ナローサイズなのに2ルーム!小さなボディに車内トイレを実現。運命を感じました!
電装系
シートの下には電源関係の設備。
屋根には215Wのソーラーパネルを積んでいます。
サブバッテリーは105Ahの2台体制です。
日中は観光などで外出して、夜だけ車内に滞在という使い方であれば、普段はほとんど充電を気にせず照明やテレビ、パソコンなどが使用可能です。
1度だけ曇天のもと昼間から車内で過ごした後に、電圧不足でFFヒーターが点火せず困ったことがありました。
慌てて充電場所に駆け込んだ、という経験はこの1度くらいです。
自炊せず冷蔵庫をほとんど使わないことや、エアコン設備がないため、電気の使用量は少ない方だと思います。
仕方がないけれど収納は少し足りない。
バッテリーなどの電装設備のとなりの残ったシート下スペースは荷物入れになっています。
ただし少々取り出しにくいので、キャンプ道具など「毎日は使わないもの」を入れておく場所です。
車内の収納スペースは多くはありません。
デッドスペースを使っているため、変則的な形だったり、奥行きが深すぎたり……。
ポーチなどをフル活用して雑多なものを入れています。
FFヒーターはあるけれど……。
FFヒーターは乗降口に設置。
ベッド幅を限界まで広くとるようオーダーしてしまったため、ダブルベッドにするとなかなか暖気が上がってこなくなるのが目下の悩みです。
エアコン設備はありません。
キャンピングカー用エアコンも小型化・軽量化が進んでいるかとは思いますが、とても設置できるスペースがありませんでした。
真夏に車中泊するのはきびしい、というのは「キャンピングカーあるある」ですね。
代わりに風を車内に入れるのに役に立っているのが、後から購入した「ロールインバグネット」です。
内側から装着できるので車外に影響せず、見た目にもすっきりするので気に入っています。
遮光カーテンの性能は十分です。
特に夜は自分が思っている以上に車外から内部が見えているので、女性のオーナーさんは気をつけたいポイントですね。
失敗を経て出会った現在の車
キャンピングカーに求めるものは人それぞれ。
自分のニーズに合った車を選ぶのが、なにより大切だと思います。
そう考えるようになったのも、実は自分のニーズをよく理解しないまま購入したキャンピングカーを、どうしても使い続けられず買い替えた経験があるから。
失敗を経てわかったのが、1人でも容易に運転・駐車できること、足を伸ばして寝られること、トイレルームがあること、の3点が私にとって重点ポイントだということでした。
もちろん私にとっての最適解が、読者の方にとっての最適解とも限りません。
この記事が、運命の1台に出会える一助となったら幸いです。