サンルーフ

査定金額は上がる?サンルーフ・ガラスルーフ・キャンバストップが不人気の理由とは?





「SUVをはじめ、サンルーフやガラスルーフを採用している現行車種は存在するので、一定の需要は見込めると思います。

予算に余裕があり、ディーラーでの下取り・中古車買取店で引き取ってもらう際のアピールポイントをにらんで装着するお客様はいます。

しかし、標準装備となっている車種以外では、あえてサンルーフやガラスルーフをオプション選択するほどのメリットがないかもしれません。

そのモデル自体の人気によって査定額が左右されるので、実際はサンルーフをつけているから物理的に査定額が上がるというわけではないことを理解しておいたほうがよいかもしれません。

キャンバストップは、日本国内のメーカーさんでは今後再びモデルが登場するかといわれると難しいですね。

過去に、日本国内のメーカーでもキャンバストップを採用した車はありましたが、今は海外メーカーのモデルで採用されている以外で見かけないのを考えると、メーカー側はキャンバストップの需要がないと判断しているのではないでしょうか。」

驚いたことに、現在サンルーフやガラスルーフが完全にオプションとなっている新車は、装着すれば確実に査定額が上がるというわけではないとのこと。

売却時の旨味はさほどないため、「本当に欲しい!」という人でなければ無理にオプション選択する必要はないでしょう。

標準装備となっているモデルは引き続き査定時に有利になるようですので、下取りを前提に購入するのであれば、サンルーフ標準装備車は魅力的と言えます。

現在の市場では、サンルーフやキャンバストップの復権は難しそうですが、ダイハツ タフトのように全車ガラスルーフを採用した車も登場しています。

ユーザーに魅力を伝えることができる新型車が今後登場すれば、サンルーフに対する価値観も再び変わるかもしれませんね。

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ライター:長谷川 優人