自転車タイプの特定原付とは?電動キックボード・電動バイクとの違いや交通ルールなどを調べてみた
自転車タイプの特定原付に問題点はある?
電動キックボードの規制緩和が決まった際は、「危険じゃないのか?」「事故が増えるのでは?」といった声が聞かれました。
では、自転車タイプの特定原付にも、危険性や問題点はあるのでしょうか。
一般論を知るために、知恵袋サイトで「自転車タイプの特定原付に問題点はあると思いますか?」と質問してみました。
質問へのご回答
「自転車タイプはタイヤが大きく、サドルに座れることもあって、キックボードより安全だと思いますね(Wさん)」
「類似するモビリティと見分けにくいのが問題。歩道の走行ルールを守る特定原付と守らない特定原付、違法な電動バイクなどが街を走っていますが、どれも同じような見た目なので、取り締まりが難しいと思います(Sさん)」
「電動キックボードより安全そう」というWさんと「取り締まりが難しそう」というSさん、どちらの意見にもうなづけます。
自転車タイプの特定原付には、一長一短があるといえそうですね。
特定原付の普及に応じた体制づくりに期待
電動キックボードとくらべて、自転車タイプの特定原付は運転しやすそうですし、走行安定性も高そうです。
ただ、そのぶん無茶な乗り方をされる可能性もあります。普通の自転車でも危険な運転をする人はいますしね。
何にせよ、自転車タイプの特定原付はすでに販売されているわけで、今後は街で見かける機会が増えると予想されます。
そうなると、車の運転にはいっそうの注意が求められそう。
当然ながら、特定原付に乗る人にも、交通ルール遵守と安全運転をしてもらいたいですよね。
運転免許が不要な乗り物とはいえ、そのことは交通ルールを守らない理由にはなりません。
新しい電動モビリティが普及するのは結構ですが、交通安全は守られて然るべき。
特定原付の普及に合わせて、利用者に適切な交通指導を行う体制もしっかり整えてほしいところです。
ライター:加藤 貴之
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