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運転時の腰の痛み… 放っておけば悪化の危険性大?! 車旅時の腰痛対策をご紹介!




腰痛防止グッズを使う


予防対策グッズシート

シートが合わないと腰痛を引き起こす原因となります。

理想的なシートは、「座面が滑りにくい材質」「芯がつぶれにくい」「背中や腰に空間ができないほどフィットしている」「適度なクッション性がある」ものがポイントとなります。

しかし、全てクリアするシートを購入して交換するのはコスト的に難しい方も多いと思います。

シートを使用している風景

そこで、カー用品店などで購入できる取り外し可能なシートクッションや座布団、シートカバーなどを購入し対策することをオススメします。

ちなみに購入するときはシートのサイズに合ったものでないと意味がないので、事前にサイズを確認してから購入して下さいね。

腰の下にタオルを詰め込んだ風景

また、さまざまな腰痛グッズを購入し使ったとしても、座った際に腰や背中、肩などに空間ができてしまう場合は、タオルやバスタオルなどを利用して隙間に挟み込むと理想的な姿勢を保ち続けやすくなり、腰痛対策となりますよ。

休憩とストレッチ


バンクベッドで休憩中

いくら正しい姿勢を保っていても、座っている以上腰に負荷をかけていることには変わりませんので、2時間運転したら最低でも10分程度の休憩時間をとりましょう。

休憩の際は腰を伸ばして休ませることを意識し、適度なストレッチを行うことをオススメします。

シートをリクライニングするのも少なからず効果はありますが、腰が曲がった姿勢になるので、キャンピングカーをお持ちの方なら後ろやバンクベッドで少しでも仰向けになるのが1番効果的です。

ハンドルに足を乗せて休憩をとる姿勢は、足の血流改善には良いですが腰への負担を増してしまう場合があるので注意しましょう。

水分補給


水分補給の水たち

腰痛の原因となる血行不良の対策としては、「こまめな水分補給」が大切です。

身体の中の水分が不足すると、血液がドロドロになって血液の流れが悪くなり腰痛の原因となります。

そのため腰痛持ちの方は特にこまめな水分補給を意識して下さいね。

夏場は車内の冷やし過ぎに注意する


暑い夏場の車内で起きやすいのは「エアコンで冷えすぎることによる血行不良」です。

運転中は同じ体勢を続ける時間が長いため、そのような環境下でエアコンをつけて車内を冷やし過ぎると身体が冷えて血流が悪くなり、筋肉が固まってしまいます。

腰が痛みを感じだす前に、一度エアコンの温度調整を意識してみて下さい。

日頃の運動不足や歪んだ姿勢を解消する


キャンピングカー景色の良い場所で

腰痛が起きるのは血行不良であることがほとんどではありますが、1番は普段の運動不足に伴った「筋力不足」や「日頃の姿勢」が要因となることが多いです。

車の運転中だけでなく、普段から腰痛を感じている方は腰に疾患があるか、もしくは日常生活において腰への負荷が大きい動作をしている可能性が高いです。

加齢や運動不足による筋肉の衰えは、腰痛の大きな原因となるため、お腹周りや背中、股関節、太ももの筋肉を鍛えたりほぐしたりするような運動やストレッチを無理のない程度に日頃から行ってみて下さい。

腰回りの関節の動きが向上し、筋肉の柔軟性が高まればそれだけ腰痛になりにくい身体となりますよ。

食事内容も見直してみる


腰痛と食事を関連させて考える方は少ないかもしれませんが、ビタミンB群は腰痛をやわらげる効果があり、ビタミンEは血行を良くしてくれる効果があります。

また、腰痛になりにくい身体作りとしては筋肉や骨の強化のためにたんぱく質やカルシウムを摂取するのも大切です。

そのため、腰痛持ちの方や車旅をする機会が多い方は特にこれらの食材を意識して採ることをオススメします。

慢性的に腰痛で悩んでいる方は早急に病院受診を


腰の病気は1度なってしまうと手術したとしても完治するのが困難だったり、再発しやすかったりしてしまうケースがほとんどです。

そのため、普段から腰痛を伴うことが多い方は正しい治療法で腰痛を改善させる必要があるので、一度病院を受診することをオススメします。

そして今現在、腰痛が軽度な方でも加齢に伴って今後悪化していく可能性は十分考えられます。

今のうちからさまざまな腰痛対策を行い、今後も楽しい車旅を過ごして下さいね!