大型キャンピングカーの洗車は大変?!洗車方法と注意点を紹介【失敗談も】
目次
キャンピングカーは洗車機が使えないので基本手洗い
自動洗車機は手軽で素早く車をキレイにしてくれるので便利ですが、高さやサイズ制限があるのがほとんどです。
大型車やトラック用の、高さのある洗車機もありますが、キャンピングカーにはソーラーパネルやサイドオーニングなどの装備がたくさん付いており、それらが破損する恐れがある為、洗車機は利用しない方が良いでしょう。
コイン洗車場の高圧洗浄機で大失敗
初めてコイン洗車場を利用して体験した失敗エピソードを紹介します。
いつもはリールホースを使って手洗いしていましたが、セルフ洗車場の高圧洗浄機を使ったら、時短でラクに洗車ができるのでは?思い挑戦してみました。
水圧で頑固な汚れや細かい場所まで、すみずみと綺麗に洗い上げることができましたが、車体面積の大きいキャンピングカーは高圧洗浄機の使用時間がすぐに過ぎてしまいます。
普通乗用車よりも2〜3倍のお金を使うことになってしまいました。
コイン洗車場を利用する場合は、多めに小銭を用意した方が良いかもしれません。
高圧洗浄機を使って洗車も無事終わり「ピカピカになったー!」と喜んでいたのも束の間、冷蔵庫が起動していないことに気づきました。
「さっきまで普通に付いていたのになんで?!」とパニックに!
洗車中は車内の電気類は全てオフにし、洗車が終わってからつけ直したんですが何故か冷蔵庫だけ起動しなかったのです。
原因は、キャンピングカーの外側に冷蔵庫の放熱するための開口部があり、そこから水が侵入してしまい、いくつかパーツが濡れてしまったことでした。
急いで濡れているパーツを拭き、扇風機をあて少し時間をかけながら乾かしたところ、無事冷蔵庫がつきました。
大事にならずなんとか一安心。
やっぱりキャンピングカーは繊細な部分が多く、扱いには気をつけなければいけません。
今回の失敗から、私たちは高圧洗浄機を使わず、手洗いで頑張って洗車しようと決めました。
高圧洗浄機は水圧でこびりついた汚れもキレイに取ってくれますが、換気口や冷蔵庫の開口部に水をかける際は、十分に注意しないと浸水してしまい、故障の原因になってしまいます。
高圧洗浄機を利用する際は注意しましょう!
キャンピングカー洗車時の注意点
① 洗車できる場所は限られています。
洗車場は高さ制限がある場所もあるので、高さと広いスペースがある場所を見つけましょう。
②冷蔵庫の開口部や換気口などから水が入らないように注意。
浸水で設備の故障の原因にもなります。
③屋根に上がって洗う際は滑りやすいので転倒に注意。
ルーフ部分に上がれないキャンピングカーもあるので、できれば屋根に上がらず、ハシゴや踏み台を利用しましょう。
④洗車前に全ての窓がちゃんと閉まっているかしっかり確認しましょう。
車内に水が入ってしまったら大変です!
次に私たちのキャンピングカー洗車方法をご紹介します。
キャンピングカー洗車方法
使用道具
・バケツ(折りたたみ式バケツが場所も取らず収納に便利)
・リールホース(長さが15mのを利用しています。車体が大きいので長さに余裕があるのがおすすめ)
・スポンジ(車体が傷付かないように柔らかいスポンジを使用)
・洗剤(洗車用の一般的な洗剤でもOK)
・踏み台、ハシゴ
・掃除用伸縮ポール
・マイクロファイバークロス
洗車工程
① 屋根を洗う
洗う順番はまずは屋根から!ホースで屋根全体を濡らし、汚れを上から下へ流すように洗っていきます。
踏み台やハシゴに上がり長さのある伸縮ポールを使いながらゴシゴシ洗っています。
屋根に上がる際は足元が滑りやすいので十分に注意し、ソーラーパネル部分は破損する危険があるので絶対にあがらないようにしましょう。
屋根に上がり立ったまま洗車すると転倒する危険があるので、私たちはなるべく四つん這いの状態でスポンジを使いながら丁寧に屋根全体を洗うようにしています。
換気扇や天井窓から水が入らないように注意しながら、全体をホースの水で洗い流していきます。
水で洗い流した後はスキージーを使って屋根の水切りをしっかりして屋根部分は完了です。
② 側面の洗車
続いてはキャンピングカーの側面を洗っていきましょう。
【水で濡らす→洗剤+スポンジで泡立てていく→水で洗い流す】を【上部→中部→下部】の順に洗っていきます。
広範囲を一度に泡立てると洗剤や水のしみが残りやすいので、少しずつ泡立ててすぐ水で濯ぎながら洗っていくのがコツです。
上部の届きにくい箇所は、伸縮ポールや踏み台を使って洗っていきましょう。
スポンジで車体に傷が付かないよう優しく洗っていき、冷蔵庫の開口部や換気口に水が入らないように気をつけながら、すすいでいきます。
すすぎ終わったらマイクロファイバークロスで水滴を拭き取っていきます。
③車体をコーティング
洗車後はコーティングすることで汚れが付きにくくキレイな状態が保てます。
コーティングスプレーを車体に吹きかけ、クロスで拭きあげれば完成です。
定期的な洗車でキャンピングカーをキレイに保ちましょう
キャンピングカーの洗車方法を紹介しました。
高さやボディ面積が広いキャンピングカーは、手洗いでの洗車はなかなかハードですが、キレイに長持ちさせるにはしっかりと行う必要があります。
広い洗車場所の確保が難しい場合は全体に水をかけて、軽く汚れを流すだけでも良いので汚れを放置しないようにしましょう。
車内の掃除はなるべく頻繁に行うようにしています。車内の掃除・おすすめグッズについてはこちら▷▷▷旅をしていると汚れがすごい!キャンピングカーのおすすめの掃除方法とアイテムを紹介