初めてのキャンピングカーショー!効率よく欲しい車を探すポイントは?
目次
欲しい車を探すポイント・バンコン
「バンコン」とは、ワンボックス、ミニバンなどの外装そのまま、もしくは主要な骨格を切らないでルーフなど載せキャンピングカー仕様にしたタイプです。
トヨタのハイエースをベースにした車両が多く展示されていましたが、理由を聞くと「サイズが大きいことと、本来商用の車なので、荷台の部分がキャンピングカーの仕様に替えやすいから」との答えが返ってきました。
バンコンを見た感想
ベッドサイズはどのくらい確保できるかな?を中心に比較してみました。
ベッドスペースを大きく確保したタイプや、ミニキッチンが装備されてその分ベッドスペースが小さくなっているタイプなど、各車趣向を凝らした内装になっていました。
ベッドの状態からマットを外してソファにしたときも、2人なら十分な広さと感じますが、それ以上の人数になると少々窮屈さは感じるかもしれません。
キッチンもバーベキューのときに、野菜や食器を洗うには便利そうでしたが、調理をするにはスペースが足りません。
「2人で車中泊目的で使うなら、寝るスペースは十分確保できそう。しかし、車内で調理は難しい」と感じたのが、率直な感想です。
バンコンを選びたいなら
キッチンが装備される・されないがベッドスペースの大きさを左右します。
「見て・感じた」大きさから、車中泊を目的として1~2人で使うなら、食事は外食か調理を必要としない軽食にした方が、車内での快適性は高くなると思いました。
多数の車が展示されているキャンピングカーショーでは、車中泊の快適性を最優先に考えれば、自分の欲しい車が見えてきますよ。
欲しい車を探すポイント・軽キャン
軽キャンピングカー(軽キャン)は、軽ワゴン・軽バンをカスタムしたタイプで、普段使いもできそうなイメージを持って見に行きました。
アトレーやエブリイといった、比較的ポピュラーな車種が使われていることが多く、大きな期待とサイズ感への小さな不安が交錯した思いで中を覗いてみます。
軽キャンを見た感想
率直な感想は、「1人向きだな」です。
ベッドスペースに大人2人が寝るには、少し窮屈な感じはありました。
一方で、ベッドマットを外してリビングとして使うときは、広くはないもののくつろぐには十分なスペースと思えます。
ただし、車中泊を考えるなら、バンコン以上にキッチンの実用性はあるかな?と感じたのが軽キャンへの印象です。
軽キャンを選びたいなら
車中泊で考えるなら、1人旅が一番活かせる方法かな?が内装を見た感想になります。
しかし、2人で使うときでも、遠出の際の仮眠や休憩なら問題なく使えそうです。
欲しい車を探すポイント・キャンピングトレーラー
日常生活でキャンピングトレーラーを考える機会はほとんどないでしょう。
しかし、せっかくキャンピングカーショーに来たからには、なかなか目にすることがないトレーラーも覗いてみることにしました。
キャンピングトレーラーを見た感想
けん引する車と別空間になっているので、軽キャンはもちろん、バンコンと比較しても車内の快適性は抜群に高い印象があります。
ベッドスペースだけでなく、無理なく確保されたキッチンスペースやシャワー・トイレまで装備された車両もあり、長期で車中泊旅に出かけるならトレーラーが欲しいと思いました。
キャンピングトレーラーを選びたいなら
キャンピングトレーラーを使う頻度を考えると贅沢品の部類に入るかもしれませんが、車中泊に興味があるなら一度実物を見る価値はあるでしょう。
けん引免許なしでも大丈夫な設計になっているモデルもあるので、誰もが購入可能な点も魅力です。
しかし、通常ほとんどの人が運転経験のないけん引式のトレーラーは、乗用車とは違う車両感覚が求められます。
いざ購入しても、運転しづらくて後悔した。といったことがないようにしたいですね。
まとめ:キャンピングカーショーに行ってみて
キャンピングカーや車中泊に興味があるなら、一度はキャンピングカーショーに行って実物を見た方がいい!これが正直な感想です。
走行中の姿やネット掲載の写真とは、全く違った面が分かるので、購入を検討するのにとても参考になりました。
今回訪れた「川崎キャンピングカーショー」は、中規模程度と聞いていましたが、それでも100台以上展示されて見応えは十分でした。
キャンピングカーショーは開催時期や場所が限定されるので、いつでも行けるわけではありませんが、興味がある方は、今後の開催予定を検索してチェックしてみてください。」