Mobi Lab.

バンライフの未来の拠点「Mobi Lab.(モビラボ)」が横浜にオープン予定!



『キャンピングカーと車中泊スペースのシェアサービスなど「バンライフ※1」のプラットフォーム事業を展開するCarstay株式会社※2(以下Carstay、本社:東京都新宿区、代表取締役:宮下晃樹)は、株式会社ヨコハマ機工(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:吉岡璋)と共同で、横浜市金沢区の約500坪の倉庫を、バンライフの未来の拠点となる「Mobi Lab.(モビラボ)」としてプロデュースします。』

というニュースリリースが飛び込んできました。

2021年の3月からオープン予定だそうで、なんかだかおもしろそうなことが始まる予感!

早速、運営会社のひとつであるCarstayの宮下晃樹代表取締役に取材してきました。

元造船所の巨大倉庫がオープン予定地


元造船所の巨大倉庫

Carstayの宮下代表と待ち合わせたのは、横浜市金沢区にあるMobi Lab.のオープン予定地。

もともと造船所だった建物内は天井がかなり高くて幕張メッセのような開放感があるのを感じました。

490坪(1F倉庫343坪 / 1F駐車場87坪 / 2F事務所60坪)もの広大な敷地です。



シーサイドライン「鳥浜駅」より徒歩5分。

周辺には 三井アウトレットパーク横浜ベイサイド、UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店 ・BURTON OUTLET・ブランチ横浜南部市場といった商業施設があります。

モビリティ×5Gで未来の「旅・仕事・暮らし」を創造


公式ホームページによると、
Mobi Lab.は、最新の【Mobily × Mobile5G】技術を用いた、未来の「旅・仕事・暮らし」を共創・体験できる【Laboratory】です。
「ものづくり」「社会実験」「コミュニティ」を通して、次世代のアイデアと多様なノウハウを持ち寄ることで未来空間を創出し、ニューノーマル時代の豊かさを創造します。

とのこと。

1階倉庫はものづくりスペース、2階の事務所はシェアオフィス、駐車場は展示スペースで、現在第1期として、Mobi Lab.を利用・入居できる、テーマに合う企業・個人を募集しているそうです。

宮下代表

「今、真っ白なキャンパスの状態です。ここに仲間として入居して頂き、一緒に作り上げてくれる会社さんを募集しています。すでに50社ほどからアイデアを頂戴しています。それらを調整しつつ来年3月のオーブンに持っていきたい」(宮下代表)

建物はあって、入居を希望する企業や個人の募集も始まっていますが、まだまだ構想段階。

テーマをもう少しわかりやすく言うと「バンライフの聖地みたいな。車中泊する方が気軽に立ち寄れる場所」(宮下代表) ということだそう。

ちなみに入居賃料は、倉庫が坪単価12,000円〜。事務所 は10,000円/人〜となっています。

また、Mobily × Mobile5Gということで、「5Gを飛ばして、めちゃめちゃ仕事しやすい状態をつくる」ともおっしゃっていました。

ワーケーションやノマドワーカー(通常のオフィス以外で仕事をする人)にも最適な環境になりそうです。

Mobi Lab.できるイベントや活用方法って?


Mobi Lab. 構想図

具体例がないとわかりにくいと思うので、“こんなことができるかも”というケースを予想してみます。

例えば、キャンピングカービルダーが出張オフィス兼展示場として借りれば、三井アウトレットパークに買い物がてらMobi Lab.まで展示車を見学に来る人もいると思います。

それに、いくつか違うブランドの車中泊・キャンピングカー用のパーツを、見て買ってその場で取り付けてもらえたり、もしできたらうれしいんじゃないでしょうか。

アイデア段階だそうですが、Mobi Lab.を共同運営するヨコハマ機工はマキタ(電動工具メーカー大手)の販売代理店なので、「マキタの工具を貸し出すようにして、ここに来ればだれでも手ぶらでDIYできたらおもしろいなとも思っています」(宮下代表)

もちろんキャンピングカーオーナーのオフ会は「むちゃくちゃ有りです」(宮下代表)

室内にクルマを入れられるということで、車を中に入れて雨を気にせず車中泊とかもできたら変わっていておもしろいかもしれないですね。

今後、何をどうするにしても「年に1回とか半年に1回とかだけのイベントでなく、常時アクセスできるような場所を作っていきたいです」(宮下代表)とおっしゃっていました。

まとめ


巨大倉庫 外観

今は共に創っていく仲間を集めている段階なので、まだはっきりと完成形は見えていませんが、Mobi Lab.は、車中泊やキャンピングカー、バンライフについて、常に情報交換できるリアルな空間になるのは間違いなさそうです。

5Gも使えるし、目と鼻の先には三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドもあるので、横浜の観光拠点としての車中泊スポットにもなるはず。

首都高速が近いので、キャンピングカーなどでの車旅の中継地点としても最適だと思いました。

Mobi Lab.概要
所有者:株式会社ヨコハマ機工
企画運営: Carstay株式会社、株式会社ヨコハマ機工
地域パートナー:特定非営利法人Aozora Factory
住所:〒236-0002 神奈川県横浜市金沢区鳥浜町14-19
施設面積:約490坪(1F倉庫343坪 / 1F駐車場87坪 / 2F事務所60坪)
最寄駅:シーサイドライン鳥浜駅より徒歩5分 / 京急線京急富岡駅より徒歩25分
周辺施設:三井アウトレットパーク横浜ベイサイド/ UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店/ ブランチ横浜南部市場
公式HP:https://mobilab.ai/


※1 バンライフ(VAN LIFE):車を通じた旅や暮らしにより、「人生を豊かにする」ことを目的として、荷台スペースが広いバンを家やオフィスのように作り変え、車を遊ぶ・働く・暮らしの1つの拠点とする新たなライフスタイル。

※2 Carstayとは、
◆キャンピングカー・バンに乗りたい人と、乗らないときにシェアしたい所有者をつなぐ、カーシェア
◆ 車中泊する駐車場を探している「ゲスト」と、 空き地や空きスペースを貸したい人をつなぐスペースシェアサービス
◆車中泊スポットの検索・予約サイト
などのサービスを、主にWebシステムを活用して提供している企業