車中泊で作る簡単朝ごはん

車中泊で作る簡単朝ごはん!クッキングケトル活用術とおすすめレシピ



車中泊で作る簡単朝ごはんには電気調理器が最適

例外もあるが、私は車中泊旅をしている最中は、夜寝る場所には暗くなってから到着し、朝は早い時間に出発し、なるべく同じ場所に長居しないことを心掛けている。

そのため、車中泊での朝食はコンビニなどで購入した出来合いのもので済ませることも多いが、調理をする場合も時短のために、簡単で手間のかからない方法で調理し、準備や片付けにも時間がかからないよう、使用する道具も洗い物も極力少なくて済む工夫をしている。

しかし、手抜きをするとか、美味しくないもので我慢するといったようなことではない。

工夫をすれば安全運転のために必要な、元気の出る美味しい朝食を簡単に作ることができる。

そのための最も便利で合理的な調理道具が、ポータブル電源と電気調理器の組み合わせだ。

火災や一酸化炭素中毒などの危険性も低いところが、車中泊用の調理道具として向いている。

クッキングケトル 簡単レシピ 車中泊

手軽な電気を使う調理器具には、小型のIHコンロやホットプレート、ホットサンドメーカーなど色々あるが、本稿では、多用途に使える電気クッキングケトルを活用し、簡単朝ごはんを合理的に作る方法を紹介しようと思う。

万能な電気式のクッキングケトルを有効活用

クッキングケトル 簡単レシピ 車中泊

上の写真は私が愛用している電気式のクッキングケトルだ。

注ぎ口があるので、名前の通り鍋としてもヤカンとしても使える大変便利な調理器具だ。

サイズは内径が16cm程度で容量は1.2Lなので、1人や2人での使用にちょうど良い

消費電力も600Wなので、小型のポータブル電源で使うことができる(ポータブル電源の能力は要確認)。

また、この写真ではアルミの蓋を被せているが、元は中の見えるガラス蓋付きだった。

しかし、私は走行中に揺れて割れてしまう心配のない蓋(家にあった口径の合うアルミの蓋)に変えて使用している。

ラーメン(袋麺)の調理などにもちょうど良いサイズだが、クッキングケトルで直接料理をしてしまうと洗う手間がかかるため、特に朝はこれを汚すような使い方はしないようにしている。

今回はそんな活用方法を紹介しようと思う。

次のページ▷▷▷【クッキングケトルを使って主食もおかずも!おすすめのレシピを紹介