カヤック・SUPで夏を満喫する!水辺での車中泊の魅力

カヤック・SUPで夏を満喫する!水辺での車中泊の魅力



ウォータースポーツと車中泊は相性抜群

水辺で車中泊しながらウォータースポーツを楽しむ人は多い。

ウォータースポーツと言っても色々あるが、この記事では主に私の専門分野であるカヤックやSUPなどのパドルスポーツ(他にカナディアンカヌー、アウトリガーカヌー、パックラフトなどがある)を引き合いにして、車中泊とウォータースポーツの関係や魅力などについて語りたいと思う。

パドルスポーツと密接な関係にある車中泊仕様車

水辺車中泊 カヤック・SUP 夏

カヤックやSUPなどの運搬

カヤックには背負って運べるサイズに畳むことのできるフォールディングカヤックもあるが、FRPやポリエチレンなどでできた5mもあるシーカヤックを遠くまで運ぶためには、一般的にはクルマの屋根に載せて運ぶ以外に方法はない(※ 川で使う短いカヤックなら車内に積めるクルマもあり、シーカヤックにも3分割にできるタイプなどもあるので、必ず屋根の上というわけではないが)。

水辺車中泊 カヤック・SUP 夏

SUPにも、使用するときは高圧の空気を入れて膨らまし(知らない人が見たら形状も硬さも空気を入れて膨らませたボードとはわからないほどになる)、空気を抜いて畳めば背負って運べるサイズになるインフレータブルボードもあるが、インフレータブルでないボードを運ぶためにはやはりクルマが必要(屋根の上、またはボードの長さと車種によって車内)だ。

畳むことのできないカヤックやSUPのボードの運搬には基本的に自動車が不可欠ということだ。

水辺車中泊 カヤック・SUP 夏

畳んで運ぶことのできるフォールディングカヤックやインフレータブルボードの一番の魅力は、自走して運ばなくても電車・バス・飛行機などを利用して遠くへ持って行くことができて、出艇した場所へ戻らなくても上陸した場所で畳んで持って帰ることができるため、ワンウェイのパドリングトリップができることだ。

そんな旅を私はライフワークとしてきた。

同様な楽しみをしている人も多いが、大方の人がフォールディングカヤックやインフレータブルSUPであっても普段はクルマで運ぶ人が多く、新参のインフレータブルSUP(歴史が浅い)に至っては人力で運ぶなんて認識など全くなく使っている人もかなり多いのではないかと思う。

1つの拠点

水辺車中泊 カヤック・SUP 夏

私も飛行機や船で離島などへ行く時以外は、夜行バスや鉄道を利用することもあるが、自分のクルマに積んで出掛けることが多く、クルマをベースにしてワンウェイのパドリングトリップをし、電車やバスを使ってクルマまで戻るといったようなことをすることもある。

前乗りをして水辺で車中泊

また、私にとってSUPやカヤックなどのパドルスポーツは、趣味でもあるが仕事でもあるので、遠隔地へのツアーや納品が目的で出掛ける機会もあるのだが、そうした場合は、自分用のボードやカヤック以外に納品するボードやカヤックなども持たなくてはならないので、クルマでないと無理だ。

そして、遠隔地へ出かけた場合は車中泊をすることが多い。

水辺車中泊 カヤック・SUP 夏

と言うより、現在私の車中泊旅の8割以上は遊びでも仕事でもSUPやカヤックが目的となっている。

そして、当然ながら出艇する場所やサーフィンをする場所に近いところに駐車することになるため、この記事のテーマである水辺で車中泊をする機会も多いのだが、私に限らず、ウォータースポーツ(カヤックやSUPに限らずサーフィンなども)を楽しむ人には前の晩に現地に着いて、朝までクルマの中で過ごす(要するに車中泊)ような人は多い

水辺車中泊 カヤック・SUP 夏

例外もあり、全ての人が当てはまるわけではないが、カヤック、カヌー、SUP、サーフィンなどのウォータースポーツを楽しむ殆どの人にとってクルマは不可欠なのだ。

そして、車中泊をしながら楽しむ人が多いのも特徴だ。

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