【キャンプ用品を上手に車載】荷物の積み方・整理収納術大公開! トランクなど空間を有効活用
キャンプの準備における難関のひとつは、車への積載です。
荷物の積み方が悪いと、走行中に崩れたり、運転席に転がってきたり…はたまた荷物が破損したりと後でトラブルが起こる可能性も。
今回は、初心者があとで困らないような車への積載テクニックと、便利な収納グッズを説明していきます。
目次
キャンプで役立つ荷物の収納術・積み方を3つを紹介 よく使うものは車のトランクの手前に!
すぐに使いたいもの、よく使うものは手前に置く
キャンプ場で荷卸しすることを考えると、バックドアを開けた手前側などすぐ取り出せるところに置いておきたいもののひとつがクーラーボックスです。
トランクの奥に入れてしまうと、買い出し時や設営時にご飯や飲み物の出し入れができなくなってしまいますよね。
ふたを開閉しやすいように、その上にほかの荷物を積まないこともポイントです。
また、夏のキャンプや雨天時に必須のタープ、疲れた時に休憩できる椅子などキャンプ場に到着したらすぐに使いたいものも、取り出しやすい位置に置いておくとよいでしょう。
重いものは下に、軽いものは上に置こう
軽いものの上に重いものを積むと、下にあるものに負担がかかるだけでなく、キャンプ場でトランクを開けた瞬間にラゲッジから荷崩れする可能性があります。
高価なアイテムが破損してしまっては、キャンプを始める前から気分が落ち込んでしまいますよね。
そうならないように重いものはなるべく下に積むようにしましょう。
後方の視界を遮らないように車内空間を活用
後ろの荷物を高く積んでしまうと、運転時に後方が確認できなくなってしまうケースもあります。
対策として後方に積む荷物を車内に分散させる方法をおすすめします。
本記事では車内スペースを有効に使えるアイテムを紹介しているので、ぜひそちらを参考にしてください。
また、荷物を積み終えた後に、バックミラーで後方の視界が良好かどうかを確認するのも忘れずに。
それでは、車内のスペースを有効に活用できる収納グッズをご紹介します。
取っ手付きオーサー製車用トランクボックス 収納スペースを拡大! 滑り止め付きで荷物崩れしにくい
1.Oasser (オーサー)車用収納ボックス
運転中に起きやすいトラブルは、荷物が崩れてしまうことです。荷物をそのまま積むのではなく、ボックスなどに収納すると崩れにくくなります。
このボックスは仕切り板2枚が付属しており、使いやすいように収納スペースをカスタマイズできます。
また、底に滑り止めがついているところも重要なポイント。ボックスごと滑ってしまう可能性も軽減してくれます。
大きさは幅60㎝ ×横35㎝ ×高さ30cmと大容量で、外側にポケットがたくさんついているため、工具類など細々としたものの収納にもおすすめです。
ボックスには取っ手がついていて、持ち運びしやすいところも見過ごせません。車から降りた後にボックスごとキャンプ場まで運ぶことも可能です。
もし汚れてしまっても、生地に防水素材を使っているため、拭き取ったり水で流したりできます。
「使わない時は邪魔になってしまうのでは? 」と感じるかもしれませんが、折りたたむことで、厚みは9㎝まで小さくなるので、収納の幅も取りません。
DOD製の折りたたみテーブル 積載時はラックとして使える! 車の収納スペースを増やせて便利
2.DOD(ディーオーディー) グッドラックテーブル
キャンプで使える折りたたみテーブルなのですが、なんと車内で棚としても活用できる優れモノ。
このテーブルを車の荷室に入れれば、3段の棚の出来上がりです! これなら整理整頓して積載できますね。
先ほど重いものは下に…と書きましたが、本商品は耐荷重30kgのため、重いものを上に、すぐに取り出したいものを下に…なんて使い方もできます。
テーブル下部にぶら下がっているファスナー付きの収納は約138Lの収納スペースがあり、そのサイドには小物収納に便利なポケットも配置。
大きさは幅100㎝×横60㎝×高さ43.5〜73㎝で、車の荷室や荷物量によってテーブルの高さを4段階に変更可能です。
折り畳めば幅8.2㎝×横60㎝×高さ50㎝と非常にコンパクトになり、取っ手付きなので持ち運びも簡単。
車載用としてのみならず、現地到着後はもちろんキャンプ時のテーブルとしての活用もOKです。
3.DOD(ディーオーディー) マルチキッチンテーブル
DOD「マルチキッチンテーブル」はキッチン台や小物収納のラックを持っていきたけど車載のしやすさも考えたい方におすすめです。
キャンプ場では調理台、荷物を収納する棚として使えます。
収納時にはアタッシュケース型に畳んでおくことができ、天板を持ち上げるだけで組み立てが完了。
アタッシュケース型に折り畳んで運ぶことはもちろん、車の収納グッズとして使うことも可能です。
可変式の棚板を移動させ広めの空間を作れば大型の荷物を収納することも可能です。
車載の仕方を工夫できるのがこのDODのマルチキッチンテーブルの魅力でもあります。
荷物の量に合わせて収納方法を変えるのもおすすめです。
ヘッドレストに付けて収納スペースを追加! 車のデッドスペースを有効活用できるアイデア商品
4.SCHITEC 車用シートフック
この車用シートフックは、ヘッドレストを利用して新たな収納スペースを生み出せる便利グッズ。
装着方法も簡単で、わざわざヘッドレストを外さなくても、サイドから引っ掛けるだけで簡単に装着できます。
耐荷重は約13kgなので、食材が入った袋やカバンなどを引っ掛けておけば、座席の後ろの空間を有効利用できます。
ぜひ利用してみてくださいね。
5.槌屋ヤック ヘッドレストバー
ヘッドレストを活用した収納グッズは他にもあります。
槌屋ヤック 「車用 収納バー ヘッドレストマルチバー RV-69」も車内空間を有効的に使用する手助けをしてくれます。
後部座先のヘッドレストに設置すれば、折り畳んだベビーカーを立てて収納したり、荷物フックとして荷物をかけたりと使い方が一通りでない点がおすすめポイントです。
キャンプなどアウトドアはもちろん、日常でもカバンをかけたりと便利に使えます。
トランク以外にもキャンプ用品の収納場所に活用しよう ルーフバスケット・ボックスで天井も車載スペースに
天井も専用のアイテムを使えば、収納場所に活用できちゃいます。
ルーフボックスやルーフバスケットがおすすめです。
6.ヤキマ(YAKIMA)ロードウォーリアー ルーフラック(ルーフバスケット)
「TAKE MORE FRIENDS(たくさんの友達と出かけよう)」 がポリシーのヤキマ(YAKIMA)。
アメリカを代表するアウトドア・ギアブランドで北米でのシェアは約4割も!
自転車、サーフボード、スノボ等あらゆるキャリアのみならずライフスタイル提案商品もフルラインナップ。
外寸は112cm x 100cm x 16.5cmで耐荷重は約50kgです。
無骨でワイルドなデザインが「アウトドアを楽しむぜ! 」という気分を盛り上げてくれます。
一方、機能面はその見た目に反して、きめ細やかな配慮が行き届いており、車に取り付けた際にねじが短く取り付け金具からとびださないため、荷物を傷つけることなく積載することができます。
フロントについているロゴ入りのプレートはフェアリングと呼ばれるもので、ルーフラックの弱点である空気抵抗を減らす役割を果たしています。
7.CARMATE(カーメイト) ルーフボックス
左右両側から開閉可能なデュアルオープンなので、助手席側、運転席側のどちらからでも荷物の積載ができ、ボックス内に満遍なく荷物を詰めることができます。
取付け金具も操作しやすいので、ルーフボックスの着脱も容易です。
ボックスの内部には荷物を固定するワンタッチバックルベルトが付属しているので、悪路でも荷物が揺れて壊れたり傷がついたりするのを防ぐことができます。
ロックは2カ所でカバーをしめると自動的にロックがかかり、防犯性もしっかりとしています。
開けるときはプッシュボタンを押すだけなので片手で作業ができます。
車への荷物の積み方がポイント アイデアグッズや収納術を活用して、キャンプの荷物問題を解決しよう!
初めのうちは荷物を上手く積むのが難しくて、億劫に感じるかもしれません。
しかし、何度もキャンプを経験するうちに荷物の効率的な積み方がわかってきます。
今回紹介したグッズも活用しながら、最適な積載方法を見つけて、スマートなキャンプライフを送ってくださいね。