車中泊の食材やお弁当、どうしてる?「車で食材を安全に持ち運ぶための手段」と注意すべきポイント



保管方法と注意すべきポイント2.常温保存が可能or冷凍済み食材を持参する

レトルト食品

移動する際の保管を考慮して、最初から常温保存が可能な食料品をチョイスしておくのもおすすめです。

缶詰や瓶詰め、レトルト食品などは種類が豊富ですし、野菜もさまざまな用途に合わせたカット済みのものが、袋に入った状態で販売されています。

使用する際も多くのものが包丁いらず。

袋をあければすぐに調理ができたり、そのまま食べられるものも多いので調理自体の手間も省けてラクチンです。

その他には、肉や野菜などを使う分だけ小分けにしたり、あらかじめカット・加熱をしてから冷凍し、凍った状態でクーラーボックスやポータブル冷蔵庫などにいれて持参する、という方法も。

食材を使用するのが夜であれば、朝クーラーボックスに入れて夜までには解凍できます。

使う数時間前くらいから、こまめに解凍状態をチェック!

使う頃に半解凍状態になっていれば、問題なく使用することができますよ。

保管方法と注意すべきポイント3.テイクアウトのお弁当やファストフードメニューは?

ハンバーガー

移動中ドライブスルーで買ったハンバーガーやテイクアウトのお弁当、このあたりは長時間車内保管をせずに、できるだけ早く食べきってしまいたいところ。

そもそもお弁当やハンバーガー、どちらもできたてが1番おいしいですよね。

冷めてしまうとおいしさが損なわれてしまうため、かなりもったいないです。

また、もともと温かい状態の食べ物を容器にいれた状態で車内においておくと、数時間後食べようと思った時にはすでに痛んでいた、ということにもなりかねません。

ドライブスルーなどは特に計画的に利用し、食べる直前で購入し買ったらすぐに食べる、を徹底するようにしましょう。

保管方法と注意すべきポイント4.お弁当やおにぎりは「すぐ食べるなら」常温でもOK

おにぎりと水稲

朝早く出発するときなど、朝ごはん用のおにぎりやお弁当を自宅で作り、持参することがよくあります。

車に乗り込んでからあまり時間をおかず、すぐに食べるのならお弁当もおにぎりも常温でOK。

「少し移動して1〜2時間後くらいに食べよう」ということであれば、夜のうちに作って冷蔵庫にいれておき、冷えた状態で持参するのもおすすめです。

しかし、おにぎりをたくさん持参して朝だけでは食べきれない、お昼の分まで持ってきている、ということであれば、やはり保冷剤をいれた保冷バッグに入れておくのがベスト。

「冷たいままではおいしく食べられない」という場合は、食べる10分ほど前に保冷バッグから出しておくと良いでしょう。

もし食べ残してしまった場合はすぐにクーラーボックスやポータブル冷蔵庫に保管を。

その場合も、遅くとも当日中に食べ切るようにし、すこしでも異変を感じたら食べるのを諦めるなどの対処が必要です。

保管方法と注意すべきポイント5.食材は現地調達もアリ!

野菜

無理に自宅から食材をすべて持参しなくても、宿泊地付近にある道の駅やスーパー、コンビニなどで調達するのも、もちろんアリ!

むしろ、食材の痛みなどが気になる夏時期などは、食中毒を避けるためにも現地で調達してしまうのがおすすめです。

例えば、野菜などは自宅から持参して肉などのナマモノだけを現地調達しても良いですし、新鮮な野菜を道の駅で購入し、そのあと漁港で獲れたての魚介類を調達するなどすれば、食材の購入自体がイベントとなり、かなり楽しめます。

食材を購入したら、テイクアウトのお弁当同様、できるだけ早く調理しておいしいうちに食べ切るようにしてくださいね。

しっかりとポイントを押さえて、車中飯を楽しもう!

道路

今回は、車中泊に持参する食材を安全に持ち運ぶための手段や注意すべきポイントをいくつかご紹介しました。

ちょっとしたコツを押さえたり最適なアイテムを使用することで、気温の高い夏であっても、安心して食材を持ち運ぶことが可能になります。

しかし、無理をして自宅から食材を持参しなくても、現地で食材を調達したり、外食で済ませることもできますので、その時の状況に合わせて柔軟に対応する姿勢も大切です。

自炊でも外食でも、車中泊は変わらずに楽しいです。

気分や状況、季節に合わせて準備をし、車中泊時の食事を堪能してみてくださいね。