キャンピングカーの運転は難しい?注意したい6つのポイント

【初心者向け】キャンピングカーの運転は難しい?注意したい6つのポイント



キャンピングカーの運転、オーバーハングにも注意

駐車

先ほどバック駐車の項でも触れましたが、リアのオーバーハングは後輪から車体の1番後ろまでの距離のことを言います。

キャブコンの場合、特にオーバーハングが長いため狭い駐車場から出る際早くハンドルを切れば隣の車にバンパーの角が当たる可能性があります

特に狭い駐車場からでる際などはサイドミラーで右折時は左の後ろ、左折時は右後方をしっかり見ながら車体のお尻が隣の車にぶつからないか確認しながらハンドルを切る必要があります。

キャンピングカーの運転、エンジンブレーキは必須

峠や長い下り坂を通る際に車体の重たいキャンピングカーをフットブレーキのみで下るのは、ブレーキドラムやディスクが過熱するフェード現象やブレーキフルードが沸騰して気泡ができるベーパーロック現象などを引き起こしブレーキの効きが悪くなってしまう原因になります。

長い下り坂はなるべくエンジンブレーキを使用して下るようにしましょう。

また坂道を下る中で焦げ臭い匂いがしてきたら危険が迫っているため1度安全な路肩に車を停止させブレーキの温度を下げるようにしてください。

焦げ臭いがするまま走行を続ければブレーキが利かなくなり重大な事故に繋がる可能性があります。

キャンピングカーの運転、高速走行時の横風に注意

高速道路

海に架かる橋や山間部など横風が強く吹く場所では特に注意が必要です。

標識をしっかり確認して強風注意の標識があるところでは突発的に風が吹くことがあるのでしっかりハンドルを握りましょう。

以前、伊勢湾岸自動車道の斜張橋・名港トリトンを走行した際に、かなり風が強くてハンドルを強く握っていたせいで夫の手の平が汗でベタベタになったことがあります。

このときは何回も高速を降りていい?と聞かれました。

結局なんとか最後まで高速で目的地まで行きましたが、強い横風でハンドルが取られて危ないと感じた場合には高速を降りて下道で走行すると言う判断も重要になってきます。

キャンピングカーの運転、スピードはやはり控えめに

高速道路で走行する際には、一般車両が時速100kmで走っていても、特にキャブコンタイプの大型キャンピングカーの場合は、時速80km~90km程度で基本は走行車線を走るようにしましょう。

大型キャンピングカーもスピードが出ないわけではないので気付かぬうちに時速100km程度になってしまいがちですが、スピードメーターを見ながら時速80km~90kmになるようにして、安全運転をこころがけましょう。

キャンピングカーに限らずですが、何かトラブルが起きた際にスピードが出すぎていると対応ができなくなる可能性があります。

ゆっくり走るということは到着時間もそれなりに遅くなります。

1時間で走る距離を普通乗用車よりも10km~20kmは短くなることを想定して予定を組むようにしましょう。

まとめ

キャンピングカー、特に大型のキャブコンを運転する際に気を付けていること、気を付けてほしいことについて紹介しましたがいかがでしたか?

キャンピングカーはとても便利で楽しい乗り物なのでたくさんの方にぜひ体験してもらいたいです。

しかし普通の車とは特性が違うため一歩間違えれば重大事故にも繋がります。

今回紹介してきたポイントが全てではありませんが、キャンピングカーを運転する際に思い出して、少しでも安全で楽しい旅にしていただけると幸いです。