220泊したからわかった雨に役立つグッズ5選+番外編

【車中泊で日本一周中】220泊したからわかった雨に役立つグッズ5選+番外編




【車中泊で日本一周中】車中泊で220泊!雨の日に役立つ装備「ドアバイザー」


窓

ドアバイザーは窓を少し開けたときに雨の侵入を防ぎます。

車中泊旅をしていなかった頃はドアバイザーのありがたさを意識することはありませんでした。

ですが、車中泊をすると停車時に窓を開けて換気をすることが多々あるので、ドアバイザーがあるのとないのでは大違い。

ありふれた装備ですが、雨の日の車中泊旅が続くと本当にありがたいです。

もしこれから車中泊旅を検討していて、あなたの車にドアバイザーが装着されていないのであれば是非購入を検討してください。

【車中泊で日本一周中】車中泊で220泊!雨の日に役立つ装備「専用網戸」


専用網戸

網戸は、雨対策としてだけではなく、車中泊をする上で絶対に装備した方がよいアイテムの一つだと思っています。

車中泊旅での換気不足は、大袈裟に言えば熱中症などにも直結するので、非常に大事。

さらに自炊派の私は、車内でガスコンロを使用するので、一酸化炭素中毒も気になります。

梅雨時は虫が発生してくるタイミングでもあるので網戸は必需品。

湿気でジメジメした車内空間で蚊と格闘なんて勘弁してほしいので、網戸は本当に助かります。

網戸のタイプですが、ドアを覆うタイプでメッシュ生地のものは、安価で便利だと思うのですが、雨の日対策としてはおすすめしません。

雨水が網を伝って車内に侵入し、ビショビショになること間違いなし。

DIYではめ込み式のものを自作するか、私のように少々お値段は張りますが専用のものを購入した方がいいと思います。

ちなみに私が使用している網戸は静岡の「株式会社アイズ」のライトエース専用ウインドーバグネットセカンド2枚セット、12,100円(税込)+送料でした。

1万円を超えていて少し高価かもしれませんが、私は非常に満足しています。

タウンエースに限らず、いろいろな車種用が発売されているようです。


【車中泊で日本一周中】車中泊で220泊!雨の日に役立つ装備「小型扇風機」


小型扇風機

梅雨の時期くらいから、場所によりますが平地では最低気温がだいたい20度前後になります。

車内の温度は、私の感覚だと外気温プラス5度くらいです。

さらに湿度が80%を超えてくると車内での就寝はけっこう蒸し暑く、夜中に目が覚めたり、寝苦しくて寝返りを繰り返したりします。

また、雨が強いと換気用の窓もあまり開けられないので蒸し暑さが増します。

そんなときに役立つのが小型の扇風機。

首振りモードにして体に風を当てたり、雨の方向を見て網戸に向けて湿気を飛ばしたりするときに使用します。

扇風機に関してはいろいろなものが発売されているので、ピンポイントでこの商品がおすすめですというものはありません。

首振り機能と風量の強弱が調節できるものであれば旅を快適にしてくれると思います。

私のライトエースには座席の後ろに純正のバーが装着されていて、片側にはサイドバーを取り付けています。

このように車内のどこかにバーが装備されているのであればクリップ式がよいかもしれません。

※参考記事 【2023年】車中泊におすすめ!充電式扇風機5選

ちなみに私が使用している扇風機は首振りと風量調節はもちろん、スタンド+クリップ式なのでいろいろな場面で活躍中です。

Amazonで購入。商品名は「Keynice 卓上扇風機」で購入当時3,480円でした。

先ほど確認してみたら少し安くなっていました。


【車中泊で日本一周中】車中泊で220泊!雨の日に役立つグッズ「ビニール傘」


傘

雨の日の外出にはビニール傘で十分。

車中泊だからといって何か特別なものを準備しなくちゃならないということはないです。

どうしてもビニール傘ではちょっとという人は、お気に入りのブランド傘なんかもいいでしょう。

雨用のナイロン製ジャケットや合羽を用意しても、車内で干すところがないのでどうにもなりません。

乾かす手間を考えれば多少濡れても傘をさして行動し、車に戻ってきたときに軽くタオルで衣服を拭く方がストレスが少ないです。

もし車のトラブルで雨の日に作業をしなくてはならないときは、ガソリンスタンドを頼りましょう。

また、ちょっとしたことであれば大型商業施設には立体駐車場がある場合が多いので、買い物ついでに利用するのも一つの手かもしれません。

私は他に軽量の折り畳み傘を携帯しています。

これは街歩きや観光時に念の為リュックサックに入れているものです。

今のところこの2本の傘で十分。

なんの問題もありません。

ビニール傘は500円前後くらいでしょうか。

折り畳み傘は「エアモンテ」のアウトドア用最軽量傘。

登山・クライミング・アウトドア用品の総合専門店・好日山荘で購入当時3,000円くらいだったと記憶しています。

私は普通のビニール傘と折り畳みしか持っていないですが、ニュージーランドのBluntという会社が作っている傘がおしゃれで車中泊旅にも便利そうです。

傘の先端というか骨の先端部分が丸くなっています。

通常の傘だと自分の身体に当たったときや隣の車に当たったときに、ケガをしたり車体にキズがついたりしそうですが、先端が丸ければ少しは安心できるのではと思います。

【車中泊で日本一周中】車中泊で220泊!雨の日に役立つグッズ「傘入れ」


傘入れ

車中泊に向けて買ったグッズの中で一番よかったと思う品です。

雨が降ったとき、ビショビショに濡れた傘を車内に置くのは抵抗があります。

雨の中せっかく車に戻ったのに、車内のどこかが雨水で濡れる。

これはちょっとしたストレス。

最初は、単にビニール傘をはだかのまま車内に置いておくのはダサいよねってことで買いました。

でも雨のときに濡れた傘をケースに入れたら、車内は濡れないし、ケースの下部が折り畳んであるため雫も落ちない。

ケース内に防水処置がされていて、濡れた後の生乾きの匂いなど一切なし。

これは本当におすすめです。

商品名は「ゴードンミラー コーデュラ アンブレラケース」で2,200円でした。

今もオートバックスで購入できると思います。

【車中泊で日本一周中】車中泊で220泊!雨の日に役立つグッズ番外編「檜の木屑」


檜の木屑

昨年、車中泊で日本一周に出発する際には、ドラッグストアなどで購入できるプラスチックケースに入った置き型の除湿剤を床下に入れておきました。

けっこうすぐに水が溜まったのですが、捨てるのに苦労し、結局富山にいったん戻るまで車に積んだままでした。

性能的には優秀だと思うのですが、捨てたり買い替えたりしなくてはならないので、以降は使用するのを止めました。

それでも梅雨の時期や寒い日の結露が気になるので、除湿ができる別の商品を探していたところ、三重県立熊野古道センターで檜の木屑が無料だったので2袋ほど頂きました。

正直まだ効果は分かりませんが、木の性質上湿気を軽減していると思っています。

最近は、和歌山で紀州備長炭を見たせいもありますが、炭に注目していて、調湿や脱臭のために車内に炭を置こうか考え中です。

正解に辿り着くのはなかなか難しいかもしれませんが、いろいろとチャレンジしたいと思います。

湿気対策の記事はこちら▷車中泊の湿気対策はこれで解決!おすすめアイテムと対策とは?

【車中泊で日本一周中】車中泊で220泊!雨の日に役立つグッズ あとがき


車中泊は知らない土地の屋外に駐車することが多いため、雨による災害には気をつけたいですね。

ちょっとした雨なら本記事で紹介した装備やグッズでしのげますが、大雨になりそうなときは安全な場所へ向かって、災害などに巻き込まれないようにしたいものです。

1時間当たり10mmを超えるような予報が出たときは雨が降っていない地域へ移動するか、ホテルなどの宿泊施設にお世話になることも必要です。

昨今はゲリラ的に集中豪雨もよくあります。

安全第一で車中泊を楽しみたいですね。