車中泊中の大雨&大雪!「急な天候悪化」にはどう対応する?
目次
天候悪化の際の対応方法2.車を停めるなら「立体駐車場」へ
自宅が遠く帰宅が困難な場合は、近隣で「立体駐車場」を探してみましょう。
滞在先からあまり遠くない場所に駅や繁華街があれば、その周辺に立体駐車場があることが多いです。
雨や雪から車の守るためにも、立体駐車場のような高さのある場所が安心。
立体駐車場は屋根もあり、トイレ完備の場所も多いです。
天気が回復するまで数時間程度過ごすのであれば、駐車場内に滞在しても良いでしょう。
駅周辺の立体駐車場だけでなく、ホテルやネットカフェなども立体駐車場になっている場所があります。
3階建以上の駐車場をネットで探したり、ツイッターなどで情報を集めてみるのがおすすめです。
天候悪化の際の対応方法3.車を停めたら「ホテル泊」が理想
無事立体駐車場に車を停めることができたら、駐車場内でそのまま車中泊をせず、できるだけ近隣のホテルやネットカフェなどに宿泊をしましょう。
土地勘のない場所では、なにかあったときの対応が遅れてしまうことが考えられます。
ホテルなどの宿泊施設であればホテルスタッフから情報を得ることができたり、宿泊客同士で情報の共有をすることも可能です。
わからないことをすぐ聞ける状況に身を置くことで、安心度がかなり変わります。
特に災害級の悪天候に見舞われた場合などは土地勘のない場所で不安の中過ごすより、雨風をしのぎ安心して過ごせる宿泊施設を利用するのがおすすめです。
もちろん、立体駐車場から移動すること自体が危険な場合には車内に留まるのがベスト。
いずれにせよ、その時の状況をみながらネットで情報を集め、自分が安心できる&安全であると思える手段を選択するようにしてください。
天候悪化の際の対応方法4.大雪の場合はすぐに近隣のホテルへ!
大雪の場合は立体駐車場などを探さず、すぐに近隣の宿泊施設を探して予約をいれて、できるだけ早めに移動を開始しましょう。
大雪の中万が一立ち往生してしまうと車外に出ることすらできなくなり、最悪の場合は命に関わります。
すぐに近隣のホテルなど宿泊施設を調べ、一番近いホテルに避難(宿泊)するようにしてください。
また冬に標高が高い場所など、寒さが厳しく降雪が予想される場所へ車中泊に行く予定がある方は、遅くとも11月末頃にはスタッドレスタイヤに履き替えてしまうのがベスト。
筆者は神奈川県の箱根町に住んでいますが、実は箱根もよく雪が降るんです。
毎年秋頃にはスタッドレスタイヤに履き替えて、いつ雪が降っても良いようにしています。
一度スタッドレスタイヤに履き替えてしまえば、春までは雪を気にせず車中泊にでかけることができるようになります。
安心安全な走行のためにも、早め早めの行動を心がけるのがおすすめです。
天候悪化の際の対応方法5.自宅から近い場合は即帰宅
天候が悪化するのが分かった時点で「どこにいるのか」も、その先の行動を決定するためにとても重要です。
自宅からかなり離れてしまったときには、周辺の立体駐車場や宿泊施設に滞在するのがベストですが、現在地から自宅まであまり距離がない場合、その場で思い切ってUターンを。
自宅に戻る選択をすることが、結果的に身の安全を守ることにも繋がります。
すこしでも天候に不安がある場合は、スマートフォンなどで天気予報をチェックしながら行動を。
走行も難しいような悪天候に見舞われる前に、車中泊を中止して自宅に帰る判断をしてください。
天候悪化や災害時など「緊急時」の行動について考えておこう
今回は、車中泊時に天候が悪化したときの対応方法についてお話をしました。
楽しい旅の予定を変更するのはとても残念ですが、無理は禁物。
安全な場所に移動する、ホテル泊に切り替えるなど臨機応変に対応し、車と自分を守る行動をとることが大切です。
車中泊を中止したとしても、車と自分が無事であればまた別の機会にでかけることができます。
「せっかく来たから」という気持ちもあるとは思いますが、楽しむのはまた次の機会にし、安全のための行動を心がけてください。
この記事をきっかけとして、車中泊時の緊急時の行動を考えたり、ご家族で話をする機会に繋がれば幸いです。