電装系を超強化でさらに快適に!バンショップミカミの「テントむしsタイプ Eパッケージ」
【バンショップミカミ】テントむしsタイプ[Eパッケージ]
今回の記事ではバンショップミカミの「テントむしsタイプ Eパッケージ」について紹介していきたいと思います。
テントむしと言えば軽キャンピングカー人気の火付け役とも言える大人気シリーズですが、2021年に「Eパッケージ」が新たなオプションとして登場しました。
このEパッケージでは最新のキャンピングカーで採用されることが徐々に多くなってきたリチウムイオンバッテリーを2つ装備したり、ポップアップルーフの上に4つのソーラーパネルが装着されていたりなど、従来のテントむしよりも格段に電装系がパワーアップされています。
そのほか、フロント周りをスタイリッシュ化した「バンパーガーニッシュ」と呼ばれる新たなオプションなど、テントむしの利便性とデザイン性をさらに向上させるオプションが発表されました。
それではテントむしsタイプ Eパッケージについて詳しく見ていきましょう。
テントむしsタイプ[Eパッケージ]
ビルダー:バンショップミカミ
タイプ:軽キャンピングカー
ベース車両:ダイハツ ハイゼット
乗車定員:4名
就寝定員:4名
全長:3,390mm
全幅:1,470mm
全高:1,980mm
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外装
テントむしsタイプ Eパッケージの外装の特徴として、まずダイハツのハイゼットをベース車としていることによる取り回しの良さが挙げられます。
キャンピングカーでありながら駐車スペースを気にすることはほとんどなく、普通の軽自動車と変わらない使い方ができます。全高1,980mmとコンパクトに作られているので、高さ2.1mの制限があることも多い、都内の立体駐車場でも問題なく駐車することが可能です。
また、それだけ高さを制限しながらもポップアップルーフのおかげで、停車時には広々とした車内空間を実現している点も嬉しいポイントですね。
そして2021年に発表された新オプション「バンパーガーニッシュ」ではフロントバンパー部分をスタイリッシュにすることができます。
軽トラをベースにした軽キャンピングカーは、どうしてもフロント部分に軽トラっぽさが残り、デザイン的に気にされる方も多いようですが、こちらのオプションを選択すれば、よりアウトドア感の強いキャンピングカーへと変貌を遂げることが可能です。
内装
レイアウト
テントむしではSタイプとFタイプ、2シータータイプの3種類のレイアウトを選択することができます。この3つのタイプの主な違いはセカンドシート部分で、本記事で紹介しているSタイプでは横向きシート、Fタイプでは前向きと後ろ向きに座席の方向を変えることができ、2シータータイプではシートが取り外されリア部分を貨物用として使用できるのが特徴です。
また、2シータータイプは特殊な特殊用途自動車に分類されるので8ナンバー扱いとなります。SタイプとFタイプは4ナンバーで、車検期間や税金などが異なりますのでご注意ください。
SタイプもFタイプはともにベッド展開することが可能。2シータータイプに関してもオプションで、ベッドを取り付けることができます。どのレイアウトが良いかはオーナーの好みになってくると思うので自分の理想のキャンピングカーライフに合わせて選びましょう。
ダイネット
テントむしSタイプでは前述した通り横向きシートが採用されています。この横向きシートは長さ1,840mmと大人4名がセンターテーブルを囲んでゆったりと座ることができます。
センターテーブルにはドリンクホルダーが4つ付いているので、飲み物を飲みながら団欒するのにも便利です。
また、このダイネットは通路部分をシートバックで埋めれば1,840mm×1,050mmの家庭用シングルベッドよりもやや幅のあるベッドスペースへと展開できます。仮に展開せずとも大人一人がちょっと横になるぐらいの広さはあるので、ケースバイケースで使用方法を変えることができる点も良いですね。
ちなみにSタイプの場合は座席の下は収納スペースになっているほか、リアマットを跳ね上げればより高さのあるものも収納できるラゲッジスペースとなります。
ギャレー
ダイネットに対面する形で設置されているギャレーには丸型シンクと18Lの上蓋式冷蔵庫が標準装備されています。このシンクはある程度深さがあるので、水はねをある程度抑えながら食器類を洗浄できます。
また、ギャレー右側には跳ね上げ式の調理台もあるので、このスペースにガスコンロを置けばちょっとした料理であれば十分可能です。
ポップアップルーフベッド
停車時にポップアップルーフを展開すれば一番高いリア部分で2,150mm、一番低いエントランス付近で1,750mmと室内を拡張してくれるポップアップルーフですが、ここには幅1,100mm×長さ1,830mmのベッドを展開することもできます。対荷重は140Kgあるので、女性や子供であれば2人でも十分に就寝できるスペースとして利用できるでしょう。
展開する方法も簡単でポップアプルーフを展開した後に、ベッドマットを縦に設置するだけです。もちろん走行時にはマットをベルトでしっかりと固定できる仕様になっているので安全面も心配ありません。
電装系
冒頭に紹介した通り新オプションの「Eパッケージ」では電装系統が格段にパワーアップしています。まず、テントむしは標準装備として、105Ahのディープサイクルバッテリーが1つ、1500Wのインバーター、昇圧式の走行充電となかなかに充実した装備を備えています。
これをさらにパワーアップさせたのが「Eパッケージ」で、まず100Aのリチウムイオンバッテリーを2つ搭載。リチウムイオンバッテリーは標準のサブバッテリーに比べて、重量は約半分になっているので馬力が控えめの軽自動車にぴったりです。
さらにポップアップルーフ部分には100Wのソーラーパネルを4つと充電機能がかなり強化され、基本的には走行充電でメインバッテリーに、ソーラーパネルでサブバッテリーに充電する形となります。
その他のオプションについてですが、季節に関わらず車旅を楽しみしたい方は車内の暖房機能を向上させてくれるFFヒーターは選んでおくのをおすすめします。
まとめ
今回の記事ではバンショップミカミの「テントむしsタイプ Eパッケージ」について紹介しました。
もともと軽キャンピングカーの代表的な存在として人気の高いテントむしですが、今回新たに登場した「Eパッケージ」や「バンパーガーニッシュ」によって利便性やデザイン性が格段にパワーアップしています。
今後もテントむし人気は高まっていきそうなので、気になる方は早めにバンショップミカミさんに問い合わせされることをおすすめします。