「袋入りカット野菜」で作る!簡単&お手軽な車中泊飯レシピ




カット野菜にはどんな種類がある?


カット野菜の種類

現在スーパーやコンビニなどでは、どんな種類のカット野菜を販売しているのでしょうか。

よく見かけるのはサラダ用にひと口サイズにカットされたレタスや、細く千切りにされたキャベツです。

千切りキャベツやカットレタスに、にんじんや玉ねぎ、パプリカなどのスライスをプラスしたミックスサラダタイプも同様によく目にします。

また加熱用としては、キャベツやピーマン、にんじんなどが入った野菜炒めミックスや、根菜類が水分と一緒に入っている料理用の野菜ミックス(筑前煮用や豚汁・けんちん汁用、カレー用)など、かなり豊富な種類があり、料理に合わせてチョイスすることが可能です。

レシピ1.ハムとチーズとキャベツ入りミックスサラダの「ホットサンド」


ハムとチーズとキャベツ入りミックスサラダの「ホットサンド」

アウトドアメニューの定番「ホットサンド」も、カット野菜を使えばカンタンに作ることが可能です。

今回は千切りキャベツの入ったサラダミックスを使いましたが、千切りキャベツだけでもOK。

その他の具材も、ベーコンやローストビーフ、半分にカットしたゆでたまごなど、お好みに合わせてアレンジしてみてください。

材料(1人分)
食パン/(8枚切り) 2枚
ハム/2枚
キャベツ千切り入りの野菜サラダミックス(または千切りキャベツ/40〜50g(たっぷりめがおすすめ))
スライスチーズ/1枚
マヨネーズ/小さじ3〜4程度


<作り方>
1.ホットサンドメーカーにパンを1枚のせ、マヨネーズ小さじ1をぬります。
2.ハムを1枚ずつ、中央が重なるようにしてすこしずらしてパンの上に並べます。キャベツ千切り入りのサラダミックスは、真ん中がこんもりと高くなるようにしてハムの上にのせ、残りのマヨネーズを野菜ミックス全体にかけます。
3.スライスチーズをのせたらもう1枚のパンを具材にかぶせるようにのせ、ホットサンドメーカーをしっかりと閉じて加熱します。
4.両面をこんがりと、2〜3分ずつ焼いたら完成です。(電気のホットサンドメーカーを使用する場合は、予熱後にパンと具材ののせていき、フタを閉めてから3〜4分ほど加熱してください)



レシピ2.野菜炒め用カット野菜で「鮭のちゃんちゃん焼き」


鮭のちゃんちゃん焼き

カット野菜と鮭で作る「鮭のちゃんちゃん焼き」。フライパンひとつで作ることができる上にそのまま食べられるとあって、洗い物を減らすことが可能です。

ピリ辛好きなら、調味だれに豆板醤を小さじ1/2ほどプラスするのもおすすめです。

材料(2人分)
キャベツ入り野菜炒め用カット野菜/1袋(200g程度)
鮭/2切れ
バター/5g
●調味だれ
・味噌/大さじ2と1/2
・砂糖/大さじ1
・みりん/大さじ1
・料理酒/大さじ1
・水/大さじ1/2
・にんにくすりおろし(チューブでOK/2〜3センチ程度)


<作り方>
1.調味だれ用の調味料を計量し、しっかりと混ぜ合わせておきます。(混ぜ合わせてから容器にいれて持参してもOK)
2.フライパンにサラダ油(分量外)をいれて中火で加熱し、鮭2切れを入れて両面がこんがりとするまで焼きます。
3.カット野菜と混ぜ合わせておいた調味料を加えたらフタをし、弱火にして2〜3分程度、野菜がくったりとして火が通るまで加熱します。
4.フタを開けたら、バターを中央あたりに入れてから火を止めて完成です。



レシピ3.豚汁用カット野菜の「豚汁うどん」


豚汁うどん

豚汁用のカット野菜に豚肉と豆腐、うどんを加えて作る「豚汁うどん」

具材たっぷりなので1品でお腹いっぱいになるだけでなく、熱々をいただけば体も芯から温まります。

大きい鍋で2人分をいっぺんに作ってももちろん良いのですが、分量の半分ずつを小さめの鍋に入れ、1人分ずつ作って鍋ごといただくのもおすすめです。

材料(2人分)
豚汁用(または筑前煮用)カット野菜/1袋(300g程度)
豚肉切り落とし/120g程度
豆腐/150g程度
うどん/2玉
だし入り味噌/大さじ4
水/600ml


<作り方>
1.豆腐はあらかじめ食べやすい大きさに切っておきます。鍋にカット野菜を袋の汁ごと入れ、水も加えます。
2.鍋を火にかけ、中火で熱してグツグツと沸騰してきたら豚肉・豆腐を加えます。
3.豚肉の色がかわり火が通ったら一度火を止め、味噌を加えて溶かします。
4.再度中火にかけてうどんを加え、麺がほぐれて再度フツフツと沸騰したら完成です。



レシピ4.キャベツ千切りパックで「お好み焼き」


お好み焼き

お好み焼きもカット野菜があれば包丁いらず!フライパンで焼き上げて熱々をそのままいただきます。

ベーコンは半分にカットしても良いですし、カットせずそのまま使ってもOKです。

材料(1〜2人分)
お好み焼き粉/100g(お好み焼き1枚分)
水/1/2カップ
袋入りキャベツ千切り/1袋(150g程度)
ベーコン/1枚(半分にカットしておく)
たまご/1個
ソース・マヨネーズ・青のり・かつお節/お好みの量


<作り方>
1.ボウルにお好み焼き粉と水を入れて、ダマにならないようよく混ぜ合わせます。(菜箸やスプーンでOK)
2.たまごを割り入れてさらによく混ぜたら、キャベツも入れて全体をしっかりと混ぜ合わせておきます。
3.フライパンにサラダ油(分量外)を入れて中火で加熱し、フライパンが温まったらお好み焼きの生地を加えて厚みが均等になるよう、フライパン全体に広げます。
4.ベーコンを表面に重ならないようにのせて、3〜4分ほど加熱します。
5.フライ返しをお好み焼きの底に差し込んでお好み焼きを底から持ち上げ、裏側がこんがりと焼けていたら、フライ返しでそのままひっくり返します。
6.裏返してから3〜4分程度焼いたら完成です。食べる際にはソースやマヨネーズをたっぷりと。お好みで青のりやかつおぶしもどうぞ!



カット野菜を上手に使って、パパッとカンタン車中飯!


カンタン車中飯

今回は、車中泊の際便利に使える「カット野菜」を使ったレシピを、4つほどご紹介しました。

すでにカットしてある野菜を使えば、包丁やまな板がなくてもとてもカンタンに車中飯が完成します。

またパック入りなので、車に積んだクーラーボックスや車載冷蔵庫にポンといれておけばOK。

持ち歩きにも最適です。

コンビニやスーパーで豊富な種類のカット野菜が入手できますので、滞在先でスーパーに立ち寄り、その日作る料理に合わせて調達することも可能。

「食事を自炊をして、節約旅にしたい」なんてときにもかなり役立ちます。

今回の記事を参考に、カット野菜を上手に活用してみてくださいね。