キャンピングカーを洗車できる場所はこうして探せ!〜リアルなキャンピングカーの洗車事情〜
はじめに
こんにちは。年間365日をキャンピングカーで生活し日本一周をしている、むっちゃんです!
愛車ラブ、磨くの大好きな方には驚かれる事間違いなしですが、我が家は天井から下回り部分までを丸っと1台(一軒)洗車をしたのは、通年2回だけでした。それはそれは汚れの分だけ車体が重くなっているんじゃなかろうかと思うくらい、汚い事もあります。
そんな我が家のキャブコンの、リアルな洗車事情をご紹介します。これは何も日本一周など関係なく、これからキャンピングカーを所有する方にも必要な情報になると思いますので、最後までご覧いただけたらと思います。
洗車できる場所がない
はっきり言って、キャンピングカーを洗車できる場所はかなり限られます。ストレートに言ってしまうと、皆無に等しいです。
もちろんご自宅の庭やガレージでの洗車ができる方は何も問題ないでしょう。しかし多くのキャンピングカーオーナーさんは、「洗車できる場所がない」と困っていらっしゃることだと思います。
キャンピングカーは乗用車と異なり天井にはベンチレーター(換気扇)のふたや、TVアンテナ、ソーラーパネル等があります。
側面にもオーニング、窓や網戸、エアコン、FFヒーターの吹き出し口、リアにはラダー、発電機の吹き出し口といろんな装備がついているので、ガソリンスタンドなどの機械洗車は基本的には断られてしまいます。
より正確に言えば、自己責任で洗車機に入れる事はできるかもしれません。しかし、実際にガソリンスタンドのスタッフの方に尋ねたところ「キャンピングカーの部品が洗車機の中で外れ、洗車機も故障してしまって以来、キャンピングカーの機械洗車はお断りしている。」との事でした。
またコイン洗車場に関しては入り口にゲートが設けられている設備が多く、我が家の車高3.1mのキャブコンは入れない事がほとんどです。
洗車できる場所を探す
ガソリンスタンドも一般的なコイン洗車場でもダメならはどこで洗車したら良いんでしょうか。
我が家も最初の頃は、近隣府県のコイン洗車場を一カ所ずつ、Googleマップのストリートビューで検索し、入り口のゲートの高さを確認するという地味な作業で探していました。
しかし、実際に訪れたら新たにゲートが設けられていて洗車できないこともあり、関東でのこのローラー作戦の成果は1店舗だけ。
さすがにこのローラー作戦は非効率でつらい!ということで、ガソリンスタンドで給油するたびにスタッフの方にキャンピングカーの洗車をできないか尋ねました。
特にトラックの扱いが得意なガソリンスタンドでは手洗車を受け入れてくれるかもしれないという淡い期待を抱いていましたが、残念ながら手洗車の料金表にあるのは、あくまでも普通車の場合のみでした。
しかし、懲りずにスタッフの方に洗車ができないか尋ね続けていると、空いている洗車場でセルフ洗車をして良いとおっしゃってくれるガソリンスタンドが見つかりました。
こちらのガソリンスタンドは全国展開されており、自分で洗車道具を持ち込めば洗車をさせていただける場合が多いです。
しかし、当然のことではありますが、混雑時などは遠慮するなどの配慮が必要ですし、給油時にスタッフの方にお伺いを立てて、許可をいただけた場合に限ります。
同じ店舗でもタイミングによって断られる事がありますが、その時はそれに従うしかありません。混雑状況や防犯面などいろんなことに配慮しなければならないガソリンスタンドで、ご好意で貸して下さるのですから、とてもありがたいことです。
しかし、いくら給油をしたからと言って、長時間その場を占領して神経質に細部まで洗車をするのはいかがなものかと思っているので、バンクベッド・フロント周り・リアなどの目立つ箇所のみ5〜10分程度の簡単な洗車ばかりになってしまうのが実情です。
打倒!バーコード汚れと鉄粉汚れ
先日、友人宅の敷地内で洗車をさせていただいたので、実際に使った洗剤や、様子をご紹介します。実際に使った洗剤はこちらです。
A. 極艶光沢ワックスシャンプー 全体的にシャンプーで汚れを落としました。
B. レストア&ワックス 乗用車と異なり我が家はFRP素材なので、専用の薬剤を使ってみました。
C. びっくりクリーナー 鉄粉が気になっていたので、専用の薬剤を用意してみました。
他にはスポンジ、タオル数枚を用意
ちなみにB、Cはキャンピングカーショーの際に購入しました。びっくりクリーナーはラベルもなく名前も不思議でしたが、調べてみるとバンテックのスタッフブログでもおすすめされています。キャンピングカーのパーツなどを取り扱っているオンラインショップでも販売しているようです。
キャンピングカーの場合、特に目立つのはバーコード汚れと鉄粉汚れは特にではないでしょうか。ボディーは白ベースが多いため余計に目立ちます。
バーコード汚れとは、写真の様な黒い縦筋の汚れです。バーコード汚れができる原因は、屋根の汚れが側面に垂れてきたり、パッキン部分の劣化によるものと言われています。
我が家の場合、バンクベッドとサイドオーニング横、玄関と反対面(運転席側の荷室の壁)のバーコード汚れが目立ちます。バーコード汚れ落としはなかなか力が要る作業で、一気に車体を丸ごと洗浄するのはかなり骨が折れます。
鉄粉汚れは地面に落ちている鉄成分が走った時に舞い上がって車体に付着してしまった汚れです。付着してすぐは気付きませんが、ある日ふと小さい茶色い汚れが無数に付着していたら、それは鉄粉の可能性が高いです。
鉄粉を落とすためには、まず全体的な汚れを落として、余分な水分を取り除いてから除去する方法が一番効果がありました。
力はあまり要らず、適度に撫でながら擦るイメージです。小さい汚れはキリなく見付けられてしまうので、終わりがない作業に感じて途方に暮れました。根気が必要です。
記事の最後に、実際に洗車をしている動画を載せていますので、よろしければご覧ください。
雪道走行の後にはお湯を掛けよう
これは冬季に気にかけている事です。雪道を走った後には融雪剤をタイヤで巻き上げて車体の下回り部分に塩化ナトリウムが付着するので、放っておくと錆びの原因になり得ます。
そこで雪道走行の後にはこまめに水をかけるようにしています。お湯で洗い流せれば完璧でしょうが、キャンピングカーで旅をしている私たちに大量のお湯を作ることはできないので、気休め程度に水を掛けています。
ひと冬越えたら、お湯で下回りをしっかり洗浄しておけば、錆びの心配は軽減するそうです。別途、防錆加工をしておくとよりベストですね。
お金をかけて綺麗にする
どうしてもきれいにできず困った時は、プロの力を借りるのも一つの手ではないでしょうか。
特に普段気軽に洗車できない方、一度汚れをガッツリ落としたい方は大掃除の気持ちで一度プロにお任せしてみるのもありだと思います。
そこで今回は、私たちが普段利用している洗車のプロのお店をご紹介させていただきます。
私のオススメのお店がキャンピングカーのレンタルもやっていらっしゃる「WONDER WALL」さんです。洗車のお値段は キャブコンサイズで8000円(税抜)で洗車して下さいます。 屋根の拭き上げも込みでこのお値段は、かなりお安い設定です。
まとめ
キャンピングカーオーナーさんで洗車に困られている方には、あるあるな内容だったと思います。
これからキャンピングカーの購入を考えていらっしゃる方には「キャンピングカーを洗車できる場所がなかなかない」ということを知っていただけたかと思います。
事前にご自分に合った洗車の方法を見付けておくと、いざという時に困らないで済みます。
この記事がみなさまのお気に入りの洗車スポットを見付ける手助けに少しでもなりましたら幸いです。
【関連動画】