車中泊中の体調不良を避ける!400回の車中泊経験者が実践した健康管理法
目次
400回の車中泊でこんな体調不良になった
新型コロナが流行っていた頃
私はどちらかというと頑丈で病気にかかりにくいタイプですが、車中泊旅を始めたばかりの頃は、体調を崩すことがありました。
たとえば、最初の夏、北海道の帯広周辺を旅している時、熱が出てぐったり。
新型コロナが流行っていた時期だったこともあり心配でしたが、数日安静にしていたところ熱は下がりました。
車中泊初期はまったく休まなかったので疲れが溜まっていたのでしょう。
この経験から、毎日遊び呆けるのではなく、遊びも週休2日制を導入しました。
健康維持のためには、強制的に体を休める日を作ることが大切です。
たまに揚げ物をバカ喰いして胸焼け
車中泊旅中の食事はほぼ自炊でした。
簡単な調理器具しか載せていなかったので、結果的に消化の良いメニューが多かったように思います。
ですが、もともと揚げ物好きなので、たまに夕方のスーパーで半額祭りを見かけると、普段食べられない揚げ物をたくさん購入しバカ喰い。
深夜から翌朝にかけて逆流性食道炎や胸焼けのような感じが胃の上部で起こって、しばらくお粥とやわらかく茹でたうどんで過ごすことに。
しかも、そのときに学習したはずなのに、後日再びスーパーで美味しそうな半額の揚げ物を見かけると欲望を抑えられず、3回ほど同じ苦しみを経験しました。
3度も嫌な思いをすればさすがに我慢を覚えるので、その後は問題ありません。
私は2年間でこの程度で済んでいるのは自身の体調管理と予防をおこなっているからだと思います。
体調不良に備えて車中泊旅に持っていったもの!
2〜3泊ほどのショートトリップなら必要ないかもしれませんが、長期で旅に出る場合は不測の事態も考慮して持って出た方がよいものがあります。
保険証
1つ目は保険証、今ならマイナンバーカードでも問題ありません。
日本の病院はこれらを忘れて全額負担しても事後申請すれば保険負担分の医療費は戻ってきますが、その時々の出費は少ない方が安心。
旅行の際は必ず持っておきましょう。
市販薬
2つ目は市販薬。
普段家に置いてある薬をいくつか持って出ましょう。
旅先で熱が出たり、ちょっとしたケガしたりすることもあります。
薬局は大体どこにでもあるので必要な薬を買うことはできると思いますが、出費になるし、薬局の営業時間外に体調不良になることもあります。
車内に解熱剤や消毒液、胃薬くらいは置いておくと助かります。
処方薬
3つ目は処方薬。
持病がある場合は、かかりつけ医師に相談して出発前に処方薬をもらっておきましょう。
私はぎっくり腰持ちなので出発前に鎮痛作用がある湿布を処方してもらって、常に車内に保管してありました。
お薬手帳
また、お薬手帳を持っていくのもよいと思います。
それと重い持病がある方は担当医師が所属している病院の連絡先は控えておきましょう。
持病の程度にもよるかもしれませんが、旅先で発症してしまった場合、初めての病院で初めてのお医者さんに診てもらうことになります。
いざという時に医師同士で話してもらった方が色々な意味で安心です。
400回の車中泊旅で実践した体調管理方法!
私が実践していた車中泊時の体調管理方法を紹介します。
特に気温の差と疲れには要注意!
旅中の気候への対処!
例えば、同じ日本の夏でも北海道と沖縄では気温も湿度もまったく異なります。
車中泊は車内とはいえ屋外で寝るのとあまり変わりありません。
特に断熱処理していない車だと、夏は外気温以上に車内は暑くなり、逆に冬はかなり寒さを感じます。
目的地の予想気温や湿度を事前に調べて、気候に合った衣服や寝具を用意しましょう。
標高にも注意!
山間部では標高による温度差に注意が必要です。
一般的に100m標高が高くなると気温が1℃下がると言われています。
夜になると思った以上に冷え込むこともあるので、時間帯での環境の変化に気をつけましょう。
風邪対策
手洗いとうがいは車中泊旅に限らず普段からよく言われている風邪対策。
私は買い物や人が多い場所に出かけたときに咳き込む人を見かけたら、その場でトイレを探してうがいと手洗いをします。
20年以上行っている風邪対策ですが、そのおかげか風邪を引くことが数年に1回しかありません。
それと、車中泊旅しているとついつい毎日遊んでしまいますが、強制的に体を休める日を作りましょう。
疲れていると抵抗力が弱って風邪のウイルスに侵されやすいですからね。
運動不足の解消
車中泊旅はどうしても運動不足になりがちです。
今回の日本一周の車中泊旅中、私は意図的にウォーキングをして一日9,000歩を目指していました。
このほか、ジムでの筋トレや素振り、トレッキングなど、車中泊の旅先でもできる運動不足解消法を実践していました。
↓の記事でくわしく紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
参考記事はこちら▷【車中泊で日本一周中】250泊しても健康維持!運動不足解消法おすすめ5選!
腰痛持ちは注意!
実は私は腰痛持ち。
車の運転は腰に悪いです。
車中泊旅でぎっくり腰や坐骨神経痛を発症すると旅を続けられなくなるかもしれません。
今回の日本一周旅では、予防のために100円ショップで見つけたツボ足踏みとマッサージローラーを使ったり、ストレッチをしたり。
ほかにもいろいろな腰痛予防策を行っていました。
腰痛持ちの人はぜひ↓の記事を読んでみてください!
参考記事はこちら▷【車中泊で日本一周中】220泊以上!車中泊は体に悪い?腰痛持ちが実践している対策!
野菜の摂取量を増やそう!
当たり前のことかもしれませんが栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。
車中泊旅では、狭い車内での調理や、ゴミ問題を勘案すると作れるメニューは限定されます。
どうしてもレトルト食品や出来合いの惣菜に頼りがちですが、できるだけ道の駅や直売所で売っているご当地野菜をたくさん食べることをおすすめします。
実体験として、車中泊旅で野菜の摂取量を増やしていたら、すこぶる体調が良く、体重も減り、体が軽かったです。
ちなみに、旅が終わって富山に戻り、食事が自由に楽しめるようになると、油ものと炭水化物が増えて2カ月足らずで体重がプラス5kgになってしまいましたが。
まとめ
車中泊は健康だからこそ楽しめるというもの。
北海道で熱が出たときは、どこの病院に行けばいいか分からないし、コロナ禍でお風呂にも行けない、薬局やスーパーは自動体温計があり引っかかるので、買い物もできなくとても不安でした。
車中泊旅だと特殊な環境下での生活なので、普段以上の体調管理が必要です。