車中泊の旅はポータブル電源でもっと快適に!

車中泊の旅はポータブル電源でもっと快適に!



車中泊で日本一周中のとおるんよしみんの妻、よしみんです!

キャンピングカーにはサブバッテリーなどが装備されていることが多いですが、バンライフを送る私たちが使っているのは、サブバッテリーではなくポータブル電源。

サブバッテリーがなくても、ポータブル電源をうまく活用すれば快適なクルマ旅が送れます!

そこで今回は、ポータブル電源の活用法を私たちの生活を通してご紹介いたします。

実際に使用しているポータブル電源の特徴


私たちが使用している電源は、ポータブル電源2つとモバイルバッテリー2つです。

普段メインで使っているのはポータブル電源で、モバイルバッテリーは主に旅先でスマートフォンの充電がなくなった時に使っています。

suaoki G500

1つ目のポータブル電源はsuaokiのG500で、容量は137700mAh/500Wh。iPhone Xを約43回フル充電できたり、LEDライト(5W)を約85時間使用できたりするくらいの容量です。

このポータブル電源は、「パススルー機能」というポータブル電源自体を充電しながら他のデバイスへ給電できる機能が付いているのが特徴。

ソーラーパネルでポータブル電源を充電しながら、パソコンを充電することもできるんです。

このパススルー機能が付いていないと、ポータブル電源本体の充電中はデバイスへの給電はストップするので、本体とデバイスの両方を充電したい時などはとても助かりますよ。

コンセントやUSBを差すところが、前面にすべて備わっているのもポイント。車内の限られたスペースを有効に使うことができます。



BLUETTI AC100

もう1つのポータブル電源はBLUETTIのAC100。272000mAh/1000Whと、かなりの大容量です。スマートフォン(10W)のフル充電は約85回、パソコン(60W)のフル充電は約14回も可能。

私たちはパソコンを使って仕事をしているので、suaokiのG500のみだと電力が足りなくなってしまうこともあったのですが、このBLUETTIのAC100を導入してからは、そんな悩みもすっかり解消。

パソコンをストレスフリーに使えるのはもちろん、コテを使ってヘアセットができるくらいの余裕までできました。

BLUETTI ポータブルバッテリー 大容量 1000Wh


ポータブル電源の充電方法


ポータブル電源はある程度の蓄電はできるものの、使い続けるともちろん充電がなくなってしまいます。

週末に車中泊を楽しむくらいのペースなら自宅のコンセントで充電できるのですが、長期で旅をしたり、私たちのように車に住んでいたりする場合には、なかなかそうはいきません。

ソーラーパネル suaoki 100W

そんな時に活躍するのが、ソーラーパネル!

エコにもつながるので、キャンピングカーにソーラーパネルを載せている方もよく見かけますよね。

写真に写っているのは、私たちが使っているソーラーパネル。suaokiの100Wです。折り畳めるので車内に収納するのにもとても便利!

ソーラーパネル suaoki 150W

こちらのソーラーパネルはsuaokiの150W。

以前は車内に収納して、晴れた時だけ車の屋上に出していたのですが、毎回出し入れするのがとても手間だったので、強力な磁石とロープを使って自分たちで車の屋上に常設しました。

毎回出し入れする手間が省けたので、とても楽!

季節にもよりますが、1日もかからずにポータブル電源の充電が満タンになります。最近は晴れている日なら10時間で500Whくらいは充電できています。

朝起きた時にどれくらい充電できているのか確認するのが楽しみになりました。

折り畳み式のソーラーパネル(suaoki 100W)と、折り畳みできない車の屋上に常備しているソーラーパネル(suaoki 150W)の2つには、それぞれ違った良さがあります。

皆さまも、持ち運びしたいのか、それとも常備して使いたいのか、ご自身の車中泊スタイルに合わせて選ばれると、快適に電源を使いながらの車中泊ができると思います。

300W インバーター

また、走行充電もよく使っています。

シガーソケットから直接充電ができますが、急速充電ができることから、私たちはシガーソケットからカーインバーターを使用。USBポートで、スマートフォンも同時に充電できるのもポイントです。



雨が続いたり、あまり車を走らせなかったりする時は、有料の車中泊スポットで電源設備をお借りすることも。

私たちは主にCarstayを利用していますが、RVパークやオートキャンプ場にも電源設備が整っていますので、そのような有料施設をうまく利用しながら快適な車旅をしています。

実際にポータブル電源で充電しているアイテム


続いて、スマートフォン(10W)の他に、ポータブル電源で実際にどのようなアイテムを充電しているのかご紹介します。

電動歯ブラシ(4W)


1つ目が、電動歯ブラシ。私は以前に歯科助手をしていたため、電動歯ブラシにはこだわりがあります。お気に入りは「ソニッケアー」。電池ではなく充電式なので、ポータブル電源が欠かせません。

余談ではありますが、私たちは日本各地のご当地グルメを楽しむのが大好きなので、これからも歯はしっかりと磨き、何歳になっても自分の歯でおいしいモノを食べたいと思っています。

一眼レフカメラ(5W)


一眼レフカメラ

一眼レフカメラの充電もしています。

スマートフォンでも写真や動画を撮影しますが、やっぱり一眼レフだとひと味違った一枚を撮れるのでおもしろいですね。

旅先では新たな発見が多く、思わず写真や動画をたくさん撮ってしまうのですが、ポータブル電源があれば撮影のし過ぎで充電が早くなくなっても安心です。

パソコン(60W)


パソコン作業をする男性

記事を書いたり、YouTubeの動画の編集をしたり、Instagramに投稿する写真を加工したりと、私たちの仕事にはパソコンは欠かせません。

仕事ではなくても、旅先で撮影した写真や動画をパソコンで編集して、旅の思い出として残すのも楽しい作業です。

ただ、夫婦で2台使うとすぐに充電がなくなってしまうので、ソーラーパネルであまり充電ができない雨天などは、コワーキングスペースも柔軟に使うようにしています。

タブレット(12W)


タブレット

TVを持っていないので、タブレットで映画やドラマ、YouTubeを観ています。

旅先で歩き疲れた後に、車の中でのんびりお酒を飲みながら動画を楽しむのも良いですね。YouTubeは映像だけでなく音楽を聴くこともできるので、好きな音楽をBGMとして流すことも。

タブレット本体に加えて、通信に必要なポケットWi-Fi(12W)もポータブル電源で充電しています。

LEDライト(9W)


LEDバーライト

車内の照明はLEDバーライトを天井に磁石で取り付けた簡単なものですが、車内に灯りがあると心がホッとします。

ランタンを使うこともありますが、車中飯を作る時やパソコン作業をする時は、やっぱりLEDバーライトが明るくて便利です。

かなりの光量なのに消費電力はたったの9W!タッチセンサーが付いており、指にふれるだけで灯りが点くのもポイントです。

ハンドミキサー(90W)




ポータブル電源があれば、なんとハンドミキサーも使えるんです!

スープを作るのに使う人が多いですが、私たちはフルーツジュースやスムージーをよく作っています。

日本各地で購入した地元の果物を使ったジュースは、まさに絶品!甘味が足りない時はハチミツ、まろやかにしたい時は牛乳やヨーグルトを入れたりと、アレンジをしながら楽しんでいます。

モバイルバッテリー

ちなみに、モバイルバッテリーも持ち歩いています。
スマートフォンで手軽に写真を撮りたい時などに、充電が切れていたらくやしいですからね。

ポータブル電源があれば車中泊がもっと快適に!


サブバッテリーを装備していなくても、ポータブル電源があれば電力を気にせず、快適な車中泊の旅を続けることができます。

最近は大容量・高出力のポータブル電源も増え、モノによればドライヤーまで気軽に使えるくらい!

持ち運べるタイプなら、キャンプ場でも大活躍してくれますよ。

皆さまもぜひ、ポータブル電源を導入して、もっと車中泊の旅を快適にしてみてくださいね。

ただし、私たちが持っている15kgのBLUETTIもそうですが、ポータブル電源大容量・高出力のポータブル電源はかなり重たいので、腰を痛めようにだけご注意を!