ついにトヨタもキャンピングカー市場に参入?シエンタベースのJUNO
JUNOのコンセプトは
JUNOを企画したのは、トヨタの先進技術カンパニー コクピット&キャビン企画開発という部署。
ここは、「移動に限らないクルマの新価値をお客様に提供していくことを目標」していて、JUNOはその中で、「お気に入りの部屋を持ち運ぶ、居心地をデザインする新しいモビリティ」をコンセプトとしています。
「お気に入りの部屋を持ち運ぶ」というのは、車中泊車やキャンピングカーにとても近い考え方ではないでしょうか。
ついにトヨタも、キャンピングカー市場への参入を検討し始めたといっても言い過ぎではないかもしれませんね。
パーツを組み合わせてイスやテーブルに
JUNOの特長はなんといっても内装の作り方にあります。
出来合いの車中泊用の家具が組み込まれているのではなく、前述したように、インテリアパーツを組み合わせて自分仕様に作っていける、半分DIYのような発想です。
パーツは天板、棚、クッション、床用パネルなどが計9種類。
穴が開いているパーツに、アタッチメントが付いているパーツをはめ込むだけで簡単に家具が組み立てられます。
組み合わせるパーツや穴の位置を選ぶことで、レゴやマイクラ(マインクラフト)のように、家具の形を変えられるので、テレワーク仕様やリビング仕様などにレイアウトが変更可能。
もちろんクッションを敷き詰めれば車中泊用ベッドとしても使えます。
自分ならどういうレイアウトにするか想像するだけでも、かなり楽しいと思います。
反響次第では発売するかも
ジャパンモビリティショー2023で初公開されたJUNOはまだコンセプトカーの段階。
実際に発売されるかどうかは未定とのことでした。
ただし、反響が大きければシエンタ以外のベース車も含めて市販を検討したいということなので、今後の動向に要注目です!
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