超過酷!日本一周していて、一番へこたれた「日本一の石段」の全貌をご紹介

超過酷!日本一周していて、一番へこたれた「日本一の石段」の全貌をご紹介



こんにちは。キャンピングカーでバンライフをしながら日本一周しているむっちゃんです!

今回は、ある旅先で経験した超過酷な体験を元に、観光地の紹介をしてみようと思います。

さて、あなたは熊本県にある「日本一の石段」と呼ばれる名勝があるのをご存知でしょうか。

何が日本一なのかというと、石段の数の多さが日本一なのです。

そして何故か本州の友人に教えてもらったので、行かないわけにはいかない…という事で今回は、本気で辛かった旅のヒトコマをご紹介させて頂きます。

3333アタックに挑戦するのは、この二人

日本一の石段にチェレンジする夫婦

◆がっちゃん(夫・45歳)
若かりし頃は1日18時間以上もバスケに明け暮れていた。体力には自信があったが、40代に入ってから大きな怪我をしてからバスケを引退。ここ数年は厚くなってきた腹回りが悩みのタネ。

肉体的にも精神的にも自分の限界を知っているので、よくむっちゃんが無理難題に立ち向かうのを止めながらも付き合っている。そろそろ「限界値」を学習して欲しいと思っている。

◆むっちゃん(妻・34歳)
運動音痴どころか、体の動かし方さえ分からない。苦手なのは前屈で、体が硬すぎる事をむしろ自慢とする。

そのくせ自分への負けず嫌いが半端なくて、何事にもチャレンジしたい前向きな気持ちだけはある。特にがっちゃんが優しいのを良いことに、日本中の小さな“過酷”にチャレンジしている。

アタック前夜

私たちが「3333段の石段」の存在を知ったのは、日本一周中に九州に入る少し前になる。

しかしその数時から連想される過酷な雰囲気に、見て見ぬふりをしようとしていた。

しかしいよいよ旅の行く手に3333が立ちはだかったのだ。

これはスルーする訳にはいかない…

前夜は珍しく温泉に入り(普段は車内のシャワーで入浴)、翌日のシミュレーションをしながら体をほぐし、リラックス&戦闘モードにシフトチェンジした。

アタック当日

日本一の石段の下に停められたキャンピングカー

いつも車内での朝ご飯は簡単な食事ばかりだ。しかしこの日は朝からお米でしっかり朝ご飯を頂く。

そしていざ出陣。

愛車兼家としばしのお別れをし、後ろ髪引かれる気持ちで石段へ向かう…

しかしいささか足取りが重く、気持ちも重い。

それもそのはず、実は前夜にたまたま手にしたパンフレットで「3333段」の全貌を知ったのだ。

何とこの3333段を登頂するのに、片道2時間はかかるそうだ。

「片道2時間だと…!!?」

いつもの様に景色を堪能したり写真撮影をしながら登頂していたら、きっと半日は掛かるだろう…。

そして、行ったら戻って来なくてはならない。

一体全体体力が持つのか、精神力は持つのか、最後は己との戦いになりそうな予感がこの時既にしていた。

【用意するべき持ち物】
・水分(参考:2人で往復1600ml飲んだ)
・軽食(参考:カロリーメイト、一口チョコを食べた)
・歩きやすいスニーカー

【あると良い持ち物】
・季節によって日差しを遮るもの
・汗を拭くタオル(冬でもタオルがあって良かった)
・羽織る物(山の上は気温が下がるので一枚多めにカバンに入れておくと良い)

石段を目の前にし、いざ出陣!

日本一の石段の入り口

あそこが石段登り口か…。

駐車場から石段までは徒歩3分程だった。周辺駐車場は基本有料で、休日などは運動部の学生さんが特訓の為に訪問しているスポットでもあるようだ。

さて、いよいよ石段を真正面から見上げてギョギョっとした。

日本一の石段

駐車場から歩いて来て、遠目で見るよりもかなりの急階段が目の前に続いている…。

これは…きっと全部は登れないかもしれないと弱気になる。

1段目

準備運動をする夫婦

とりあえず気休めに、出陣前に貸し切り状態の階段下でストレッチを行う。

ストレッチを行いながら、脳内では「半分の1600段くらいは行きたいな…」と完全弱気な思考になっているのは内緒だ。

特にがっちゃんは怪我をして以来スポーツと離れており、体もなまり腐っている…。

むっちゃんはなまる程体を使っていないので、そもそも体力が持つか問題だ…(お話にならない)

日本一の石段の入り口

〈登頂開始11:05〉

記念すべき1段目が、はたしてここなのか?それとも、ここなのか?と話しながら、アタック開始。

10段、20段…まだまだ余裕だ、お喋りしながら登頂する。

しかしこのなまり腐った体をなめてはいけない。40段目を迎える頃に、心なしか太ももにキている気がする。

日本一の石段

まだ100段も登っていないが、先にある東屋で休憩する気満々でゆっくり歩みを進める。

100段目

日本一の石段100段目

100段で既にキツイ…

日本一の石段の休憩スポットで休憩する夫婦

休憩スポットで休憩をして水分摂取を心掛ける。

足の付け根が痛くて、足が上がらない…これはマズい。

こまねちストレッチをして、更に上を目指す。

またこういう登山系の休憩スポットで一緒に休憩した方と交流を持てるのも、観光地での楽しみの一つだ。

日本一の石段の休憩スポット

そしてこの先からは階段と階段の間に赴きある景色を楽しめる場所もある。

寺社仏閣とは異なる、緑の中の心地良い空気を堪能する。

400段目

日本一の石段400段目

この石碑が登場するたびに、3333段から引き算をして「あと何段だ」と考えてしまう。

ところでこの階段、とても整備が行き届いて歩きやすい。

趣味のお城散策では階段が真っすぐじゃない箇所もザラで、歩きにくい所を面白がって歩く事が多い。しかしその階段は3000段もないから、歩ける。

3000段も斜めだったり平衡感覚が上手く保てない階段だったら、400段も歩けないだろう。その点は救いだ。

日本一の石段を登る夫婦

とにかくコツは、自分のペースで一定の速度で登る事らしい。

息を整えながら登る。

これを、がっちゃんが講習してむっちゃんに言い聞かせながら登るもんだから、がっちゃんの心拍数は爆上がりだ。

700段目

日本一の石段700段目

「あと1/4?、1/5?」と話しながら迎えた700段目。

しかし忘れてはいけない。

3333段は片道の段数だ。復路も考えると6666段。まだまだ1/9の道のりという事を…。

1500段目

日本一の石段1500段目

いよいよ残り半分くらいだ!(という事は往復で1/4だ。)

1000段を超えた時には「あと1/3」という達成感は感じなかったが、1500段の段階では「あと半分だ!」と思えた。

登りすぎて感覚が麻痺している事はないが、「ここまで来たらあと半分!頑張るぞ!」と、初めて前向きな気持ちになれたのは事実だ。

日本一の石段後半の登り

やる気になった直後に出迎える、終わりが見えない階段にまた心が折れるのは言うまでもない。

2600段目

日本一の石段2600段目

1000段の時と同じで、2000段だという達成感は感じられない。

しかし2600段では明らかに「あと400段で3000段だ。そうしたら、その後は333段だ!」という達成感を感じられた。

残り少し。ここまで来たら登らないと勿体ない気がしてくる。

日本一の石段を登る夫婦

心なしか足取りが軽い気がするのは平坦な道だからか、先が見えたからか。

3000段目

日本一の石段3000段目

いよいよ3000段目だ!

この時の心の中は「あと333段だ」である。

3000段を登った達成感よりも、残りノルマを考えてしまうのは元社畜ゆえのものだろうか…。

日本一の石段の頂上付近

おや、行く先に木がなく、階段の続きも見えないぞ?

日本一の石段を登る夫婦

階段の終わりが見えないのは、そこが3333段目だからか、はたまた平坦な道が続いているからか?
頂上3333段に到着!!

日本一の石段を登り切って喜ぶ夫婦

階段がない!!

ここが頂上か3333段目か!!

白龍が昇るが如し石段は三三三三で日本一と書かれた石碑

3333段を証明する石碑を見付けた。これでようやく「3333段登頂完了」だ。

頂上からみた石段

頂上から下を見下ろした景色。

早くも、これを歩いて帰れるか不安の気持ちが横切る。

標高が書かれた看板

頂上部分は標高860mだそうだ。

860mを3333段+平坦な地を歩いて来たことになる。

11時43分を指す腕時計

〈到着時刻11:43〉

歓迎の看板

運動音痴で体力に自信がなく休憩できる東屋では全て休憩をして登頂に掛かる所要時間は1時間40分と判明した。

レッツ下山

さて、下山しないと帰れない。帰る為にはまた歩かなくてはならない。

重い腰を上げて、再び階段を歩き出す決心をする。(ここまでに掛かった時間が割と長いのは、無論言うまでもない。)

下山は来た道を戻るので、どこに休憩できる東屋があるか分かっているので、とりあえずそこを目標に歩く。

しかしここで、登り階段ではなかった経験をする。それが膝プルプルだ。

よくこれを生まれたての小鹿と表現するが、今回はそんなものでは収まらない。歩けない程にプルプルする。プルプルしすぎて、笑うしかなくなった。

日本一の石段を下山している様子

がっちゃんがそんな苦戦をする中、運動音痴のむっちゃんが華麗(?)にモデル歩きをしているではないか。

何だ、ついにおかしくなったか?と心配するが、むっちゃん曰く「この歩き方をすると、膝がプルプルしないよ」との事。

まさかそんなハズなかろう、と試しに真似てみる。

結果、モデル歩きをする事で膝がプルプルしないのは、むっちゃんだけという事が判明した。

推測するに、自分の体重と支える足の筋力のバランスが関係するようだ。

戻って来てからの車内の様子

キャンピングカーの車内でくつろぐ様子

下山して一番安心できるのは、やはりキャンピングカーの存在だ。

この空間があるから、観光先でも多少の無理ができるというものだ。

「車内に戻ったら、自分へのご褒美にチョコを食べよう。今夜は一杯晩酌しよう」そう自分を奮い立たせて登り切った3333段。

キャンピングカーへ帰宅後は、汗をかいたので、まずは着替えをする。

プライバシーが守られているので迷いなく着替えられるのも、キャンピングカーの良いところ。

そして横になってグウタラ休憩できるのも、キャンピングカーゆえの特権だろう。

後日談

しかしこの後むっちゃんは3日程筋肉痛に泣かされていたのは言うまでもない。

更にその筋肉痛は、就寝時横になった際に重力を感じるだけで痛い、シーツが触れるだけで痛い程だった。

ちなみに、がっちゃんは数日後に筋肉痛がきて、むっちゃん同様泣くはめになった。

まとめ

以上、3333段登頂までの道のりをまとめてみました。

実際に登って分かったのは、私たちの様な初心者が観光気分で登頂する場合、

1.体力
2.精神力
3.励ましあえる仲間

いずれかがないと、かなり厳しいという事。

また、下山後はストレッチなどの的確なメンテナンスも必要だったと、今だから思います。

ぜひ、興味を持った方はチャレンジしてみてください!

興味はあるけど、しんどい思いはしたくないという方は、3333アタックの全容を動画で紹介しているので、こちらで行った気分を味わってもらえたらと思います!

日本一の石段(御坂遊歩道)
住所:〒861-4415 熊本県下益城郡美里町坂本
TEL:0964-47-1112(美里町役場 砥用庁舎 林務観光課)
美里町HP:https://www.town.kumamoto-misato.lg.jp/q/aview/71/1917.html

【キャンピングカーで熊本観光】日本一の石段3333段【日本一周VANLIFE夫婦】

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