コンパクトIHクッカーは車中泊におすすめ!?買って使ってみた!
目次
【コンパクトIHクッカー】車中泊にdretecのミニチュラがおすすめな理由
ここからは実際に使用してみて筆者が気づいた「dretec・ミニチュラ」のおすすめポイントを紹介していきます。
IHクッカー「ミニチュラ」をおすすめする理由は以下の3つ
・dretecのIHクッカーの中で最もコンパクト
・小さいけど高火力
・機能がシンプルで使いやすい
dretecのIHクッカーの中で最もコンパクト
前述していますが、「ミニチュラ」はdretecのメーカーの中でも最もコンパクトなIHクッカーとなります。
高さや幅は500mlのペットボトルよりも小さく、持ち運びが楽にできるのが大きな特徴の一つとなります。
写真ではナルゲンボトル500ml(高さ170mm)のものと並べていますがほぼ同じサイズです。
車中泊では収納スペースが限られている場合も多いので、コンパクトであるというのは大きなポイントになります。
さらに、コンパクトでありながら1.3kgの軽量さも兼ね備えているため、車中泊の準備や片付けの際にも負担が少ないのは嬉しいポイントですね。
小さいけど高火力
「ミニチュラ」はメーカー最小サイズのIHクッカーではありますが、800Wの消費電力を持ち車内での調理では十分なほど高火力と言えます。
下記でも詳しく紹介していますが、200mlのお湯が沸くまでにわずか2分しかかかりませんでした。
コーヒーを飲みたい、温かいスープを作りたいといったときに、短時間であっという間にお湯が沸かせるのは車中泊では重要なポイントになります。
機能がシンプルで使いやすい
使ってみて気づいたポイントではありますが、つまみとボタン一つしかないシンプルな設計で操作に迷わないというのも嬉しいポイントですね。
IHクッカーを使ったことがない筆者でも、特に操作につまずくことなく「ミニチュラ」を使用できました。
電源をONにしてつまみを回して火力の調整をすればOKです。
モードなど難しい設定がないので、機械が苦手という方でも安心して使えるでしょう。
また、使い終わって電源を切った後も「表面が熱いため注意」という意味で「H」の表示が画面に出ます。
IHクッカーの表面が冷めれば「H」の表示も消え、安心して加熱部分も触れることができます。
IHクッカーに使い慣れていない筆者でもやけどの心配もなく、安全に使用できました。
【コンパクトIHクッカー】使ってみて良かったポイント
ここからは実際に使ってみて気づいたdretecのミニチュラのポイントを紹介していきます。
「ミニチュラ」を実際に使ってみて良かったポイントは3つ
・200mlのお湯が約2分で沸く高火力
・ニトリのグリルパンとの相性がいい
・汚れてもさっと拭ける
それぞれ詳しく解説していきます。
500mlのお湯が2分で沸く高火力
IHクッカーを使ったことがない筆者は「小型のIHクッカーって火力が弱くてお湯が沸くのに10分くらいかかる」と思っていました。
そこで200mlのお湯を沸かすのにどのくらい時間がかかるのかを実験。
その結果、わずか2分で200mlのお湯が沸騰。
車内で使うことを考えると、短い時間でさっとお湯を沸かせるのは本当に便利です。
お肉などを炒める調理も800Wの高火力で炒められるので、5分ほどでチャーハンや野菜炒めができてしまいます。
車内で火を使わずに手軽に調理を楽しみたいという方には本当におすすめです。
ニトリのグリルパン(16cm)との相性がいい
ミニチュラはなべ底のサイズが10cm~14cmと、比較的小さい鍋でしか使用できないのが筆者は気になっていました。
しかし、いろいろとフライパンを探している間にたどり着いた「ニトリのグリルパン16cm」。
ニトリのグリルパン16cmのなべ底を測ってみると直径が約14cmなので「ミニチュラ」にもぴったりサイズです。
フライパンがあれば炒め物やちょっとした鍋なども楽しめるので、グリルパンにして正解でした。
ニトリのグリルパン16cmはフッ素コーティングが施されているため、こびりつきにくく、汚れがついてしまっても落としやすいといった特徴があります。
ただし、取っ手部分も電気を通す時間やW数に応じて熱くなるので持ち運ぶ際は注意するようにしてくださいね。(ミトンや手ぬぐいで覆って持つようにしてください)
汚れてもさっと拭ける
IHクッカーの表面は完全にフラットな状態で拭き取りやすくなっているのもIHクッカーならではの特徴と言えるでしょう。
車中泊でよく使われているカセットコンロの場合、汚れたら五徳を取り外して掃除しなければいけなかったのが、IHクッカーでは簡単に汚れを拭き取れるのは本当に楽です。
掃除にかける手間も圧倒的に軽減できるので、車内で快適に過ごす時間も増えることでしょう。
【コンパクトIHクッカー】「ミニチュラ」気を付けておきたいポイント
ここまで「ミニチュラ」のおすすめの理由や使ってみて気づいたポイントについて解説してきました。
とはいえ、「ミニチュラ」を使いながら「ここはイマイチかも」と思った点もあるので紹介していきます。
ここをしっかりと理解しておくと「ミニチュラ」が自分の車中泊スタイルに合っているのか、検討するべきポイントが分かるかと思います。
「ミニチュラ」のここはイマイチなポイントは下記の2点
・使える鍋・フライパンには注意
・ファンの音がやや大きい
使える鍋・フライパンには注意
前述していますが、ミニチュラは使用できる鍋底のサイズは「10~14㎝」と比較的小さい鍋でしか使用できません。
そのため、大人数の料理や大量のお湯を沸かせる鍋がなかなか見つからないというのは注意しておいた方がいいでしょう。
筆者も実際にニトリのグリルパンは頻繁に使用していますが、お湯を1リットルほど沸かせるケトルをいまだに探しています。
「ミニチュラ」の購入を検討するときはミニチュラに合わせた鍋やフライパンも事前にチェックしておくと安心かと思います。
ファンの音がやや大きい
ミニチュラで調理をしている最中や調理が終わった後にIHクッカー内に熱がこもってしまうのを防ぐためのファンが回ります。
そのファンの音が比較的大きい、といった印象を持ちました。
IHクッカーが冷めればファンは自動で止まりますが、車内の狭い空間で使用していると気になる人には気になる騒音になるでしょう。
もちろんファンは安全に使用するための設計には必要なので「しょうがない」と納得して使用するのが一番かなとも思います。
ちなみに何度かIHクッカーを使用しているうちにファンの音にも慣れてくるはずです。
筆者もファンの音が気になったのは最初だけでしたね。
まとめ:コンパクトIHクッカー「ミニチュラ」で車中泊の調理の幅が広がった!
dretecの最もコンパクトなIHクッカー「ミニチュラ」の特徴やおすすめポイント、さらには気を付けておくべき注意点について紹介してきました。
筆者もはじめてのIHクッカーを導入するまでは「IHクッカーって使いにくい」「火力が弱いんじゃない?」とあまり期待していませんでした。
しかし、IHクッカーを車中泊に導入してから圧倒的に車中泊での調理の幅が広がりました。
今まではカセットコンロを使用するとどうしても火が危険だったり、準備するのも手間に感じたりしていましたが、IHクッカーは取り出したらすぐに使えるので調理の快適度もぐっと増しました。
車中泊でのコンパクトで高火力なIHクッカー「ミニチュラ」って使い心地どうなんだろう?と気になっている方の参考になれば幸いです。