サイドオーニングの魅力とは?

【経験談】買ってよかった車中泊グッズNo1!サイドオーニングの魅力とは?



あらためてサイドオーニングとは?

ハイエース サイドオーニング 車中泊キャンプ

サイドオーニングとは、車両に取り付ける「日除け」です。

オートキャンプでは、前室としてリビングの拡張ができ、広くサイトを活用できます。

サイドオーニングは、車両に常設しているタイプ、タープタイプ、テントタイプの3タイプ。

常設しているサイドオーニングは、電動と手動で開閉するものがあり、設営が簡単で、テントやタープのような大きい荷物を減らせます。

一方、タープタイプやテントタイプは、常設タイプと比べると設営に手間がかかりますが、テントと比べると、手軽に設営や撤収ができます。

また、低コストで導入でき、後付けなので、車両の見た目も損ないません。

テントタイプは、日除け以外に、風雨もしのげるので全天候で使用が可能です。

なぜサイドオーニングを使おうと思ったのか

ハイエース サイドオーニング 車中泊キャンプ

キャンピングカーで旅を始めた当初は、オートキャンプ場を利用することが多かったので、外調理をする際に日除けが欲しいというのが最初のニーズでした。

何度かサイドオーニングなしのキャブコンをレンタルした際には、自作のサイドオーニングを取り付けるほどです。

自作といっても、タープを吸盤フックで引っ掛け、ポールで支えるだけのシンプルなもの。

それでも日除けや、調理の匂いを車内に残さない対策、そして私たちの陣地ができたような安心感があり、気に入っていました。

その経験から、キャンピングカーを所有する今でも、リビングダイニングを確保するために、サイドオーニングは欠かせない存在です。

私が購入したのはロゴスneos ALカーサイドオーニング-AI

さまざまなサイドオーニングの中から、私たちはロゴス「neos ALカーサイドオーニング-AI」を購入しました。

サイズ:(約)320×250×190(h)cm
収納時サイズ:(約)63×20×20cm
重量:(約)3.9kg
素材:フレーム/6061アルミ、シート/難燃性68Dポリエステルタフタ(耐水圧1600mm、UV-CUT加工)、メッシュ/ポリエステル

購入価格は当時で約3万円

広さは約5畳で、2人で使うリビングとして考えれば十分な広さです。

高さも平均的な大人なら問題なく立てます。

車と連結した面以外の3面は、メッシュにして通気性を確保することも、開放して使ってもOK。

また、全てクローズにすれば雨風をしのぐこともできます。

設営は簡単で、ポール3本をスリーブに通して、リングピンに挿し、車に取り付けたフックに引っ掛けて、ペグダウンするだけです。

20分もあれば設営完了し、撤収は10分程度でできます。

現在は同じスペックで、「neos ALカーサイドオーニング-BB」という製品が販売中です。

参考商品はこちら▷neos ALカーサイドオーニング-BB

これが決め手。ロゴスneos ALカーサイドオーニング-AIを選んだポイント

ハイエース サイドオーニング 車中泊キャンプ

なぜ、ロゴスのカーサイドオーニングに決めたのか、選ぶ過程をご紹介します。

まずは、車に常設タイプとタープタイプ、テントタイプの3タイプから1タイプに絞りました。

車に常設タイプはキャンピングカー購入時にオプションで検討しましたが、16万円を超える価格で手が出ませんでした。

そして、タープタイプについては、過去の経験から防風対策ができずに苦労したので除外に。

残ったのがテントタイプです。

2万円~8万円と価格帯も広く、メーカーや幕の種類も豊富で選びやすかったため、テントタイプにしました。

その中でも、信頼できるテントメーカー3社に絞って検討しました。

購入候補はこの3つ

まずは、検討当初新発売だった、コールマンのカーサイドテント/3025です。

サイズ:約330×325×210(h)cm
収納サイズ:約23×73cm
インナーサイズ:約300×250×185(h)cm
重量:約10kg
素材:フライ/75Dポリエステルタフタ、インナー/68Dポリエステルタフタ、フロア/210Dポリエステルオックスフォード、ポール/スチール、FRP
価格;52,800円(税込)

広さは約7畳で、リビングとして使うなら十分な広さです。

高さも背の高い大人が立って過ごせる余裕があります。

デザインは、テント泊用のスクリーンテントに似ていて「ザ・リビングモード」といった雰囲気です。

正方形に近い形状なので、リアにも取り付けられるのが魅力です。

特徴的なのは、インナーテントがある点です。

寝室として空間を拡張させることも可能な珍しいタイプのカーサイドオーニングです。

次に、ogawaカーサイドリビングDX-IIです。

サイズ:330×320×200(h)cm
収納サイズ:69×17.5×17.5cm
重量:約4.9kg(付属品除く)
素材:フライ/ポリエステル75d(耐水圧1,800mm)、メッシュ/ポリエステル、泥よけ/ポリエステル210d、フレーム/6061アルミ合金(Φ16mm)グラスファイバー(Φ8.5mm)
価格:63,800円(税込)

広さは約7畳で、リビングとして使うには十分な広さです。

高さも背の高い大人が立って過ごせるほど余裕があります。

大きなメッシュ「窓」が特徴的で、窓からの風景を楽しめるデザインなので、テーブルや椅子を窓に合わせて配置するとおしゃれに楽しめそうです。

プライバシーが守られる感覚もあるので、こもってキャンプを楽しみたいときにもピッタリだと思います。

3つ目は、購入を決めたロゴスのカーサイドオーニングです。

ロゴスに決めたポイント①キャノピーの張り出しが可能で、多機能性がある

最終的にロゴスに決めたポイントは3つありました。

ポールで自立させる機能は、3種類すべてクリアしていましたが、調理の際にキャノピーがあると便利だと考えました。

オガワのカーサイドリビングにはキャノピー機能がなかったため候補から外れました。

ロゴスに決めたポイント②3面出入りが可能でメッシュ加工

ハイエース サイドオーニング 車中泊キャンプ

車と連結していない3面がすべてメッシュで、虫の進入を防ぐ機能は3種類ともクリア。

ただし、出入りのしやすさに関しては、オガワのカーサイドリビングが2方向しか出入りできない点で不便と感じました。

ロゴスに決めたポイント③コストパフォーマンスの良さ

コールマン、オガワは5万円を超える価格帯でしたが、ロゴスは3万円を切る価格で手頃でした。

コールマンはインナーテントがついていましたが、私たちには不要だったこと、リアへの接続もしないと決めていたことなどから、コストパフォーマンスの点で、私たちにはロゴスが合っていると結論を出しました。

これを知れば安心。ロゴスを使用して感じた良かったところと気になるところ

購入してすぐの頃は、オートキャンプ場でサイドオーニングを使っていました。

朝は寝室がどうしてもごちゃごちゃしがちですが、広々とした朝食会場として使え、便利さを実感。

レイアウトも工夫次第でお座敷スタイルやロースタイルなど、テント泊のリビングスペースのようにインテリアに凝る楽しさもありました。

ハイエース サイドオーニング 車中泊キャンプ

その後、RVパークで「サイドオーニングOK」の場所で使うようになりました。

RVパークではシンプルに、テーブルと椅子だけ出すようなスタイルです。

また、テントタイプのため、愛犬のリラックススペースとして活用できたのは、想定外の嬉しいポイントでした。

実際に使ってみて良かったところ①・低コストなのに、十分な機能性

ハイエース サイドオーニング 車中泊キャンプ

車両に常設するタイプのサイドオーニングは16万円以上かかりますが、ロゴスのカーサイドオーニングは3万円弱と手頃な価格です。

日除けとしてだけでなく風雨も防ぐことができるため、コストパフォーマンスの良さは何にも代えがたいポイントです。

実際に使ってみて良かったところ②幕内の広さ

ハイエース サイドオーニング 車中泊キャンプ

他に検討していた2つのサイドオーニングより約2畳小さい商品で心配でしたが、実際に使ってみると私たちには十分な広さでした。

また、テントのグランドシートやインナーシートなど、手持ちのキャンプグッズを転用できる広さだったため、新たにサイドオーニング専用のアイテムを用意する必要がなかった点も、満足度が高かったポイントです。

実際に使ってみて良かったところ③天井にランタンフックがあり、夜も明るく過ごせる

ハイエース サイドオーニング 車中泊キャンプ

特に夕食は希望通りに始めると、夜が更けてしまい食卓が見えなくなることがあります。

ロゴスのカーサイドオーニングは、天井にランタンフックが付いているため、明るさを確保することができました。

これにより、夕食時間をフレキシブルに設定できるので、旅行計画も立てやすくなりました。

ハイエース サイドオーニング 車中泊キャンプ

さらに、ランタンフックはドライネットを吊り下げることもできるので便利です。

テント型のため、プライバシーを確保しながら食器類を干すことができた点もお気に入りポイントです。

実際に使ってみて良かったところ④コンパクトで車内収納もかさばらない

ハイエース サイドオーニング 車中泊キャンプ

ロゴスのカーサイドオーニングは約3.9kgと軽量で、女性でも持ち運びができる重さです。

収納ケースも大きく、別売りのポールやレジャーシートなどのグッズ、その他の細々した道具類も一緒に収納できるため、とても便利です。

また、収納サイズが63×20×20cmとコンパクトなので、シート下の収納スペースにも余裕に収まります。

私たちは、カーサイドオーニングに加え、外用椅子3脚、小さな折りたたみテーブルもシート下に収納していますが、他の車中泊グッズや旅行バックも余裕をもって車内に収納できています。

気になる点とその対策①吸盤は外れやすい

ハイエース サイドオーニング 車中泊キャンプ

まず、付属の吸盤では固定が甘く、すぐに外れてしまう問題がありました。

ロゴスに限ったことではなく、サイドオーニングユーザーとしては大きな気がかりです。

ハイエース サイドオーニング 車中泊キャンプ

対策として、別途金具(カージョイント)を購入し、レインガーターに固定しました。

すると、固定力が格段に向上し、安心して使用できるようになりました。

気になる点とその対策②スライドドアにオーニングが干渉する

ハイエース サイドオーニング 車中泊キャンプ

次に、スライドドアの開閉時にサイドオーニングが干渉してしまう問題です。

レインガーターをベースに固定すると、サイドオーニングの高さが低くなり、張った状態でスライドドア部分に被ってしまいます。

特に、オートスライドドアのハイエースの場合、設置には配慮が必要です。

対策として、スライドドアとサイドオーニングの間に大きめの隙間を作るよう、カージョイントの間隔を調整しました。

最初は少し手間でしたが、位置の把握に慣れると、問題なく取付けができるようになりました。

こんな人にロゴスneos ALカーサイドオーニングがおすすめです

オートキャンプでプライベートなリビングダイニングを拡張したい方や、RVパークでサイドオーニングOKの場所で積極的に外で過ごしたい方には、サイドオーニングが本当におすすめです。

特に、コスト面から購入をためらっている方にも、ロゴスのカーサイドオーニングはおすすめです。

さらに、バンコンで普段使いする際に、キャンピングカーだと目立たずに使いたい方にもぴったり。

複数の希望を叶えてくれる、ロゴスのカーサイドオーニングは、私たちの買ってよかったグッズNo1です。

サイドオーニングを検討している方の参考になればうれしいです。