初披露!見た目は普通車!ステップワゴンのキャンピングカー!DECK ONE/ホワイトハウス
目次
対面で座れる!室内レイアウト
走行時はもちろん全員が前向き乗車。
運転席と助手席に2名、2列目シートには3名、3列目も3名の計8人乗車(最大)となります。
※シンクが付く場合は3列目シートに1名乗車。
ここまでは普通のミニバンなのですが、車中泊場所で食事をするときなどは運転席と助手席をクルっと真後ろに回して、セカンドシートとの対面にすることができます。
この運転席・助手席の回転シートもポップアップルーフとともにホワイトハウスの得意とするところ。
対面で座れるようになることで、急にキャンピングカーらしくなりますね。
回転シートは標準ルーフ、ポップアップルーフモデルともに、先述したWEEKENDERとJOYには標準装備。
ほかはオプション装備扱いです。
景色を眺める、ベッドとして使う。ポップアップルーフ!
ジャパンキャンピングカーショー2023で披露されたデッキワンは、いちばん豪華なバージョンのJOYでポップアップルーフも付いていました。
デッキワンは標準ルーフも選べますが、予算が許すなら「屋根開き」がおすすめ。
ポップアップしているだけで特別感がありますし、開ければ天井が高くなるのでちょっと室内で移動したいときに頭をゴツンと打たずに済みます。
上に登れば見晴らし抜群。眺めのよい場所で車中泊するのが楽しみになるでしょう。
そして、天井の上で大人2人が寝られるので就寝定員が増えます。
さらに食事のときには天井の圧迫感がなく、普通に立って着替えもできてといいことばかり。
デッキワンに限らず、ポップアップルーフには強いこだわりを持つホワイトハウス。
ポップアップルーフはベース部分もしっかりと作られていて、高い耐久性・安全性・耐水(雨)性を持つとのことです。
就寝時はフルフラットのベッドに
車中泊と言えば、いちばん気なるのは寝る場所、ベッドですよね。
デッキワンのセカンドシートとサードシートは↑上の写真のようにフルフラットに展開。
ただ、シンク(流し台)やポータブル冷蔵庫を設置した場合は、大人2名が余裕で寝られるとは言えないかもしれません。
運転席・助手席が回転シート付の場合、下に大人2名。ポップアップルーフ付きなら天井にも2名。
合わせて大人4名が現実的な就寝定員だと考えられます。
どのくらいの体格の人が何名寝るのか、シンクや冷蔵庫は必要か。自分ならどう使うか想像して、装備と室内レイアウトを選べばいいと思いました。
冷蔵庫、FFヒーター、走行充電システムも装備
ジャパンキャンピングカーショー2023で展示されていたポップアップルーフのデッキワンJOYには標準で、 ギャレー(シンクと蛇口) と給排水タンクの水回りが装備。
空調機器では、エンジン停止時も使える暖房・エアヒーター(FFヒーター)。
家電類では、ポータブル冷蔵庫や電子レンジ、電子レンジ。
これら家電の電源となるサブバッテリー、サブバッテリーに充電するための走行充電システム、車外から家庭用AC100Vの電気を引き込む外部電源システム、家庭用ACコンセントなどが標準装備されています。
展示車にはオプション装備として、サイドテーブル(6万6,000円)、スライド&リアゲートネット(8万1,730円)、防水テント(9万200円)も付いていました。
展示車の価格は上記のオプション装備が付いた状態で616万2,530円(税込)。
標準装備のみなら592万4,600円(税込)となっています。
1台で普段も車中泊もという需要は高そう
初披露だったからということもあると思いますが、デッキワンはジャパンキャンピングカーショー2023で大人気。
お客さんがひっきりなしに訪れて、室内をのぞき込んだり、広報の木田さんに質問を投げかけたりしていました。
商用車ではなく、「普通乗用車(ミニバン)がベースで車中泊できる装備がある車」へのニーズって想像以上に高いのだろうと感じました。
ベース車のステップワゴンはエアーもスパーダも選べるとのことです。
また、同じような仕様でトヨタ ノア・ヴォクシーをベースとしたDAYSというモデルも昨年発売されています。
デッキワンの価格・スペック
ベース車両:ホンダ ステップワゴンAIR
※ホンダ ステップワゴンスパーダや他のグレードも選べます。
乗車定員:最大8名
就寝定員:最大4名
全長:4800~4830mm
全幅:1750mm
全高:1845~2055mm ※ポップアップのあるなし、2WDまたは4WDによる。
登録:乗用車 3ナンバー登録
価格:359万2,600円(税込)~
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