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【最新2024年版】ホームセンターと100均でみつけた便利な車中泊グッズ




折り畳み傘タイプサンシェード


フロントウィンドウ用のサンシェードは、実際には車内全体の温度を劇的に抑えられるほどの効果はないそうだが、ダッシュボード周辺の温度上昇の抑止効果はかなり高いそうだ。

やはり夏の必須品で、車中泊をする際には夜寝るときの目隠しにも使えるので、年間を通して使える物でもある。

蛇腹タイプのサンシェードの難点


サンシェード ホームセンター 100均 便利グッズ

蛇腹式に畳むタイプが最も一般的で、吸盤でガラス面に貼り付けるものが多いが、吸盤は熱で剥がれてしまうことも多く、結局サンバイザーで押さえて使っているようなことが多い。

また、安いのを買うと紫外線ですぐにボロボロになってしまうこともある。

しかし、蛇腹タイプの何よりの難点は、すぐに取り出せるところに置いておきたい物なのに、案外嵩張るので、使わない時の置き場所に悩むことだ。

折り畳み傘タイプのサンシェードの利点


最近、折り畳み傘タイプのサンシェードをクラウドファンディングなどで見かけるようになり、主に開くのが簡単なことをアピールしていたが、値段もそこそこしていたので、そんなに良いことはあるのだろうか?などとも思っていた。

サンシェード ホームセンター 100均 便利グッズ

そうこうしているうちに似たようなものをホームセンターでも見かけるようになり、近所のカインズには大きさが2種類あり、小さい方はハイゼットトラックとバモスにちょうど良いサイズで、価格も¥1280(税込)とクラウドファンディンなどで見かけていた物より格段に安くなっていたので、試しにこの夏用に一つ購入してみることにした。

実物を手にしてみて、このタイプのサンシェードの大きな利点が何なのかようやく理解することができた。

確かにセッティングも楽ではあるが、それより収納サイズが非常に小さくなることが最も大きな魅力だ。

 ホームセンター 100均 便利グッズ

畳んでしまうと折り畳み傘と同じような大きさになるので、軽トラの決して広くないキャビン内でも邪魔になることなどない。

性能的にも普通の蛇腹式と比較して遜色などなさそうで、一年間使い倒してダメになっても十分元が取れる価格だ。

サンシェード ホームセンター 100均 便利グッズ

さらに画期的なシェードが登場しない限り、この先もこのタイプを使い続けることになりそうだ。

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100均で見つけた6リングバインダー用のポケットリフィル


ケーブル整理の必要性


最近デジタル機器などの充電ポートはUSB-Cに全て統一するような動きがあるようだが、まだ完結しているわけではない。

私の持ち物を例に挙げると、GoProもiPad miniもUSB-Cだが、スマホはiPhone 12mini(まだまだ問題なく使えるし、あまり大きくないことが気に入っているので当分使いたい)なので、USB-CではなくLightningだ。

ラップトップを常に持ち歩くわけではないが、私のMacBook Airは少々古い型なのでUSB-Cポートがなく、充電にはマグセーフのケーブルが必要だ。

また、デジカメのバッテリー充電器やライト類などマイクロUSBを使用している機器もまだまだ多い。

といったわけで、車中泊に限らず旅に出る際にはポータブル電源や充電器の外に、最低でも3・4種類のケーブル(大抵はもっと)を持ち歩かなければならないのが現状だ。

ケーブル ホームセンター 100均 便利グッズ

見分けのつきにくいケーブル類が整理されていないと気持ちもスッキリしないが、何を持ったか忘れてしまうこともあるので厄介だ。

何か良い方法はないかとずっと考えていたのだが、先日100均のSeriaの文房具用品コーナーで良いアイディアを思いついてしまった。

6穴バインダー用のリフィルの活用方法


6穴バインダー用のリフィルに透明なポケットがあるのだが、それに名前を書き込んで入れておく方法だ。

バインダー ホームセンター 100均 便利グッズ

大抵のケーブルはボタンで閉じる2つのポケット付きリフィル(2枚で¥110)に収まり、少し大きいものは一室のジッパー式ポケットに収まる。

そしてこれらをバインダーで閉じておけばバラバラになったり、絡んでしまったりすることもなく、使用後は名前の書かれた元のポケットに戻す習慣を守れば行方不明になることもない。

常にこの中に仕舞っておけば出かける際に毎回あれこれ揃える準備もしなくて済む。

忘れ物防止にもなり(オールオアナッシングにはなるが)、安上がりでなかなかに良い整理方法ではないかと思う。

PPS樹脂製カトラリー


最後に紹介するのは、非常に地味ながら、私が今年購入した物の中でおそらく1位に輝きそうなものだ。

キャンプや車中泊では、調理に使った鍋類をそのまま器としても使うのはごく普通のことだ。

陶器やガラスのように割れる心配がなく、プラスチックのように熱で溶けてしまうことも傷だらけになって不衛生になることも少ない金属製の器を使うことも多い。

金属製カトラリーの問題点


しかし、金属製の器と金属製のフォークやスプーンを組み合わせると、地獄からのノイズが響き渡り、全身に鳥肌が立つような事態になることがある。

案外平気な人もいるようだが、私はこれがどうにも耐えられない。

食器 ホームセンター 100均 便利グッズ

また、金属同士が触れ合うと微弱な電流が流れて味に微妙に影響することもあるし、金属のフォークを調理に使うと、フッ素樹脂加工のフライパンなどの寿命を縮めてしまうことにつながるなど、金属製の器と金属製のフォークやスプーンを組み合わせは、丈夫なこと以外は良くないことだらけだ。

しかし、普通のプラスチック製のフォークやスプーンは熱に弱くて調理には適さず、あまり丈夫でないものが多い。

調理器具 ホームセンター 100均 便利グッズ

箸があれば十分と言う人もいるが、お子ちゃまな私はどうしてもフォークとスプーンが欲しい。

ということで、車中泊も含め、アウトドアでは私は長らく木製のフォークとスプーンを使い続けてきた。

しかし、木製のフォークとスプーンにも弱点はある。

木製カトラリーの長所と短所


あまり薄く細くすると折れやすくなってしまうので、厚みがあり、金属やプラスチック製のように細いフォークを作ることができない。

スプーン ホームセンター 100均 便利グッズ

少々厚みのあるスプーンはまだしも、木製や竹製のフォークの使い心地は、やはりイマイチだ。

また、汚れがつきやすく落ちにくい傾向もある。

しかし、2・3ヶ月前のことだが、ついに画期的なフォークとスプーンを見つけてしまった。

発見した場所はニトリで、ニトリにもアウトドア用品コーナーのような場所もあるが、普通の食器売り売り場の一角だ。

ご存じの通りニトリは家具屋さんで、固いことを言えば今回のテーマの「ホームセンターと100均ショップ」からは外れてしまうことになるが、日用品などはホームセンター並みかそれ以上の商品バリエーションがあるので、今回の記事に加えた。

PPS樹脂製カトラリーの魅力


スプーン ホームセンター 100均 便利グッズ

これはPPS樹脂という樹脂製のフォークとスプーンなので、材質的にはプラスチックの部類に入るが、質感は一般的なプラスチックよりずっと固く、お互いを打ち付け合ったり何かを叩いたりすると、むしろ軽金属に近い音がする。

しかし、アルミなどとも全く違う質感で、金属製の鍋や器をこれで擦っても地獄からのノイズを発するようなことはないし、余程強く引っ掻くようなことをしなければフッ素樹脂加工を傷つけてしまうこともなさそうだ。

PPS樹脂の特徴と利点


また、金属ではないから電流を発生することもないので、味にも影響しない。

調べたところ、PPS樹脂は強い衝撃には弱い性質があるとのことだったが、普通の木製やプラスチック製のカトラリーよりはずっと丈夫そうなので、カトラリーとしての強度は十分だ。

そして木製とは違い、金属製と同じような細いフォークを作れるので、使い心地は金属製のフォークと比べても全く遜色がない

また、耐熱温度はなんと230°Cもあるので、躊躇することなく調理に使うこともでき、これも非常に大きな利点となる。

ちょっと大袈裟だが、これぞ長年私が追い求めてきたような性質を持った、理想的なアウトドア用のカトラリー(もちろん普通に家で使うのにも適している)だ。

値段


価格もスプーン・フォークどちら1本税込¥399と安い!

調理器具 ホームセンター 100均 便利グッズ

と感動していたところ、その後ダイソーでもPPS製のフォークとスプーンを発見してしまった。

シャフトはニトリのより細く、スプーンの容積もニトリのは一般的なカレーやスープ用と同じような大きさだが、ダイソーのはそれより幾分小さい。

しかし、こちらは1本税込¥110と、価格は1/3以下だ。

そして、実際に使ってみると案外この細いシャフトも悪くない。

調理器具 ホームセンター 100均 便利グッズ

甲乙つけ難いし、ニトリの方が3倍以上の価格と言っても、差額にしたら¥200ちょっとでしかない。

適宜使い分けるか、暫く使ってみて良いと思った方をメインにするので良いと思う。

何しろPPS樹脂製カトラリーが私の中での大ヒット品であることは間違いない。

ホームセンター・100均ショップパトロールはやめられない


私は何でも欲しくなってしまう物欲王ではないし、何か買うときは一応ちゃんと考えてからにするようにはしている。

また、持ち物をもっと整理してシンプルしたいと思うことも度々あるが、断捨離と称して使える物を捨てることも忍びなく思ってしまうタイプなので、身の回りは既に十分に物で溢れている。

しかし、ホームセンターや100均ショップに行くとこのように新たな発見をしてしまうこともあり、その発見がまた楽しくもあるので、ホームセンター・100均ショップパトロールはやめられない。

便利なホームセンターや100均ショップは、私にとっては罪作りな存在でもあるようだ。