ついにトラキャン初故障!?旅先で解決した方法とは
目次
こうして解決
結局、電動部分を直すことができませんでした。
そこで、手動でジャッキを地面から上げ、この場を乗り切ることを試みました。
その手動での操作を行うのに役に立ったのが、「モンキーレンチ」です。
わが家のキャンピングカーにはそんなにたくさんの工具は載せていません。
必要と考えられる工具の中に「モンキーレンチ」がありました。
この「モンキーレンチ」を使ってジャッキ1本1本のネジを回して少しずつジャッキを引き上げていくのです。
初めての手動操作で1本のジャッキを上げるのに約20分かかり、4本全て上げるのにかかった時間は約80分。
わが家のトラキャンが、もともと電動式だからなのか1本1本がものすごく固かったです。
夫の力でやっと回せました。
もともと手動式のトラキャンならば、こんなに苦労することはないのかもしれません。
でもじっくり時間をかけながら作業し、全てのジャッキを地面から車が走行しても危険ではないところまで上げることができました。
余分な労力を使い気も遣い疲れましたが、無事に帰れたのでよかったです。
そもそもジャッキの作りについて
わが家のトラキャンのシェル(居住スペース)のジャッキ(シェルを支え4本の足)は電動式で、リモコン操作です。
その4本のジャッキは一斉に動くのではなく、1本1本のジャッキを別々に操作できるので、少しの傾斜がある場所でも1本1本高さの微調整ができます。
ただ私の考えではジャッキを斜面に下ろしたことにより、無理な負荷がかかって故障したのではないかと思っているので、今後はなるべく平たい地面で上げ下げをするように心がけたいと思います。
※実はその後多忙だったこともあり、電動ジャッキをまだ修理に出せていません。
近いうちに整備・修理のプロに見せて、故障箇所や詳しい故障の原因を特定したいと思っています。
旅での突然の車両トラブルに備えて
旅に出る前に準備しておいた方がいいこと
トラキャンの場合ですが、わが家は旅で使用しないときはシェルを外したトラックの状態で乗っています。
車両にシェルを乗せて旅に出る時は、各部の確認を欠かしません。
特に、シェルを乗せてないときと乗せたときによって変化するリアのエアサスペンションのエアの確認、タイヤの空気圧の確認は絶対です。
それでも今回はトラブルに見舞われてしましましたが、出発前の点検・確認はトラキャンに限らず、大切だと思います。
わが家が車に用意している工具
今回、車に積んでいて本当によかった「モンキーレンチ」です。
「モンキーレンチ」は口径部を調整してさまざまなサイズのボルトやナットを回すことができるので、1本持っているとても便利です。
旅先での車両故障で学んだこと
私たち夫婦はアメ車好きということもあってか、例え良い車、設備が整っている車でも、車は故障するのは当たり前と考えています。
日ごろからの車のメンテナンスをし、それでも壊れてしまったらそこを直してまた乗る。
そういったことがさらに車に愛着が湧き、もっと長く乗りたいと思うからです。
今回初めて、旅先での電動ジャッキの故障となりその場を解決するのにとても時間がかかってしまいましたが、もともとどういう作りでどういう動きをしているものなのかを知っていたので、自分たちでその場を対処することができました。
今回の旅先での故障であらためて感じたのは、ある程度は自分のキャンピングカーについて知識を持っておくこと。
そして、取扱説明書とできればしっかりした工具セットを車に載せておくことが必要ということです。
いつもモンキーレンチで解決できるとは限りませんから。
その上で、何かあっても慌てない大きな心を持っていることが大切かもしれません。