花粉症の方は必見!JAFのテスト結果など車内に花粉を持ち込まない対策方法は?
花粉対策には内気循環?外気導入?
車内への花粉の侵入を防ぐためには、内気循環で走行するのがベストと言われてきました。
しかし、近年では外気導入でも問題ないとされています。
その理由は、エアコンフィルターが高性能になってきているからです。
最近のエアコンフィルターは花粉やPM2.5への対策がなされているものが多く、花粉はおおかた除去できるというわけです。
JAFは「内気循環」と「外気導入」で1時間走行した場合の車内環境についてテストをおこないました。
その結果、外気導入の場合でもごくわずかな量の花粉しか検出されませんでした。
一方で内気循環の場合は、外気導入と比較してCo2濃度が5.5倍に増加。
疲労感の増大・注意力の低下といった症状が現れ始めるとされる数値の2倍以上が計測されました。
なお、外気導入の場合はトンネル内の走行時を除き、Co2濃度にほとんど変化がありませんでした。
つまり、内気循環で長時間走行することには花粉以外の問題が生じます。
内気循環で走行する場合には、こまめな換気が必要となります。
最近は純正のエアコンフィルターでも花粉をある程度除去できるため、外気導入で花粉が車内に入り込むことに関してあまり心配する必要はありません。
むしろ「衣類に付着した花粉」「車内に付着した花粉」の除去のほうが重要であるといえます。
本格的に花粉が飛散し始める時期です。
まずは衣類などから車内に花粉を持ち込まないことを意識し、しっかりと花粉対策をしましょう。
ライター:成田 佑真
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