【車載OK】折り畳み電動バイク、車中泊先での移動に便利な4モデル!
Niiro RIDE ON Aioon(アイオーン)
大阪にある合同会社・Niiroの電動バイクブランド「RIDE ON」。
2018年から電動バイクの開発を始め、その第一弾モデルとして今年の9月に発表になったのがここで紹介する Aioon(アイオーン)です。
スタイルは、本記事で最初に紹介したBLAZE(ブレイズ) スマートEVと同様でシートの下に縦のシートポスト(支柱)がなく、すっきりしています。
シートの付いているフレームの下にはスプリングを装着。
段差を乗り越えるときなどのショックを和らげます。
いちばんの特長は軽量なこと。
総重量は16.5kg、バッテリー単体は1.7kg。車に積むのもラクだし、充電のためにバッテリーを取り外して、持ち運ぶのにも負担のない軽さです。
折り畳みは工具要らずで簡単。
約3秒で折り畳めます(展開も同じく約3秒)。
キャスターが付いているから、畳んだ状態でコロコロ転がして持ち運びができるのもラクで便利です。
日本の住宅事情や道路事情に合うように、日本(大阪)の企業であるNiiroが監修。
5万台以上の輸出実績がある大手電動モビリティメーカー「TAIZHOU」との共同開発で生まれたたモデルです。
製品名 RIDE ON Aioon
充電時間 4~5時間
最長航続距離 30km
最高速度 時速25km
サイズ 長さ1100mm x 幅530mm x 高さ1070mm(展開時)
重量 16.5kg
耐荷重 110kg
ブレーキ形式 前輪:ディスクブレーキ 後輪:ドラムブレーキ
価格 ¥126,000(税込)〜
公式サイト https://www.rideon-aioon.com/company.html
Glafit GFR-02
電動キックボードも発売している和歌山県の小型モビリティメーカー・glafit(グラフィット)。
電動バイクではGFR-01というモデルがあってそちらはすでに生産終了。
GFR-02はGFR-01の改良型ということなのでしょう。
写真を見ると「おやっ」と思うのがペダルです。
ペダルがあるのなら電動“アシスト”自転車ではないかというツッコミもあるかと思いますが、GFR-02の場合はペダルを漕がなくてもモーターだけで進んでいけるので電動バイクに分類されます。
昔からあるペダル付きバイク「モペッド」の電気バージョンと考えればわかりやすいかもしれませんね。
ペダルだけで自転車としても使えるし、電動アシスト自転車としても、もちろん電動バイクとしても使えるハイブリッドバイク。
なんか未来的でワクワクします。
本記事で紹介しているモデルはどれも折り畳み可なのですが、中でもこのGFR-02はメインフレームの真ん中あたりから折れるので、より場所を取らず収納しやすいのが特長です。
製品名 Glafit GFR-02
充電時間 3.5時間
最長航続距離 25km
最高速度 時速30km
サイズ 長さ1250mm x 幅600mm x 高さ950mm(展開時)
重量 不明
耐荷重 不明
ブレーキ形式 前輪:ディスクブレーキ 後輪:ドラムブレーキ
価格 ¥198,000(税込)〜
公式サイト https://glafit.com/products/GFR/GFR-02/
まとめ
ここで紹介した4つの電動バイクの価格は約12万~20万円。
電動キックボードの中心価格帯は10万円前後なので、比べると高価になります。
しかし、「バイク」なので車輪も大きめでなんといっても座って乗れる、という点が私のような旧い人間は親近感が湧くというか取っつきやすいと感じます。
今は絶版になってしまいましたが、その昔ホンダにはモンキーやゴリラ、モトコンポという超小型のバイクがありました。
キャンピングカーや車中泊用バンなどには十分積載できるくらいのコンパクトさでしたが、とはいえ折り畳めるわけではなく、エンジンの付いたれっきとしたバイクなので、オイル漏れさせないため横に倒して積むのはNG。
電動バイクなら、そんな不便や心配はないし、モーターがあるから自転車より楽に進めるし。
旅先でのちょっとした移動手段もどんどん進化しているのだなあ、と感心しています。