繰り返しましょう。
なお、ドアがスライドドアの場合は、ほかのドアやリアゲートなどでこれを行います。
車内の熱気がある程度やわらいだら車へ乗り込み、エアコンをかけます。
風量最大、温度最低に設定することはもちろん、“外気導入”にすることがポイントです。
また、外気導入にしている間はすべての窓を開けておくことも忘れないでください。
外気よりも温度が上昇している車内の空気を循環して冷やす“内気循環”ではなく、車内よりは温度が低い外気を冷やして車内へ送る“外気導入”を使うことで、エアコンから出てくる風が早い段階で冷たくなります。
さらに、車内の熱気を窓から追い出せるため、効率よく車内の熱を取り払うことが可能です。
また、この状態で車を走らせれば走行風によってさらに熱気が窓の外へ逃げやすくなります。
ある程度車内が冷えてきたら、窓をすべて閉めきりエアコンを“内気循環”に切り替え。
これで冷気を車内に閉じ込め、効率よく車内の涼しさをキープすることができます。
「熱気を車内から追い出す」「冷気を車内に閉じ込める」の2つのポイントを抑えておき、夏のドライブを安全に乗り切りましょう。
オリジナルサイトで読む
ライター:MOBY編集部