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キャンピングカー維持費で悩んでいるかた必見

実録!5年間キャンピングカーを使用して分かった維持費と乗用車の維持費の比較



わが家のキャンピングカーの維持費

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実際にどのくらいの維持費がかかるのか、わが家のキャンピングカーを例にご紹介していきます。

わが家のキャンピングカーは全長4,880mm幅1,880mm高さ2,690mmのライトキャブコンタイプです。

車種はロータスRVのMAMBOW Famille(マンボウファミーユ)で、総排気量は1798cc。

燃料はガソリンを使用し、駆動方式は2WD、乗車人数は最大7名、就寝人数は最大6名です。

車中泊は月に1度(1泊または2泊)の頻度で行い、平均で月に1000km程度走行しています。

参照:「ライトキャブコン」って実際どうなの?!〜購入してから3年目のホンネ〜

年間の維持費

わが家のキャンピングカーにかかる年間の維持費を表にまとめてみました。

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1年に1回、排気量に応じて課税される自動車税は、同じ排気量の普通自動車より約2割程度安い31,600円。

車検は2年に1回あり、今まで3回行ってきましたが、部品交換が無ければ基本的に10万円以内におさまっているので、車検の点検作業や代行料金も合わせた金額を年間で換算すると約5万円の計算となりました。

任意保険は車両保険やロードサービス特約なども含めて年間約5.5万円で、ガソリン代は年間で約24万円。

洗車は基本的には自宅で行い、半年に1回は専門業者でコーティングを行なってもらっているので、約2.6万円です。

メンテナンス費用はオイルやタイヤ、バッテリーなど定期的に交換する必要のある費用を年間で考えると約4万円の出費となりました。

駐車料金はかからないので、全てを合わせると年間に約45万円ほどの維持費がかかっています。

乗用車とキャンピングカーの維持費を比較

キャンピングカーの維持費を計算してみましたが、普通自動車と比べるとどれくらい維持費に違いがあるのか気になる方は多いと思います。

次は、以前筆者が使用していた普通自動車の頃の維持費と比較してご紹介していきたいと思います。

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筆者が以前所有していた普通自動車は排気量1500ccの2WDガソリン車です。
(燃費:16km/L、総重量:1100kg、最大乗車人数:5人)

普通自動車の頃から車中泊や車旅をしていたので、走行距離やメンテナンスの頻度はほとんど同じでした。

しかし、キャンピングカーの方が普通自動車と比べると燃費が悪いので、ガソリン代も倍近く高く、メンテナンス費用においても、交換が必要な消耗品や部品、設備が多いキャンピングカーの方が費用がかかっていました。

自動車税、重量税においては、特殊用途自動車であるキャンピングカーの方が安い税額が設定されているので、普通自動車の頃より安く済んでいます。

全ての項目を合わせたわが家の年間維持費を比べてみると、キャンピングカーを購入したことで増えた年間維持費は約15万円でした。

普通自動車よりは維持費が高くなってしまいましたが、月々に換算すると約12,600円増加したことになります。

キャンピングカーの維持費の内情

わが家のキャンピングカーの維持費についてご紹介してきましたが、次からはさらに詳しくキャンピングカーならではの実情についてご紹介していきます。

特殊車両「8ナンバー」

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キャンピングカーを道路運送車両法の「特種用途自動車」に区分できれば、ナンバープレートを「8ナンバー」で登録することができます。

キャンピングカーを8ナンバーで登録できれば、自動車税や重量税が割安になったり、高速道路が普通車料金で通行できたり、1年毎車検ではなく2年毎の車検で良くなるなどのメリットがあります。

8ナンバーに登録するためには「就寝設備の数」「就寝設備の広さと形状」「水道設備や炊事設備の使用方法」「水道設備や炊事設備の設置方法」など細かい決まりが設けられているので、自家用車や商用車を改造する場合は注意が必要です。

保険

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8ナンバーのキャンピングカーは、車体の特殊な構造や高額なモデルが多いことから、任意保険を扱う保険会社が限られてしまうのが現状です。

また、例え保険に加入できても条件付きとなってしまい、補償内容が不十分なケースや保険料が割高になってしまう場合があるのが実情です。

筆者自身もキャンピングカーを購入する前に複数の保険会社に問い合わせたところ、半数はキャンピングカー加入は対象外か、補償内容に制限や条件付きのところが多い印象で、保険料も会社によってさまざまでした。

そのため、8ナンバーのキャンピングカーを購入する際は、早めに補償内容やサービス内容を複数の保険会社で比較しておくのがおすすめです。

メンテナンス

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キャンピングカーを安全かつ少しでも長く愛用するためには定期的なメンテナンスは必要不可欠です。

筆者は主に下記の表のような走行距離や期間を目安に消耗品の交換を行っていますが、車旅や車中泊の回数が多いほど、必然的に消耗品の交換頻度は高くなってしまいます。

また、キャンピングカーに設置されたトイレやシャワー、テレビといった車内設備も、経年劣化等による故障や部品交換などのメンテナンスが必要になるケースもあるので、その費用は予め把握して予算に組み込んでおくことをおすすめします。

【消耗品の交換目安】

維持費

キャンピングカーの維持費を安く抑える方法

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キャンピングカーの維持費を安く抑えるためには、燃費を抑えるのが最もおすすめです。

実際に筆者のキャンピングカーもガソリン代が年間維持費の半分を占めています。

燃費を抑えるためには、運転の仕方に注意したり、長距離を走行する場合は高速道路を利用したりといくつか方法はありますが、キャンピングカー購入を検討している方はディーゼル車を選ぶのも一つの手段です。

ベース車両の多くが商用車であるキャンピングカーでは、ガソリン車とディーゼル車の両方から選べることも多く、ガソリンよりも安い軽油を燃料としたディーゼル車を選んだ方がランニングコストは低く抑えられます。

しかし、ディーゼル車はガソリン車に比べると車体価格やメンテナンス費用がやや高くなってしまうので注意が必要です。

燃費以外の保険料やメンテナンス費用などのコストについては、安全面を考慮して、費用を抑えようと考えない方が得策です。

トータルでみればキャンピングカーの維持費は安い

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キャンピングカーは快適な車旅や車中泊を楽しめる利便性が魅力のひとつです。

実際に、筆者のキャンピングカーにもベッドやテレビ、電子レンジ、室内エアコンなど、子供や愛犬達でも快適な空間で車旅を楽しむことができています。

普通自動車と比べれば維持費こそ増えてしまいましたが、旅費は以前よりも安く抑えられており、キャンピングカーがあることで、地震などの災害時の避難場所として活用できるのは小さな子供や愛犬を飼っている筆者にとっては大きな安心にも繋がっています。

そのため、家族との快適かつ安心で楽しい生活の選択肢の広がりを考えれば、これからかかる維持費のことを考慮しても、プラスマイナスでプラスとなっています!