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ユーザー限定イベントに潜入して発見!キャンピングカーの知られざる楽しみ方!

キャンピングカーの知られざる楽しみ方!

キャンピングカーの使い方というと、個人や家族で車旅を計画して気ままに車中泊したり温泉やグルメを楽しんだりするという場合が多いと思います。

私たちも普段は夫婦で、NUTS RVのキャブコン・5.0Wエボリューションに乗ってキャンピングカー旅をしていますが、先日キャンピングカービルダー(メーカー)・NUTS RV主催のユーザー向けイベントに参加。

キャンピングカー購入者のみのクローズドイベントで、いろいろな催し物を体験しつつ、NUTS RV札幌店店長の柴田さんにNUTS RVが提案するキャンピングカーの楽しみ方についてお話を聞きました。

大手キャンピングカーメーカーのユーザーイベントとはどんな内容なのか、そしてNUTS RVの企業姿勢とはどんなものか。

あまり知られていない情報を伝えます。

旅も仕事も、キャンピングカーと共に


キャンピングカー旅

筆者は、北海道を拠点に活動するYouTuber兼Webライターです。

私たち夫婦で運営する「ちょぴこ北の暮らしch」では、北海道内だけでなく日本全国をキャンピングカーで旅しながら、グルメや絶景、車中泊スポットを紹介しています。

愛車は、NUTS RVのキャブコン「クレア5.0Wエボリューション」。

車内では、Web記事の執筆や動画編集作業を行い、寝泊まりし、時には撮影スタジオにも変わる「移動する“仕事部屋”兼“生活空間”」として活用しています。

キャンピングカーを活動拠点としている私たちなので、キャンピングカーのユーザーイベントへの興味も自然と湧き参加することに。

私たちは昨年に続き、今回で2回目の参加です。

海辺に90台が集結!NUTS RV札幌店キャンプ大会2025


NUTS RV札幌店キャンプ大会の様子

天気に恵まれたものの留萌の海岸線特有の強風が吹く中、会場となったゴールデンビーチ留萌の駐車場に入場するため、海辺に並ぶキャンピングカーの列は壮観でした。

イベントのテーマは「キャンプ大会を通じて、お客様とスタッフの交流を深めること」。

NUTS RV札幌店店長柴田学氏が中心となりスタッフ総出で参加者を迎え入れてくれました。

集まったのはキャンピングカーユーザー約210名、キャンピングカー約90台。

これだけ多くの同好の人と交流できる機会は滅多にありません。

開催地:北海道留萌市・ゴールデンビーチ留萌
開催日:2025年9月27日(土)〜28日(日)
主催:NUTS RV札幌店
〒004-0801 北海道札幌市清田区里塚1条3丁目2−21
011-883-8899
参加台数: 約90台(参加人数 約210名)



ユーザーイベントで体感した魅力とは


NUTS RV札幌店キャンプ大会2025のイベント内容を紹介します。

笑いが起きる自己紹介タイム


ナッツRV 荒木社長の挨拶

荒木社長



イベントは、NUTS RV荒木社長やスタッフのあいさつに続き、参加者全員の自己紹介からスタート。

ただ名前を言うだけでなく、これまでの旅の思い出や愛車の使い方を語る人も多く、初対面とは思えないほど笑いが起こる場面が何度もありました。

ナッツRVキャンプ大会のスピーチ

もちろん筆者夫婦も参加者の皆様の前でスピーチさせていただきました。

ユーザー対抗綱引き大会


ナッツRVキャンプ大会で綱引き

次に、ランダムに振り分けられた5チームによるユーザー対抗の綱引き大会が行われました。

普段は運転席でハンドルを握るオーナーたちが、配られた軍手をはめて全力でロープを握り、綱を引き合い、勝敗が決まるたびに健闘を称え合う姿が印象的。

最初は知らない者同士が力を合わせ熱戦が繰り広げられたのですが、終わってみると自然と仲間意識が生まれていました。

豪華賞品が当たるビンゴ大会


ナッツRVキャンプ大会でビンゴ

続いて恒例のビンゴ大会が行われました。

ポータブル電源から調理家電、特産品など豪華賞品が用意。

やはりビンゴ大会は純粋に盛り上がります。

フリータイム:「憩いの場」での夜の語らい


ナッツRVキャンプ大会の様子

夕暮れとともに各々のキャンピングカー付近では、仲良くなった者同士が集合して宴が始まりました。

また主催者が用意した交流用のテント「憩いの場」では、ユーザー同士が交流する姿も見られました。

朝のアクティビティ


翌朝は海風を感じながら全員でラジオ体操です。

そして「来たときより美しく」を合言葉に会場となったゴールデンビーチ留萌のゴミ拾いを参加者全員で行いました。

オークション大会とじゃんけん大会


景色

じゃんけん大会・ちょぴこさんが負けたところ



続いて、カーナビやサイドオーニングなどのオークション大会が行われました。

結果的にどの商品もかなり安く落札されていました。

そして今年も豪華賞品「折りたたみ自転車」をかけたじゃんけん大会が行われました。

昨年は、筆者の妻がポータブルトイレ「LooSeal」をゲットするという幸運がありました。

今年は妻が前年度の覇者として注目を浴びつつ、かなりいいところまで勝ち上がりましたが残念ながら敗退。

しかし、会場は大いに盛り上がりました。

NUTS恒例・大抽選会


抽選会の景品

さらに、豪華賞品が当たる大抽選会が今年も行われました。

私たちを含め参加者は、狙っている賞品が当たるのか?ドキドキした時間を過ごしていたと思います。

筆者は、留萌市内の菓子店の詰め合わせをいただきました。

こうした「ちょっとした喜び」がイベントの思い出をより濃くしてくれます。

 閉会式後には連絡先交換も


ナッツRVキャンプ大会で集まったキャンピングカー

楽しかったキャンプ大会も全ての予定を終了し、閉会式となりました。

知り合った者同士、連絡先を交換し、再会を約束して、帰路につきました。

なお、キャンプ大会の詳しい様子については、YouTubeちょぴこ北の暮らしchの「NUTS RV札幌店キャンプ大会2025」の動画をご参照ください。


NUTS RV札幌店の柴田店長にインタビュー


ナッツRV柴田店長

柴田店長



キャンピングカービルダーとして、なぜこのようなユーザーイベントを開くのか。

その理由や目的などについて、キャンプ大会を終えたばかりのNUTS RV札幌店 柴田店長にお話を伺いました。

Q1:【筆者、以下同】ズバリ、今年の「NUTS RV札幌店キャンプ大会」のテーマは?

A1:【柴田店長、以下同】キャンプ大会を通じてお客様とNUTS RV札幌店のスタッフの交流を深めることをテーマとして臨みました。
また、このキャンプ大会を通じてお客様同士の交流を深めナッツユーザーの輪を広げていただき、キャンピングカーライフを楽しんでほしいとの思いを込めて企画しました。

Q2:「NUTS RV札幌店キャンプ大会」は2回目の開催となりましたが、新しい企画などはありましたか?

A2:今年のキャンプ大会から、お客様が楽しみながら交流を促すための「ユーザー対抗綱引き大会」を導入したほか、「オークション大会」も企画しました。
そのほかにも、お客様同士の交流の場となるテントを設けたところ、活発な交流が行われ、テント内は大盛況でした。

Q3:NUTS RVの基本理念は「クルマ創りを通してお客様に喜んでもらえる仕事がしたい」とのことですが、どのような形でイベントや日常業務に反映されているのですか?

A3:基本理念を受けて、常に「キャンピングカーを使いどのように楽しんでもらうか」を意識して提案することを心がけております。
「販売して終わり」ではなく、「キャンピングカーを通じて、ビルダーとユーザー、そしてユーザー同士が長くつながり続ける」――そんな思いが込められています。

Q4:今回のイベントで印象に残ったお客様とのエピソードがあればお聞かせください。

A4:このイベント直前に納車したお客様から「たくさんの友人ができました。参加できてよかったです」との感謝のお言葉を頂けたことがとても印象的でした。

Q5:今後、NUTS RV札幌店で予定しているイベントや新しい取り組みについて教えてください。

A5:NUTS RV札幌店では、年に2回開催される「北海道キャンピングカーショー」への出展に加え、新たに「冬季車中泊体験会」と題して、FFヒーターや断熱性能を体感してもらいながら「真冬の北海道でも快適に車中泊ができる」ことを体感していただくための企画をしているところです。

Q6:これからキャンピングカーの購入を検討されている方やキャンピングカーに興味のある方に向けてメッセージをお願いします。

A6:まだまだ「キャンピングカーで遊ぶ」というカルチャーが浸透してない日本において、キャンピングカーのある生活が特別なことではなく、むしろ「当たり前」といえるような世界を目指していきたいと思っています。

また、NUTS RVは、全国直営8拠点のサポート体勢で旅の不意なトラブルへの対応はもちろん、日々のメンテナンスなど、お客様のキャンピングカーライフを全力で応援していますので、是非一度お近くの店舗へ足をお運びください。

あとがき ~キャンピングカー文化定着のきっかけに~


海から会場を撮影

海から会場を撮影



今回のイベントに参加して感じたのは、キャンピングカーが単なる旅の道具ではなく、「人がつながるコミュニティの場」になりつつあるということ。

ヨーロッパではキャンピングカー旅は生活文化として定着しています。

そこではキャンピングカーユーザー同士の交流も日常的にあるでしょう。

日本国内ではまだまだこれからですが、年々増えていく国内のキャンピングカー保有台数を見ると、キャンピングカーがそれほど珍しくない存在になっていき、今回のようなユーザーイベントなどをきっかけに少しずつユーザーの交流の輪も広がっていくはずです。

こうした動きは、NUTS RVをはじめとした全国のキャンピングカービルダー、メディア、キャンピングカーユーザー一人一人が共に大きくしていくものだと思います。

移動の自由度が高いキャンピングカーだからこそ、思わぬ新しい交流が生まれやすい=今まで日本にはなかった旅文化の創生期かもしれません。

たかさん

32年間勤めた裁判所を早期退職し、「好きなことをしながら自由に生きる道」へシフト。 現在はYouTuber兼Webライターとして活動中です。 北海道を拠点に、愛車クレアとともに夫婦でキャンピングカー旅を楽しみながら、全国を気ままに巡る日々。 Webライターとしては、キャンピングカー旅の魅力やノマドワークなど自由な働き方について発信していきます。