「RVパーク ビアスパーク しもつま」での車中泊旅からまさかの展開へ 前編



今回は、以前から気になっていたRVパーク「ビアスパークしもつま」に連泊し、その周辺にある道の駅めぐりをしてきました。

予定では、その帰り道に気になっていた中古車ショップを訪ねて、今後の車選びの参考にするはずだったのですが……ひょんな出会いがきっかけで、今後の車中泊の旅を激変させる出来事が!

その経緯についても、詳しく書かせていただきますね。

とっておきRVパーク「ビアスパークしもつま」


RVパーク 看板

「仕事の疲れがたまると温泉に入りたくなる病」が発病したので、連休を利用して車中泊の旅に出ました。

今回の車中泊場所は、茨城県下妻市にある「ビアスパークしもつま」です。こちらの施設には温泉・宿泊施設もありますが、昨夏からRVパークも開設されました。

事前にRVパークの予約を済ませ出発!こちらのチェックイン時間は21時まで、入浴施設も22時で閉館となります。

夕方からの出発だったので時間が心配でしたが、埼玉南部にある我が家から2時間ちょっとで到着し、無事にチェックインできました。

電気・ごみ処理代も含め、さらに入浴券が1枚付いて利用料は1500円!こんなにリーズナブルな設定のRVパークは初めてです。

ビアスパークしもつま 駐車

駐車可能台数は3台。1カ所のスペースは乗用車4台分のスペースが確保され、オーニングを広げられる広さも十分にあります。

トレーラーやバスコンもサイズによっては問題なさそうです。実際に、受付の方の話ではトレーラーでの利用も多いとのことでした。(サイズによっては利用できない場合があるので、事前に問い合わせておくと安心です。)

これだけ広いと、軽自動車のエブリイワゴンがちょこんと停まっていることが、なんだか不自然に見えてきます。

ビアスパークしもつま 電源BOX

電源BOXは1カ所しかないため、一番遠いスペースは電源コードが18mは必要になります。なので、20mぐらいあると安心です。

我が家は5mを2本しか常備していなかったので受付で10mのコードを借りました。

ビアスパークしもつま 施設外観

早速、「温泉に入りたくなる病」を癒しに館内へ。20時以降は100円引きで、良心的な入浴施設だと感心しました。入浴する前からかなりの高評価です。

そして浴室へ。内湯はちょうど良い温度で身体の芯から温まります。身体が温まったら、いざ露天へ! 少し温度が低いので、露天ならではの解放感を感じながらゆっくり浸かるには最高です。

露天を満喫した後は、サウナで発汗。血行を促進した後、薬湯につかりました。じんわり体中に染み渡っていくようです。仕上げに内湯で温まると、全身ぽかぽかになりました。

十分に温まって車内に戻り、それからストーブを付ければ、冬の車中でも寒さの心配はいりません。

それにしても、RVパークの一番の良さは電源が使えることだとつくづく思います。FFヒーターがなくても電気ストーブを持って行けば、それだけで冬の車中泊は快適になりますね。

狭い車内でタブレットに録画しておいたアニメを家族で観ながら、晩酌しました。

就寝前には、息子と一緒に外でトイレと歯磨きです。ここでしっかり用を足しておかないと、深夜のトイレはかなり面倒ですし、まだ息子もおねしょの心配もあるので、我が家の車中泊では最重要ポイントです。

外のトイレは40mほどと近いですが、外灯がないのでとても暗いです。こういうケースもあるので、車中泊には小型ランタンが欠かせません。

トイレは人感センサーで電気が付くタイプでした。綺麗に掃除されていて、ウォッシュレットもあります。これで、さらに好印象です。

トイレから50mほど先に行くと、バーベキュー広場があります。ここの流し台を利用して歯磨きをしました。

バーベキュー広場の水道は浄水なので、車内調理するときにはバーベキュー広場から汲んでいきます。バーベキュー広場にも照明はなく、真っ暗でした。

やや移動で慌ただしかった「ビアスパークしもつま」初日。それでも夜は、ゆっくり就寝することができました。

連泊でのんびり道の駅めぐり


翌日。朝起きるとすぐにトイレと歯磨きをすまし、愛犬・徹子の散歩をしながら、RVパークの敷地や施設周辺をチェックします。起きない息子を待ちながら、朝ごはんを食べるのが車中泊の朝のルーティンです。

息子が起きたら出発。本日は、ここを拠点にして道の駅をめぐります。

ビアスパークしもつま インフォメーション

我が家は昨夏から道の駅めぐりにハマり、道の駅スランプラリーは家族の楽しみです。

この日も道の駅「にのみや」、「はが」、「サシバの里いちかい」、「もてぎ」、「ましこ」、「グランテラス筑西」をまわりました。今回は連泊なので、いつもより時間をかけることができて大満足。

関東にある道の駅のスタンプラリーはもうじき制覇できそうです。

再び「ビアスパークしもつま」へ戻り、寝床となるベッドの準備。それが終わると、せっかくなので夕食は入浴施設内で食べることにしました。

レストランとは別に、入浴客向けの大広間でもリーズナブルな食事を楽しめます。

一緒に地ビールも飲むことにしました。3種類の中からレッドエールをチョイス。コクのある黒ビールで、なかなか美味しかったです。次回は別のビールを試して味比べをしてみたいと思います。

そして2日目の入浴。どうやら男湯女湯は交互に入れ替わるようで、片側には先日なかった壺湯がありました。連日お風呂を楽しみ、車内でのんびり家族団らんしながら就寝しました。

車中泊の達人(!?)との出会い、そして思わぬ展開に!


朝起きない息子を放置して、愛犬・徹子の散歩、ゴミ捨て、朝食と段取りよく進めていきます。

道の駅グランテラス筑西 「ohana」

この日の朝食は、前日に「道の駅グランテラス筑西」にある「ohana」という店のパンを購入しておきました。

ここの塩パンがとても美味しく、「他のパンももう少し購入しておけばよかった」と思いつつ食べていると、バスコンでRVパークを利用していた男性が話しかけてきました。

その方も犬を飼っていたそうで、愛犬・徹子の話からはじまり、今までまわってきた場所や、キャンピングカーの話などで大いに盛り上がりました。

中古のキャンピングカーを帰り道に見に行く予定だと話したところ、いろいろなアドバイスをくださり、お薦めのお店も3軒ほど教えてもらうことに。私の希望条件を元に、現在の在庫状況までチェックしてくれました。

私の中では、『ダイネットを展開したままで就寝スペースが確保されている』というのが絶対条件。

仕事を終えてからの出発が多いので、『夜遅く到着してから準備に時間をかけるのは避けたい』という点と、『朝起きない息子を待ってから撤収準備をしなければいけない』という点で、どうしても常設ベッドが必要だったのです。

この男性はKさんといい、19年の間でキャンピングカーを7台も乗り継いでいるベテラン。旅の途中でもキャンピングカーショップに足を運ぶという、キャンカー好きおじさんでもあります。

某有名ビルダーさんたちを友人に持つというだけあり、かなりの情報通でした。

まだまだ聞きたいことがあったのですが、その場はおひらきに。KさんとはLINEを交換してもらい、今後の予定をざっくり伝えてお別れしました。

その後、道の駅「しもつま」でお土産などを物色していると、Kさんから早速LINEが届きました。

「朝に紹介した中古車ショップの向いのお店で昼食を食べています」とのこと。

教えていただいたお店を、Kさん直々に訪ねているとは!

これはすぐに行かねば!と、車に乗り込みました。

‥ここからまさかの展開となりますが、続きはまた明日の記事で!!

RVパーク ビアスパークしもつま
所在地:〒304-0056 茨城県下妻市長塚乙70-3
TEL:0296-30-5121
駐車台数:3台
料金:1泊 1,500円/1台(トレーラー含む)
チェックイン:当日13:00~21:00
チェックアウト:翌日12:00
電源:あり(100V
ごみ処理:可(無料)