【仕事に遊びにマルチに使える軽トラ用カーゴボックス】自遊空間Boo3「使い道は無限大」
使い勝手
使い勝手の良さでとにかく強調したいことは、先程から何度も書いているが、左右後方3面のパネルが全て開くようになっていることだ。
実際に使ってみると、これが想像以上に便利だった。
まず、荷物の積み込み、整理、取り出しがとにかくしやすい。
具体的に言えば、VANの場合は車内に上がり込まなければ荷物の積み下ろしができないことも多々あり、これが案外面倒だったり、必要なものを探すのに手間取ってしまったりする。
雨の日や砂や泥のあるようなところだと、車内が濡れたり汚れたりして掃除の手間も増えてしまう。
しかし、3面のパネルが全て開いていれば、自分が荷台の周りを回ればそれだけで済んでしまう。
必要なものを探すのも一目瞭然だ。
実際にやってみると本当に便利なことを痛感する。楽なだけでなく、積み込みも片付けも時間も大幅に短縮されるのだ。
そして、無蓋の荷台と違って割と大雑把に積み込んでも走行中の荷崩れ荷物を飛ばしてしまう心配もなく、もちろん雨が降っても荷物が濡れてしまうこともなく、幌やロープをかける手間も不要だ。
そして、オプションのアオリ止めフックを付ければ、アオリをテーブルやステップ、作業台などとしても使うこともできる。
またルーフキャリアを取り付けるためのレールのオプションがあり、早速私はルーフキャリアを取り付けたのだが、アオリがステップになるため、ルーフキャリアに載せたものをラッシングする際も脚立などを用意する必要がない。
そして、跳ね上げた扉はオーニングの代わりになるのだが、雨避けになるのももちろん、アオリをテーブルにしてこの下に入れば、人数が多くてもトンビからの襲撃に怯えず皆で安心して海岸近くでランチをとることができる。
跳ね上げるだけだからオーニングを張るよりもずっと簡単だが、目立たないところも良い。
駐車場などでオーニングをやたらに張るのははばかられるし、マナー違反となるケースも多い。
しかし、これならあまり目立つこともないばかりか、軽自動車だから幅も狭いので、パネルを上げても枠内に収まることも多く、隣が仲間のクルマだったりしたら、躊躇なく間に庇を作れてしまうのはありがたい。
また、普通のVANの場合は、停めた向きと風向きによって荷物を出し入れしている最中に雨が侵入してしまうことがあるが、風上側のパネルを開けないようにすれば荷台も荷物もあまり濡らさずに済む。
これも3方開きの利点だ。
今後の展望
もちろんVANやパネルバンにも「ならでは」の魅力があり、絶対的にBoo3 + 軽トラの方が良いとか優れていると言いたいわけではないので、そこは誤解しないでいただきたい。
今回の記事は、経験的に知っていることと、この一月「Boo3 + ハイゼットジャンボ」を使ってみて感じたことを照らし合わせてみたらこんな感じだったというレポートだ。
一方、「Boo3 + ハイゼットジャンボ」は本当に便利で使いやすく、一月使っただけで既に手放せないような気持ちにもなっている。
書ききれていない特徴や魅力も多々あり、潜在的な魅力もまだまだありそうだ。
そして、Boo3も大変魅力的なのだが、ハイゼットジャンボも想像以上に良いクルマだった。
しかし、ハイゼットジャンボについてまで言及し始めたら長くなり過ぎるので、それはまた追々。
また、一月使ってみて感じたことは、Boo3 はあまり色々手を加えてしまうより案外シンプルな状態を保ったままの方が汎用性があって良いのではないかということだ。
とは言え、より使いやすくするために多少は手を加えたり、時には動く茶室のように使ってみるなど、今までやったことのなかったような使い方もしたいと思っている。
などなど、面白いことがあればその都度この場で報告しようと思うので、今後の「Boo3 + ハイゼットジャンボ」の活躍をご期待いただきたい。