これから始める人はここに注意して!ここがイヤ!車中泊歴4年の筆者が思う「車中泊のデメリット5選」
目次
車中泊のデメリット3.ガソリン代が高い!
車中泊旅というと、少し前までは「電車旅よりお得」というイメージが強かったと思います。
しかし、この1年ほどのガソリンの高騰により、遠出&長期旅をしづらくなったという方も多いのではないでしょうか。
筆者のバンも、以前は5000円ほどで満タンにできましたが、現在では8000円弱払わないと、満タンにすることができません。
実際、3年ほど前の2020年頃は1L120円台だったので、当時は40L入れても5000円でおつりがくる価格でした。
先日ガソリンを入れた際は1L186円だったため、上記の写真のように40L弱の給油でも7000円を超えてしまっています。
高速道路を利用する場合は、ガソリン代にプラスして高速道路の料金がかかります。
筆者は夫婦2人で車中泊旅にでかけるため、1人分に換算すると電車旅より交通費は安く済んでいますが、それでも、遠出する頻度はかなり減りました。
現在は給油するスタンドを2〜3社に厳選し、会員カードを使用して割引価格で給油できるようにしたり、車中泊以外では夫の通勤と食材の買い出しだけに使用するようにして、車を利用する頻度を減らしています。
さらに移動距離を短くすることで、ガソリン代の高騰をなんとか凌いでいる、といったところです。
車中泊のデメリット4.狭い車内での調理
狭い車内での調理。
自宅のキッチンと違い使い勝手も悪く、電気やガスの使用に制約もあるため、いつもと同じような調理はなかなか難しいですよね。
かといって、旅の最中ずっと外食ばかりだと費用もかさみますし、胃腸にも負担がかかってしまいます。
筆者は車内調理をラクにするためのアイテムを複数準備し、狭くて面倒な車内調理のストレスをできるだけ軽減するようにしています。
たとえば、食材の加熱には写真の「お料理ケトル」など、小さめサイズ&多機能の電気鍋等を使っています。
その他にも、折りたたみのまな板&包丁セットや菜箸、シェラカップなど、小さめでも機能性の高い調理グッズを使うことで、狭いスペースでの調理がかなりラクになりますよ。
さらに、調理する食材選びにも、ちょっとひと工夫。
お湯を入れるだけで完成するアルファ米やインスタント味噌汁、カット済みの野菜や缶詰等を使用することで、調理の手間と時間を省いています。
どれも味が劣ることなく、おいしい食材ばかりです。車内で簡単に調理をしたいという方に、かなりおすすめです。
上記の食材は常温で保存が可能なものばかり。災害時などにも使える食材なので、自宅や車内に常備しておくとよいですよ。
車中泊のデメリット5.キャンプ場や車中泊スポットは、場所によっては高額
道の駅やサービスエリアなどで車中泊をするという方も多いと思いますが、実はこれらの施設は車中泊を可能としている場所はかなり少なく、大半の施設が仮眠のみOKとなっています。
車中泊を想定した施設ではないため、騒音などマナーの問題に遭遇することもありますし、防犯上も少し心配です。
その点RVパークやオートキャンプ場など車中泊OKのスポットでは、日頃から車中泊やキャンプを楽しんでいる方が多く利用していることから、マナーやルールを守って利用している方が多く、水道やトイレなどの設備もしっかりと整っています。
さらにRVパークは、2000〜4000円程度の場所が多く、とてもリーズナブル。
数千円程度で安心&安全な車中泊ができるため、利用者も増えてきているようです。
筆者が先日利用した新潟県のRVパークも、1泊2300円という価格設定でした。
この料金でトイレや水道が使えてフリーWi-Fiも使用可能、ゴミの回収もしてもらうことができました。
こちらは予約なしでもOKだったため、満車でない限りはいつでも利用できるというのもとても嬉しかったです。
しかし、オートキャンプ場を含む車中泊スポットの中には、1泊1万円ほどの価格設定になっている場所も多いのが現実。
別途人数分の利用料がかかる施設もあることから、場所によってはかなり高額になってしまいます。
場合によっては1泊5000円弱&朝食付きで宿泊が可能なビジネスホテルを利用した方が安いこともあります。
筆者はできるだけ事前に、行く予定の地域やその周辺にある車中泊スポットを検索しておき、1番低価格のスポットを利用するようにして価格を抑えるようにしています。
デメリットよりメリットの方が多い!今後も車中泊を楽しみたい
今回は、筆者が車中泊をしていてデメリットと感じる点を5つと、デメリットの解消方法などをご紹介しました。
車中泊にもデメリットはいくつかありますが、ホテル泊よりも安かったり、自由にスケジュールを組むことができたり、予約がいらなかったりと、メリットもかなり多いです。
予算やスケジュールの心配なく、予約もなしで出かけられる車中泊。興味のある方はぜひ1度車中泊旅にでかけてみてくださいね。