バンテックのハイラックス、クロスカントリーキャンパー「アストラーレ GX4」のモデル紹介

あらゆる悪路を走破するハイラックスにラグジュアリー装備、バンテック「アストラーレ GX4」に注目!




動線を妨げないダイネット


バンテックのハイラックス、クロスカントリーキャンパー「アストラーレ GX4」のシート

車両中央のダイネットには、通路を挟んで向き合うようにベンチシートが配置されています。

独自機構の折りたたみ収納式テーブルを搭載予定。

バンテックのハイラックス、クロスカントリーキャンパー「アストラーレ GX4」の車内収納

天井付近には吊り戸棚が並び、日用品を収納できます。

乗降する、荷物を取り出す、ギャレーに立つなど、着席した状態からの移行はスムーズ。

バックエントランスから中央に通路が伸びるレイアウトのおかげで、同乗者を邪魔することなく日常動作ができそうです。

木目調の家具や間接照明など、バンテックらしい高級感のあるインテリアデザインは健在。

ラグジュアリーホテルのラウンジのような雰囲気に仕上がっています。

新機構が採用されたベッド


ベッドはダイネットを展開することで生まれるフロアベッドと、バンクベッドの二段構成。

着席面よりも高い位置に固定されるユニークなフロアベッドのほか、バンクベッドの展開方法もまったく新しい仕組みだといいます。

マットを外したり持ち上げたりする必要がなく、くるりと回転させて展開。

バンテックのハイラックス、クロスカントリーキャンパー「アストラーレ GX4」のバンク

オプションのルーフウィンドウを選択すれば、大きな窓から空を眺められます。

換気や採光が可能となり、車内がより明るく開放的な空間となります。

冷蔵庫と電子レンジを備えるギャレー


バンテックのハイラックス、クロスカントリーキャンパー「アストラーレ GX4」のキッチン

車両後部のギャレーには、各60Lという大容量の給排水タンクとシンクを備えます。

フタ付きシンクのため、使わないときはフラットな作業台として活用可能です。

バンテックのハイラックス、クロスカントリーキャンパー「アストラーレ GX4」の電子レンジ

上部キャビネットに電子レンジ、下部キャビネットに冷蔵庫を配置。

バンテックのハイラックス、クロスカントリーキャンパー「アストラーレ GX4」の冷蔵庫

ギャレーからは少し離れますが、前方に配置された本格的なワイングラスケースが印象的です。

バンテックのハイラックス、クロスカントリーキャンパー「アストラーレ GX4」の車内収納

収納もたくさんあり、調味料からカトラリー類までスッキリ収納できそうです。

スライド式のマルチルームは必見


バンテックのハイラックス、クロスカントリーキャンパー「アストラーレ GX4」のシャワー・レストルーム

マルチルームは、部屋ごと引き出すことで空間を拡張する「スライド式」を採用。

普段はコンパクトに収まり、必要なときにはゆったりと洗面やトイレ利用ができる仕組みです。

バンテックのハイラックス、クロスカントリーキャンパー「アストラーレ GX4」の洗面台

内部にはシャワーフォーセット付きの本格的な洗面台を備えます。

ホテルライクな二面鏡は、機能的であるだけでなく室内を明るくする効果も。

バンテックのハイラックス、クロスカントリーキャンパー「アストラーレ GX4」のトイレ

トイレはラップ式がセレクトされていました。

キャンピングカーでは一時的に車内に排水を溜めるブラックタンク式のトイレも多いですが、どこでも自由に汚水を処理できるわけではないという国内事情があります。

汚物を密封し、廃棄できる場所まで長期保管できるラップ式トイレは、日本国内の事情に合わせた非常に合理的な選択と言えます。

必要なものがすべて揃った電装品


バンテックのハイラックス、クロスカントリーキャンパー「アストラーレ GX4」の装備

電源システムには、高出力&長寿命のポータブルバッテリー「EcoFlow DELTA Pro(エコフロー デルタプロ)」を採用。

3.6kWhの大容量で家電を動かします。

同じくEcoFlowのオルタネーターチャージャー(走行充電器 、800W)を搭載し、高効率かつ高速での充電を可能にしています。

さらにエアコンはEcoFlowのWAVE 2で、ひとまとまりのシステムとして管理しやすくなっています。

冷暖房兼用のWAVE 2ですが、併せてFFヒーターを装備。

バンテックのハイラックス、クロスカントリーキャンパー「アストラーレ GX4」のコンセント

室内にはACコンセント、DCソケット、USBコンセントを備えます。

ほかに、換気ができるMAXXFAN(マックスファン)ベンチレーターなど必要なものはすべて用意し、フル装備と呼べる仕様が予定されています。

まとめ


バンテック渾身のオフロード・キャンピングカー、アストラーレ GX4。

車としての堅牢な性能を維持しながら、その内装はあくまでシックでラグジュアリー。

「バンテックらしさ」が随所に感じられるデザインとなっています。

まだ全貌は明らかになっていませんが、今後の発表を期待せずにはいられません。

なお、記事内の情報は開発中のものとなり、販売モデルとは異なります。

楽しみに続報を待ちましょう。