車中泊の湿気対策はこれで解決!おすすめアイテムと対策とは?
目次
車中泊の湿気対策に効果的な対策
湿気が発生する要因について解説してきました。
ここからは、実際に湿気対策に有効な4つの対策を紹介していきます。
車中泊の際にはわたしも気を付けて実践しているポイントにもなるので忘れないようにチェックしておきましょう。
・窓やドアを開けて換気
・除湿剤を設置する
・衣類の湿気を持ち込まない
・調理は窓を開けて行う
窓やドアを開けて換気
まず湿気対策において1番大切なことは「窓やドアを開けて換気をすること」です。
換気は車中泊の湿気対策にはとても有効です。
開けた窓やドアから新鮮な空気を取り入れることで湿った空気が排出されます。
とはいえ、ドアを開けた外側も湿気が多い場合にはあまり効果を得られないこともあります。
その場合には他の対策も取り入れてみるといいでしょう。
除湿剤を設置する
2つ目におすすめの方法は「除湿剤を車内に設置すること」です。
実際にわたしも車内の中に複数の除湿剤を設置して湿気対策をしています。
湿気を吸い込んでくれるので、狭い車内の湿気もしっかりと吸収してくれます。
除湿剤に水が溜まっているのを見るといかに車内に湿気があるのかもよくわかります。
特にベッドの下など湿気がたまりやすい場所に置くことで湿気を効果的に吸収し、車内全体の快適度をあげることにもつながります。
不快な湿気で睡眠を邪魔されたくないという方は、ぜひ一度試してみてください。
除湿剤は設置したら放置で問題ありませんが、水が満タンになってしまったら交換の必要があるので適宜確認するようにするといいでしょう。
衣類の湿気を持ち込まない
梅雨の湿気が多い時期や夏場のジメジメした気温の時に「車内に衣類から発生する湿気を持ち込まない」ことも気を付けなければいけません。
洗った衣類や濡れたタオルなどを車内で干したいときもありますよね。
しかし、湿った衣類を車内に持ち込むと、その湿気が車内全体に広がります。
衣類から発生する湿気は車内の湿度を上昇させ、カビや臭いの原因にもなります。
衣類の湿気を持ち込まないためには、乾燥させた状態で車内に持ち込むことが重要です。
洗濯物はできるだけ完全に乾燥させた後に取り込みましょう。
特に車中泊をする場合は、洗濯物を乾燥機や陽気な場所で徹底的に乾かすことが大切です。
万が一濡れた衣類を持ち込まないといけない時には密閉できる袋に入れて湿気を外に漏らさないことも大切です。
そして、帰宅後や道中のコインランドリーで洗濯するようにするといいでしょう。
調理は窓を開けて行う
調理中に発生する湿気や蒸気は、車内の湿度を上昇させます。
車内での調理時に窓を開けることは湿気対策にとても重要です。
窓を開けることで風が流れ込み、空気の循環が促進されます。
新鮮な空気が入ってくることで車内の湿度が下がり、ムレや結露の発生を防ぐ効果があります。
また、風が通ることで調理中の湿気や臭いがこもりにくくなり、車内の空気もより快適になります。
調理中など火気の使用中は一酸化炭素中毒の恐れもあるので湿度対策の面だけでなく、安全面からも換気しながら行うようにしましょう。
車中泊の湿気対策におすすめのアイテム
車中泊の湿気対策には、いくつかのおすすめのアイテムがあります。
下記で紹介するアイテムを組み合わせて使用することで、車中泊時の湿気問題を効果的に対策することができます。
車中泊を快適にするための湿気対策アイテム5選
・ハンガー式除湿剤
・据え置きタイプの除湿剤
・コードレス扇風機
・コードレス除湿器
・布団乾燥機
ハンガー式除湿剤
ハンガー式除湿剤は車内のフックやヘッドレストなどに簡単に取り付けることができるのでおすすめです。
軽量で車内の様々な場所に配置しやすく、効果的に湿気を吸収することができます。
大容量のものもあるので車中泊期間に合わせて除湿剤を購入するといいでしょう。
上記のものでも1ヶ月程度かけたままですが、まだ水分を吸収できる感じでした。
ただし、使用する時期や窓の開閉状況によっても異なるので注意してください。
据え置きタイプの除湿剤
ハンガータイプのものと似ていますが、車内の湿気対策としておすすめの据え置きタイプの除湿剤です。
スーパーや薬局で簡単に入手できるので湿気が気になった時にすぐに購入できます。
ハンガータイプよりも大容量のものが多いため、長期間にわたって除湿効果を発揮し、車内の快適性を高めることが可能です。
特にベッドの下は湿気がたまりやすい場所なので数か所に置いておくといいでしょう。
湿気がたまった状態でベッドの上のマットレスを使用しているとカビが発生することも考えられます。
定期的に除湿剤を確認して交換するようにしましょうね。
コードレス扇風機
コードレス扇風機は、風を送ることで車内の空気を循環させる効果が得られます。
また、窓付近に設置することで新鮮な空気を取り入れながら湿気を外に排出することも可能です。
コードレス扇風機はコンパクトで軽量なため、持ち運びや設置が簡単です。
複数の場所に移動させながら使用することができ、必要な場所で効果的に湿気対策を行うことができます。
長時間の使用を目的とする場合はバッテリーの持続力が長いモデルを選んだり、ポータブル電源と組み合わせたりして使用するといいでしょう。
コードレス除湿器 AYAFATO 除湿機 除湿器
コードレス除湿器も電源コードが不要で、どこでも簡単に設置できます。
車内の湿気の気になる場所に自由に移動させることで車内の湿気を除去できるでしょう。
また、コンパクトなサイズも多く、持ち運びにも便利です。
ただし、思ったよりも湿気を吸収してくれない、電源の消耗が激しい、吸水タンクが小さいなどという意見もあるようで商品によっては期待外れになってしまうことも懸念されます。
とはいえ、車内の湿気を取り除いて快適に過ごしたい方はコードレス除湿器を検討してみてもいいかもしれませんね。
選ぶ際には除湿能力や水タンクの容量、稼働時間などを適切に選ぶことが重要と言えます。
布団乾燥機 アイリスオーヤマ 布団乾燥機
電源が必要になりますが、布団乾燥機は高温風を発生させ、湿気を迅速に除去することができます。
車内での布団や寝具の乾燥に最適であり、湿気やカビの発生を防ぎます。
電源付きのキャンプ場やRVパークでの使用であれば電源が使用できるため布団乾燥機を使用した湿気対策も有効でしょう。
布団乾燥機は、布団の上に敷いてスイッチを入れるだけで簡単に使用できます。
加熱や乾燥時間の設定も可能で、自分の好みや環境に合わせて調整できます。
また、製品によってはダニ除去モードや送風モードなどが備わっているものもあるため、目的によって使い分けが可能になります。
布団だけでなく、衣類やタオルなども車内で乾燥することができるようにもなります。
車中泊の際の嫌な洗濯物の生乾き臭もまるっと解決できます。
車中泊で湿気をほっとくと最悪の場合…
最後に車内の湿気を放置していると最悪の場合にどうなるのかをサクッと紹介していきます。
車内に嫌な湿気を放置すると起きる3つの最悪なパターンはこちら
・カビの発生
・快適度の低下
・電気機器の故障
カビの発生
湿気が蓄積すると、車内の壁や天井、床などにカビが発生する恐れがあります。
これにより、車内の空気が悪化し、健康被害や嫌な臭いの発生につながる可能性があります。
快適度の低下
湿気が蓄積すると、車内の空気が不快になります。
ムシムシとした感じやべたつきが生じ、寝具や衣類も湿気を吸収して快適さを損なう可能性があります。
睡眠の質や快適な過ごし方に影響を与えるでしょう。
電気機器の故障
湿度の高い環境では、電子機器の故障リスクが高まると言われています。
湿気が内部に浸入し、機械内部に損傷を与えることがあります。
特に、車中泊中に使用するスマートフォンやノートパソコンなどは注意が必要です。
まとめ:湿気対策をして快適な車中泊を楽しもう!
車中泊における湿気対策やおすすめのアイテムを紹介してきました。
湿気を放置しているとカビなどの問題も発生します。
そうした問題を避けるためにも、湿気対策を適切に行うことが大切と言えますね。
換気や除湿、適切な衣類の管理などを行い、車内の湿度を管理するようにしましょう。
本記事で紹介した湿気対策を実践しながら快適な車中泊をお過ごしください!