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キャンピングカー

キャブコンタイプのキャンピングカーの運転のコツやポイント‼実際に行った練習方法と共にご紹介します。




プロドライバーから習った事故を起こさないためのコツと練習方法


運転している様子2

それでは実際に私が主人から習った事故を起こさないためのコツや練習方法をお伝えしていきます。

運転に潜む事故を知り擬似体験する。


キャンピングカー前方

死角が多く、車体も大きなキャンピングカーを運転する際は、「車や人が飛び出してくるかもしれない」「横転するかもしれない」などの『〜かもしれない運転』を常に心がけ、危機管理能力と予測能力を養うことが大切です。

しかしキャンピングカーを運転することで、実際どんな事故が起こるのかは体験も見たこともなく、いまいちイメージがつきませんでした。

そこで主人に勧められたのが、キャンピングカーで起こった事故の内容を知ること。

WEB記事や動画配信などでさまざまな事故の状況を擬似体験することで、安全運転の大切さを再確認するとともに、キャンピングカーを運転するにあたっての予測と危機管理能力が向上できたと実感しています。

「メタ認知能力」を高める


皆さんは「メタ認知能力」という言葉をご存知でしょうか?

これは心理学や医療界などでも用いられることがありますが、簡単に言えば自分の行動や考えを客観視できる能力のこと。

これを運転の場面で例えると、自分の運転行動によって車がどのように進むか、どんなことが起こりうるかなどを、あたかも車の上空から見るように客観視できる能力になります。

私自身医療の現場に携わっているため、自分の行動や考えにおいて客観視する力はあっても、空間能力にかけては大の苦手分野。

運転している様子3

そこでまず行ったのが、自分の車のタイヤの位置が何処についているのか、横幅や長さはどれくらいあるか、高さはどれくらいか、どこが死角になるかなどきちんと把握することでした。

そして実際運転するときは、『これくらいは大丈夫だろう』とは思わずに、ゆっくり走行しながら左右上下をしっかり確認し、怪しいと思えば一旦車を安全な場所に止めて問題ないかをその都度確認し続けました。

すると次第に自分の運転を客観視することができるようになり、バックで駐車する時にはどこまで下がればぶつからないのか、前に走っている車が急ブレーキをかけた時にぶつからない距離はどのくらいかなどを客観視しながら運転するようにできていました。

運転に慣れるまでは重たい荷物は積まない


荷物スペース

必要以上の荷物を積んだり、高い位置に荷物を設置すると、キャンピングカーの走行が不安定になりやすくなります。

そのため、普段でも荷物の重さや設置場所には注意する必要がありますが、特にキャンピングカーの運転に慣れていないときは、荷物を最小限にすることがオススメですよ。

もし荷物を積み込む際は、下の方に積んで、左右のバランスが均等かつ崩れないようにして、運転のみに集中できるような工夫も大切です。

最初のうちは普段慣れた道や車が少ない場所で練習する


運転している様子4

キャンピングカーの運転にはある程度の『慣れ』や『感覚』も大切です。

運転動作や車幅感覚などに慣れるためには、まず自分が普段運転し慣れている交通量の少ない道路を選び、駐車の練習は周囲の迷惑にならないような広場や広い駐車場等で練習することがおすすめ。

特に白線が引かれた駐車場であれば、車庫入れの練習や縦列駐車の練習にもなりますよ。

ドライブレコーダーの映像を活用する


ドライブレコーダー

自分では気をつけながら運転していたつもりになっていても、「危なかったー」と感じる場面に出くわすこともあります。

そんな時は備え付けているドライブレコーダーの映像を見返し、同じようなケースにならないよう改善策を考えるのも主人から教わったおすすめの方法。

ドライブレコーダーを使って自分の運転状況を客観的に確認することで、自分の苦手な状況がわかり、どんな運転をするべきたったのか、どこが悪かったのかを考え、より安全意識を高めることができますよ。

まとめ


キャブコンタイプのキャンピングカーを運転する際は、一般車に比べて注意する点が多くなります。

しかし、キャンピングカーならではの危険性や運転のポイントやコツを意識していれば、スピードが出やすい一般車よりも事故を起こさずに安全に走行することができます。

それでもキャンピングカーを運転するのが不安な方は、地域によっては教習場やレンタカーショップでキャンピングカーの運転練習や講習を受けれるところもありますので、それらの施設やサービスを活用しながら、安全運転で楽しい車旅をはじめてみてはいかがでしょうか?