【車中泊でヨーロッパ一周中】車中泊スポットはどうやって見つける?車中泊に便利なスマホアプリ3選【日本でも使用可!?】
目次
キャンピングカーでの車中泊スポット探しは結構大変
私たち夫婦は現在リモートワークをしながらキャンピングカーで暮らし、ヨーロッパを周遊中です。
旅を開始して約6カ月たちますが、やはり一番大変なのは毎日の宿泊スポット探し…。
キャンピングカーは乗用車と違いサイズが大きいので、普通の駐車場に停められません。
また車中泊禁止スポットも多数あります。
さらに車中泊生活には欠かせない水補給や排水処理ができる施設も探さなければいけないので、常に車中泊スポットを探す日々…。
便利なアプリや探し方を知らないと、毎日宿泊場所探しに多くの時間を費やしてしまいます。
そこで私たちが絶対手放せない、車中泊スポット探しに重宝するアプリ3選をご紹介します。
おすすめ車中泊スポット検索スマホアプリ3選
どれもiPhone、Android対応。
日本はもちろん海外でも利用できます。
※日本語非対応
⚫︎Park4night
「Park4night(パークフォーナイト)」は車中泊スポット検索アプリです。
日本を含む世界各地、約5万箇所の車中泊スポットが登録されており、特にヨーロッパでとても良く使われています。
バンライフ、キャンピングカー、車中泊に特化したアプリで、使い方はとても簡単。
地図で行きたいエリアを検索すると周辺にある車中泊スポットが表示されます。
良さそうな場所を決めてクリックすると写真付きの説明が出てきて、設備、料金、5段階評価、実際に車中泊した他のユーザーのレビューなどが確認できます。
上記のスポットだと「FREE MOTORHOME AREA」(無料のキャンピンカーエリア)で、外部AC電源、水補給場、ブラックタンク、グレータンク処理場などの設備が整っているということ。
このように事前に車中泊スポットの情報と口コミが確認できるので、安心してその場所を利用することができます。
さらに以下のようなタイプ別に分類されているので、自分のスタイルに合ったスポットを簡単に見つけだすことができます。
-無料RVパーク
-有料RVパーク
-オートキャンプ場
-ピクニックエリア
-ワイルドキャンピング
-キャンピングカー用駐車場(24時間)
-キャンピングカー用駐車場(日中のみ)
-オフロード
-水補給場
-排水処理場
-トイレ
無料でダウンロードして利用できますが、有料プランもあります。
2.49ユーロ(約390円)/月か9.99ユーロ(約1,565円)/年でプレミアムプランに加入すれば、オフラインモードや衛星写真マップが使えるなど、さらに便利です。
もちろん無料プランでも十分使えるので、最初は無料で使ってみるのがおすすめ。
ユーザー同士がスポットレビューする事で情報が広がっていくシステムなので、日本でもどんどん利用して車中泊仲間同士でシェアし合い、情報を増やしていきましょう!
キャンピングカー利用者の多いヨーロッパでは、ほとんどの人がこのアプリを使っているほど需要があるアプリ。
もちろん私たちもヘビーユーザーで毎日とても助かっています。
⚫︎iOverlander
「iOverlander(アイオーバーランダー)」は「park4night」と同じく、無料の宿泊スポット検索アプリです。
ただしこちらは車中泊だけでなく、バックパッカーやバイク、自転車など幅広いスタイルの旅人に対応。
検索できるのは車中泊スポットだけではありません。
-キャンプ場
-テントが張れそうなスポット
-ワイルドキャンピング(野宿)
-ホテル
-ドミトリーなどの格安ホステル
-ガソリンスタンド
-レストラン
-駐車場
-水場
-シャワー
-大使館
-国境
このように旅に役立つ場所を検索し、情報を得ることができます。
世界中の旅人が利用していますが、北米、南米の情報量が多いので、アメリカでのロードトリップに大変役立つアプリです。
さらにRVパークというよりは、ワイルドキャンピングなど自然の中のスポットが多いイメージです。
こちらもユーザー同士が情報をシェアしていくシステムで、宿泊スポット以外に「ここは危険エリアだよ」「無料Wi-Fiがあるよ」「ぼったくられたから注意!」「安くてうまいレストランがあるよ」など、旅人に役立つ様々な情報をシェアできます。
Googleマップ
「Google Maps(グーグルマップ)」はGoogleが提供している地図サービスです。
世界中で使われており、経路検索で利用している人も多いのではないでしょうか。
一般的に使われている経路検索やナビゲーション以外でも便利な機能が数多くあり、車中泊者には必須のアプリ。
私たちも手放せません。
私たちがよく利用する機能は移動時の経路検索やナビ、観光スポット検索など。
地図データをダウンロードできるオフライン機能を使えば、インターネット回線につながらない場所でも安心して使えます。
一番重宝している機能が航空写真モード、ストリートビュー、周辺写真です。
私たちのキャンピングカーは長さ6m70cm、高さ2m70cmもあるので、普通の駐車スペースでは駐車できなかったり、狭い路地は通れなかったりします。
旅をスタートしたばかりの頃は、目的地へ到着してから「駐車するスペースがない!」と気づいて泣く泣く引き返すことも何度かありました。
今ではスーパーへ買い出しに行く時でも、事前に航空写真で駐車場のスペースを確認してから向かうようにしています。
少し手間ですが先に周辺の様子を把握することでハプニングを回避し、ストレスなく旅を続けることができています。
車中泊スポットを探すときのコツと注意点
アプリの情報を完全に信用して、いざ現場へ行くと場所が存在しなかったり、実際の写真と違っていたりする場合もあります。
そこで私たちが毎回行っている車中泊スポット検索のコツを紹介します。
車中泊スポット探しのコツと注意点1:レビューを確認
まず「Park4night」で良さそうな車中泊スポットを見つけたら、他のユーザーのレビューをしっかり読みます。
様々な言語でコメントされていますが、翻訳機能がついているので日本語でおおよその内容は把握できます。
スポットの良し悪しをしっかり書いてくれているので、レビュー日付もしっかりチェック。
古い情報ではないか、そのスポットは本当に大丈夫か、自分たちで判断してから行くようにしています。
車中泊スポット探しのコツと注意点2:周辺の確認
次に「Google maps」で「Park4night」で見つけたスポットを検索し、その場所が本当に存在するか確認します。
「Google maps」の衛星写真やストリートビュー、写真、口コミで周辺情報も確認できるので、車中泊して大丈夫そうな場所か事前にチェックができます。
私たちは車中泊スポットに行く前に、毎回この2つのアプリで事前にチェックしてから行くようにしています。
またそのスポットまでの道路が山道で狭かったり、険しかったりする場合もあるので、道路状況を事前に確認することも大切です。
「Google maps」のアプリは本当に便利!ナビ以外でもとても重宝しています。
車中泊スポット探しのコツと注意点3:電話で確認
アプリのレビューは口コミなので情報が古かったり、間違っていたりする場合もあります。
事前に施設に電話をかけて確認を取るのもひとつの方法。
車中泊スポットに到着してみて、なにか様子が変だな、怪しいなと思ったら、たとえアプリ上では高評価でも自分の勘を信じて場所を変えるようにしましょう。
日本でも利用して情報を増やそう!
私たちが車中泊スポットを見つけるために毎日使っている神アプリはいかがでしたか?
海外での車中泊なら、ヨーロッパでは「park4night」、北米・南米では「iOverlander」と使い分けるのがおすすめです。
日本での車中泊ブームはまだまだこれから!
このような便利なアプリを使い、情報をシェアし合い、みんなで楽しい車中泊旅をしましょう。