北海道民がおすすめ!雪の車中泊、必須アイテムと装備はコレ
目次
外気温計の設置は必須
北海道の寒さは地域によって大きな差があります。
また、天候によっても気温が大きく変わります。
FFヒーターなどがあって車内は快適だと、外気温が急激に下がっていてもわかりにくいは場合があります。
気付いたときには積雪していたり路面凍結していたりして、移動ができないということになりかねないので、外気温計は付けておいたほうがいいです。
価格も1,200円くらいなのでおすすめ。
雪用ワイパーでフロントガラスの視界を確保
冬の北海道では夏用ワイパーは凍りついてしまい、窓をきれいに吹けなくなり、運転に支障をきたします。
冬に北海道で車中泊するなら、ワイパーは冬用にぜひ交換しましょう。
車種によって適合製品が異なりますが、私が使っているのはPIAAの撥水スノーワイパー。
価格は2300円くらいです。
10月からはスタッドレスタイヤで
北海道では10月に入ったら峠を走る場合は夏タイヤでは危険です。
雪が降っていなくてもアイスバーンになるのでスタッドレスタイヤは必須。
タイヤハウスに付いた氷を落とすゴムハンマー
タイヤハウスに氷の塊が付いてしまうので、適宜ゴムハンマーで叩いて落とします。
足で蹴ってもいいのですが、けがをすることがあるのでゴムハンマーがおすすめ。
価格は300円ほどなので、一つキャンピングカーに積んでおきましょう。
スノーブラシ
スノーブラシは車の上に積もった雪を下ろすだけではなく、ウインドガラスに付いた氷を削って落とすのにも使います。
スノーブラシは、私は↑写真のような伸ばせるものを使っています。
もっとコンパクトなものもありますが、自分のは高いところまでブラシが届くのと、割としっかりしているので使っています。
雪を下ろすのはブラシ側で行いますが、あまり強く行うとボディーに傷を付けてしまいます。
窓ガラスに付着している氷を落とすときはスクレーパーの方を使います。
こちらもガラスが傷付かないようにていねいに行います。
アクリル窓はすぐに傷になるので、氷落としはしない方が無難です。
スコップ
雪が強く降るときは、夜間にキャンピングカーの周りが雪で覆われて、マフラーやFFヒーターの吸排気管が塞がれてしまう恐れがあります。
眠る前にスコップで雪を寄せておきましょう。
スノーブラシでも代用できますが、スコップにはかないません。
山間部を走らないのであれば必須ではないと思いますが、念のために積んでおくことをおすすめします。
冬の北海道の車内で暖かく車中泊するための設備は
私はファンルーチェのセレンゲティというキャンピングカーに乗っています。
トヨタのハイエースをベース車としたキャブコンで、断熱処理がされていてFFヒーターも装備されています。
FFヒーターとは、エンジン停止中でも使用でき、素早く室内を温めて長時間稼働できる燃焼式ヒーター。
車のエンジン用燃料を利用するので燃料タンクにガソリンや軽油がある限り給油は不要。
電気をほとんど使わないので、サブバッテリーやポータブル電源の電池切れの心配もほぼありません。
とてつもなく寒い冬の北海道で車中泊するなら、断熱処理とFFヒーターは必須。
さらに車内で暖かく過ごすために、私が使っているアイテムを紹介します。
電気毛布でFFヒーターを補う
FFヒーターは冬の北海道では必須装備だと思いますが、つけっぱなしにしていると室内が乾燥して喉が痛くなってきます。
加湿器を使っていますが、今度は窓の内側などが結露します。
そこで登場するのが電気毛布。
就寝時は基本的に電気毛布だけ使い、どうしても寒くなる朝方だけFFヒーターを稼働して室温調節をしています。
電気毛布は消費電力も少ないですし、室内の乾燥もひどくならないので助かっています。
I Hクッキングヒーターが安全で重宝
キャンピングカーの室内で暖かく過ごすにはカラダを中から温めるのも大事。
冬は鍋料理をよく作りますが怖いのは「火災と一酸化炭素中毒」。
キャンピングカー購入当初はガスコンロを使っていましたが、IHクッキングヒーターに変えました。
何がいいかというと「火災の心配がない」「一酸化炭素中毒の回避」「使用しないときに台になる」こと。
価格も6千円程度とさほど高くありません。
車外で使用しても、風の影響を受けないのもいいです。
使用しているIHクッキングヒーターはこちら▽
ポータブル電源があるとさらに安心
キャンピングカーにはサブバッテリーが搭載されているのが一般的。
車両走行に使うメインバッテリーとは別に搭載してあって、私は照明と冷蔵庫、FFヒーターの電力として使っています。
私のキャンピングカー・セレンゲティにもサブバッテリーは付いていますが、さらに電力が欲しくて2,000Wクラスのポータブル電源を積み、こちらはクッキングヒーター、炊飯器、コーヒーメーカー用としています。
セレンゲティのサブバッテリーが電池切れしてFFヒーターが止まってしまい、夜間に車中泊場所から退散したという苦い経験から、電気の使いみちをサブバッテリーとポータブル電源で分けるようにしたのです。
冬の北海道で車中泊するなら、サブバッテリーが搭載されていても、予備電源としてポータブル電源を積んでおくことをおすすめします。
まとめ
雪の車中泊対策として、あったらいいなをまとめてみました。
自分としては暑い夏より大好きな冬のキャンピングカーライフ。
確かに景色も白一色だし、道の駅の産直市場も寂しくなりますが、装備を整えることで車内で快適に過ごせます。
雪の日の車中泊もおすすめではあると私は思います。
これからの冬の時期も、キャンピングカーで楽しんでいきませんか?